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今日の健康福祉委員会

言葉の力は怖いですね。


この数日、「腹が立つ」という言葉をたくさん書きましたが、そう書くとよけいに腹が立ってくるものなのかもしれませんね。


ただ単に私が胃の不調によって栄養不足とアルコール不足になってイライラしてるだけかもしれませんが(笑)  なんだかどんどん腹が立ってきて、今日の午前中はあらゆるものが腹立たしくなってきて、午後にはそんな感じ「フンフン」言いながら委員会に。


健康福祉委員会はいつも長いのですが、今日も長い。たくさん話すことがある。


光が丘に新設する子ども家庭支援センターを全面民間委託するという話。


親子の広場があり、虐待相談も受け、夜間預かりもして…なんて多様な役割を一法人に任せるのは負担が重すぎるのではないかと一見して思う。


今は親子のひろばを委託しているという例がありますが、全面委託はまったく性質が違いますね。


課長さんは、一部委託が成功したから発展して全面委託もできるんだと言うんだけど、そりゃあまた別の話だろうと思う。


これは保育園の民間委託の議論とはまた違うのです。私は、利用する当事者が納得する形で進めれば、民間委託が悪いとは思いません。


一般質問のためにも、いろんな福祉関係の仲間から話を聞きましたが、民間だから質が下がるわけでもないし、公立だから必ず質が高いとも言い切れない。質の良さは、官か民かどちらか、という二元論の話ではないはずなのです。


でも、それと子ども家庭支援センターはまた別だと思います。


ここは、育児不安の相談に来た家庭が、虐待を疑われる家庭なのか、そうじゃないのかを見分けなきゃいけない場所なわけです。


まあ、虐待に気づく力は保育園にも求められるところではあるけれど、子ども家庭支援センターの場合、虐待予防のネットワークの中心としてコーディネートしていく力が求められるからには他のどんな施設よりも慎重にならなきゃいけないはず。


職員さんの説明によると「児童相談所と連携するし、全相談を区で把握します」ということですが…


都の職員が関わっている児童相談所でさえ、虐待の家庭に介入できずに困っている事例があるのに、連携するとはいえ民間に渡すのはあまりに負担が大きいのでは…?


これは私もまだ勉強不足なので他の自治体について調べてみますが。 しかし、万一虐待事例を見逃したりしたら、責任は行政だと思いますが、そのリスクも分かった上での委託なのか、なんだか答弁はいつも通りな感じだから、結構心配です。ちゃんと動向を見守りたいと思います。


それにしても、 ことの重大さに比べて答弁がのんびりしていることにまたイライラする私(苦笑)


 


委員会の最後は、コムスンの話でした。区内のコムスンが廃止になるという話。


10月末に廃止になるコムスンにはまだ6人利用者がいるけど、移行をしてもらうから大丈夫、という。


 …本当に大丈夫なんだろうか。


コムスン問題が起きた直後にブログに書きましたが、コムスンみたいに24時間対応できてる事業者は少ない。私は昨年末まで難病の方のヘルパーをしてましたが、24時間ヘルパーを埋めるのが大変で、困るとコムスンに助けてもらってた。


 難病の方の実態調査もしましたが、練馬は24時間の介護が必要な在宅患者が多い。 で、コムスンがなくなって本当に大丈夫なのかしら。


職員さんの答弁は、 「区内には90余名の難病の方がいて、事業者は100あります。家族で事業所を立ち上げて対応している方もいます。だから大丈夫です。」


…分からん。さっぱり分からん。


100事業所があっても、家族で工夫をしていても、コムスンがなくなることでできる空白が埋まるほど24時間365日の対応ができるという証明にはならないじゃあないか。 理論的な説明になってないじゃないか!!


イライライライラ… この数日の、答弁に対する腹立ちが、ここで爆発。 このときは私と職員さんとがやりとりをしていたんだけれど、頭の中に「全然分からない」という言葉がどーんと出てきて言い返す言葉がとっさに思い浮かばなくなりました…


これも前に書いたけど、委員会のやり取りって笑点の大喜利のようなイメージ。言われた言葉にぱっと返さなきゃ話題が変わってしまう。疑義があればそこですぐに言わなきゃ承認したことになってしまう。


だから慌てて何か言い返したいんだけど私の頭には「答弁がさっぱり分からない」という言葉しか浮かばなくなっている…


とにかく、「まったく納得ができません」という一言だけは発しましたが。・・・嗚呼。


腹を立ててばかりいると、ろくなことにはならないと悟りました。穏やかに、冷静に、頑張ります。


 とにかく、区の人が「コムスンがなくなっても利用者さんに不利益はない」と言ったことだけは確かなので、本当に大丈夫なのかを今後チェックさせていただきます。


かとうぎ桜子を育てる会

2件のコメント

[C97] 鳥取こども学園

鳥取県は練馬区の約70倍ほどの面積がありますが、人口は練馬区よりも10万人ほど少ないんですね。ですから両者を比較することはできないと思いますが、それほど人口が少なく、高齢化が進んでいる鳥取県で民間による先進的な児童福祉を展開している一例があります。
鳥取こども学園が中心となり、行政が運営している子ども家庭支援センターを代替・補完するほど(それがいことか悪いことかは別として)の活動を行っているのが、「子どもの虐待防止ネットワーク鳥取」です。
ちなみに鳥取のネットワークの人たちは名古屋にあるCAPNAを参考にしたと言っていましたよ。よかったら参考にしてみてください。
http://www2.ocn.ne.jp/~capna/
ここが中心になって「日本子どもの虐待防止民間ネットワーク」なるものを作っているようです。
http://www2.ocn.ne.jp/~minkan/

[C98] shin1さん

情報ありがとうございます。
いやはや、やっぱり情報の多い友人が多くて助かりますわv-221
やっぱり民か官かではなくて、そこにいる「人」の問題ですよね。公立直営でやったってヘナチョコだったら仕方ないし。。

いただいた情報、勉強してみます。
虐待の場合、行政でないと難しいかな、という一番の心配は、個人情報を得にくかったり、訪問していった時に、行政の名前を言ったほうが入りやすかったりするのではないかというところだと思うんですが。

行政が最低限の機能を置いた上で、それを補完する民間の力があるのと、はじめから完全に民間委託するのではちょっと違うんじゃないの?と生活者ネットの橋本さんがおっしゃっていましたが、私もそこが気になります。
  • 2007-09-29
  • 投稿者 : かとうぎ桜子
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プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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