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決算の委員会に向けてのぼやき
★だいぶ胃炎が治まってきました。ああ、痛かった・・・。
★練馬区議会のホームページに一般質問の動画が載りました。
http://gikai02.kaigiroku.jp/dvl-nerima/2.html
9月25日の本会議1を再生し、48分40秒あたりにすると私が出てきます。
★私のホームページには、私の質問の原稿を載せました。http://homepage2.nifty.com/sakurako_happy/gikai.htm
答弁は載ってませんが。
★一般質問のことを書き始めると長くなるので、ちょっと今日は休止します。「学童クラブ」の報告は終わったので、あとは「保育園等の民間委託」と「自治基本条例」と「ゴミのポイ捨て」ですが。
来週から決算の委員会というのが始まりまして、決算に関連して質問をするというのがあります。どうやったら日本語らしい答弁をもらえるのか、と頭を悩ませています。基本的には、一般質問で聞いたことで、まるで返事になっていないところはもう一度聞こうと思っていますが。今度は一般質問とは違って一問一答ができるようですので。
その、質問作りのためにまた区の職員さんに現状の確認の連絡を取り始めました。質問をするためにはまずは区の現状の動きを把握しないといけないですからね。
少なくとも直近5年間は私も福祉の仕事をしてきたので、どんな制度改正がされていて、どんな問題点が指摘されているかは大枠では分かってるんですけどね。その上で職員さんの説明を聞いていると、おやまあ随分都合の良い解釈をして説明してくれるもんだとビックリあきれちゃう。
・・・うーん、どう説明したら皆さんにこの腹立たしさを説明できるのかが分からない(><)
・・・ダメだ、しばらく考えたけど良い例が浮かばない。。福祉の制度のことをそのままずらずら説明しても分かりにくいから、もっと日常的な例に置き換えようと考えたんだけど。。
とりあえず、区の職員さんに一言。私は、福祉の仕事をしていた時よりも何倍ものお給料をもらって議員の仕事をしています。私は、議員の仕事は行政の仕事のチェックをすることだと思っているのです。それをやるからこれだけのお給料をもらっているんだと理解しています。だから、すみませんけれども色々と言わなくてはならないと思うのです。
なぜ色々言わなくてはと思うかというと、実際に起こっている問題を隠して上っ面な答え方をしてくれるからです。今の私にはまだ福祉のことしか分からないですが、介護保険をはじめ、福祉のことではうまくいっていない部分がたくさんあるのに、一生懸命にうまくいっているように見せかけようとしているから、それは実態とは違うでしょ、と言いたいのですわ。
そうそう、例えば介護保険の改正。「介護予防に力を入れる」といって改正したけれど、どうも私にはしっくりいかない。年をとって体に不調が出てくるのもどうしても仕方ない人もいるのに、「予防」を強調したら「病気になるほうが悪いんだ」という風潮も生みかねないと思うのです。
「80歳にもなって、なんで筋トレをさせようなんて考え付いたんだろうか」と、とある大学の福祉学部の教授が言っていました。
介護保険事業所で働いていた私としては、本当は「介護保険のお金が足りなくなったから、介護を受ける人がこれ以上増えては困るんだ」という抑制の動きだとしか見えないのです。
自立支援法もしかり。なんのかんのともっともらしい言葉をつけているけれども、結局、所得保障もきちんとされていない障害者から1割のお金を取る法律なわけです。
それでも、国のお金、都のお金、区のお金、それぞれ収入と支出の関係というのがあるんだから、なんでもかんでも、高齢者や障害者に優しくしろ、というだけでは現実味がないのは確かなところだとは思います。
で、ここで大事なのは、本当の問題である「財源不足で、利用者は増えて、これ以上どうにもならないんだ」というところをきちんと言葉に出さず、「自立支援」だとか「介護予防」だとか、きれいな言葉で問題を見えなくしてしまっていることなんですね。
これは国の制度のことだけれど、区の職員さんの説明を聞いていても同じものを感じるのです。
例えば、「ちょっと使いづらい制度だと思うけれど、国の方針だからやらざるを得ない」とか、「本当はここにもっとお金をかけるべきだけど、財源が無い」とか、そんな返事だって構わないから、本当のことを説明してほしいなと思うんですけどね。
お金がないからできないんだ、などなど、本当の問題をみんなで共有できたら、利用者だって一緒になって打開策を考えることができるのに。
ごまかしごまかし、問題を見えづらくしてしまうやり方は、市民や利用者の「自分で解決しようとする力」さえ奪ってしまうものだと思うのです。
・・・あー、今日の文章は、分かりづらいなあ・・・。
さてさて、決算委員会では、どう質問するかな。「本当のことを言ってくれ!」と叫んでみたって仕方ないしねえ 「決算委員会」であって「喧嘩委員会」じゃないからねえ、怒ってみてもしょうがないんだけどねえ・・・。
また、質問を考えるのに頭を悩ませます。また胃炎になるかも・・・
4件のコメント
[C99] 一般質問
- 2007-10-02
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[C100] ターさん
ほんとにおっしゃるとおりで、まったく面白くもないし、見に来る気もしないようなものだと思います。
傍聴を増やすのは、傍聴のしくみそのものを整えるんじゃなくて、傍聴に行きたいと思うほど面白いものじゃないとダメなのにねえ・・・
本当は、ひとつ質問したらそれにその場で答えてもらう、という形じゃないと、耳で聞いていたら意味が分からないですよね。
パネル等の資料を使うことも、分かりやすくなる方法ですね。
今の議会の中では、25分一遍に質問をして、20分一遍に答えが返って来るという、ただの朗読会なんです。
資料を提示するのもダメ。
理由は、なんでしょうかね。慣例に従う、ということなんでしょうか・・・。とっても違和感がありますが、少しずつ変えていきたいと思っています。
- 2007-10-02
- 編集
[C101] ありがとうございます
正直、加藤木議員?桜子さん?の質問を見ているだけで
軟な脳味噌は沸騰しました。
桜子さんが質問でおっしゃっていた誰でも分かる言葉で語ってもらうには区民が動かないといけないのかも知れませんね。昨日NHKの夕張市の医療問題の番組でそう思いました。それを実行するのも大変ですね。
痩せられていいかも(セクハラ?)・・・・・・((((ヘ(;・_・)ノ タタタタタ
- 2007-10-02
- 編集
[C104] ターさん
脳みそ沸騰しちゃいましたか・・・。書いた私自身の頭が爆発していたんだから、いきなりそれを聞かされる側も頭がクラクラするかもしれませんよね(^^;
一番良いのは、一言質問したら、それにすぐに答弁をする、という形だと思うんですけどね。それが普通の会話ですもんね。
区民が動いてくれないと、ほんと難しいなと思っています。内部にいるから変えられる、という部分を探して、私は頑張ろうとは思っていますが。
今までどおりに滞りなく、馴れ合いでやっていくのが最善だと思っている議員が大半を占める現状を変えるためには、区民が投票に行くこと。投票したい人がいないから、っていうならば自分が立候補するんだ!というくらいで変えないと、税金がもったいないですわ。
- 2007-10-14
- 編集
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言葉だけではなく、プロジェクターでのpptとか動画を用いた質問形態だったら一般の人(HPだったり実際の傍聴だったり)にも分かりやすいんだろうな、って思いました。(質問時間が長くなっちゃいますかね)
質問は相手に既に投げられていることなんでしょうが、聴く人は初耳でしょうし(視力に問題がある人には・・・、って言われるとつらいですが)。今の世の中、もっと議会の運営方法とかなんか変わっていいんじゃないですか?明治そのまま?
練馬の公民館で議会やってもいいじゃないですか?
アッ、珍しいスカート姿も素敵でしたよ。