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今の感覚

今の私は事務所の整理やら、家の片づけやら、実家の荷物の整理やら、今までできなかったことをしています。連休が明けたらまた、朝の駅頭での挨拶をスタートしたいと思っています。議員としての初登庁は5月30日。それまでは少しずつ説明会やら、何やらがある感じです。福祉の関係の活動もぼちぼち再開したいと思っています。


 


元々そんなに感情の起伏のない性格のせいか、うわーっと叫んで小躍りすることもなく、なんとなくまだ実感がわかないような不思議な感じです…。


絶対当選するとはもちろん思っていませんでした。とにかく感情があんまり顔にも出ないので、間際まで平常心みたいに見られたりもしたのですが、そんなことはありませんでした。当然焦る気持ちもあり、「開票日に、ほかの人の結果は確定するのにいつまでも私だけ決まらない」という夢でうーんとうなされて目が覚めたこともありました。


それでは絶対落選するだろうと思っていたかというと、当然落選を予想して出る決意をするわけはないので、それはないし…。


それじゃあ自分自身どう思っていたのかと改めて考えてみると、よく分からない…ということを今日なんだかしみじみと考えていました。


 


結局のところ、結論がどうなったとしても「あるがまま」であることなのかなあと。


私は自分の人生自体、そううまく行っていると思っていません。自分の人生というものを考えると、私が19歳の時に亡くなった私の母にはもっと長生きをしてほしかったし、できれば早く結婚して子どもを産みたいとも思っている。でもどっちも今のところ叶っていない。人生の中で一番大事にしたいものはなかなか叶わないものなのかもしれないと、半ば諦めているところもあります。


 


「ありのまま」と「あるがまま」は違うんだよ、と、知り合いから言われたことがありました。「ありのまま」は「なんでもかんでも今のままだって良いや」という状態。


「あるがまま」はそうではなくて、「本当はこの状態は嫌なんだけど今ある状態。いつかは変えたいと思っている状態。それも理解しながら、でもそれも含めた今の自分。」それが「あるがまま」。辛いことも含めて、これから成長したい思いも含めて。


 


それを言った知り合いはとても頭の良い人だったので、私の解釈が正確なのかは若干不安ですが、今、その言葉を思い出しました。選挙の結果について、なんだかわーっとはしゃぐ気分にならないのは、その「あるがまま」の気持ちがあるのかもしれない、と。


 


とにかく、私は地域の方に接したいという気持ちがあった。「選挙に出るためにはこれだけのことをやりなさい」というアドバイスもいただいていた。とにかくそれをひたすらやること。やった上で待っていたから、不安もあったけれども静かな気持ちで結果を受けいれることができたのかもしれないと思います。


人としてとても尊敬できる人なのに落選した人も何人かいました。その中で私が受かったのは、もしかしたら私が女性だったからかもしれない。そこは計り知れない部分です。だから、逆にもし私が落ちたとしてもそれはそれできっと静かな気持ちで受け容れられた気がする。


どっちにしても「意外」ということはなく、ただ「あるがまま」だという気がします。


 


社会福祉士の学校に行っていたときに、北島英治先生という東海大学の教授がいました。私は小学生の頃から授業を受けるのが大嫌いで、専門学校のときもたいていぼんやりしていたのですが、北島先生の授業は大好きで、この先生に出会えたことだけでも学校に行って良かったと思うほどです。


その北島先生がおっしゃっていたことがありました。


「どんなに頑張ってもどんなにこちらから押しても、開かない扉はある。でも、思いがけない方向でおのずと開く扉もある」と。


人生でどの扉を開けるか、自分で決めることはできないのかもしれない。でも思いがけないところに道が開けるかもしれない。この扉を絶対に開けてやろうと力むのではなくて、今の瞬間にできる精一杯のことをやっていれば、もしかしたら思いがけない方向かもしれないけれどもどこかに必ず道は開くんだ、と思います。


だから、今回の結果そのものに特化して特別にハイテンションな気持ちになるということではなく、ここに今私は扉を開いて貰ったんだというのが、実感です。


写真は、①選挙事務所前にて、参議院議員の小川敏夫さんとボランティアスタッフの皆様と。②ホームページにも載っていますが、珍しく私が良く撮れているので気に入っている写真(笑)多分、遠くで子どもが手を振ってくれて振り返していたときだと思います。



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プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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