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10年の月日
私のホームページに最近、私が昔々に書いた文章が載りました。高校生の頃の文章です。(こちらから)
10年近くぶりに読み返してみると、なんとも気恥ずかしいですね(^^;
なんだか、だいぶ世の中に怒ってたんだなあ、としみじみ…。
16歳から18歳くらいまで、なんだか腹が立って仕方がなかった時期がありました。思えば反抗期だったんでしょうね。最初、なんだかモヤモヤしていて、その怒りが、新聞の投稿になったんですね…。思春期のイライラが、「政府が悪い」という方向に向けられるというのが、我ながら変わり者だなあという気がして、なんだか恥ずかしい気分になっておりますが。。
その「怒り」が少しずつ変化していった理由は、ひとつだけではないと思いますが、一つには母の闘病と死があったのかもしれません。
母は私が18の頃に体調を崩し、しばらく闘病生活を続け、私がもうすぐ20歳になるときに亡くなりました。その頃の私にとっては、他の何を失くしてもいいから母だけは失いたくないと思っていました。
だけどどんなに願っても叶わないことは世の中にはあるのですね。
そしてそれは誰のせいにもできない。誰のせいでもない。
怒りの矛先を誰かに向けるのは、ある意味楽なことです。だけど「どうしようもない現実」というものを、誰か他人のせいにするのではなく、自分自身どうやって向き合っていくかということ、考えていくことが必要なのではないかというのが、17,8の頃とは違う、26歳の私の考えです。