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新人への説明会に参加しました

新人議員への3日間の説明会が今日終了しました。新人議員は11名。(民主が4、自民1、公明3、共産1、国民新党1、生活者ネット1)


区役所の各部署の説明を、それぞれ1時間くらいずつ聞く、というものでした。


具体的に書くと―名前を並べて書くだけでも目がチラチラしそうですが…区議会の事務局、区長室、選管、監査、企画部、危機管理室、総務部、区民部、産業地域振興部、福祉部、健康部、児童青少年部、環境清掃部、都市整備部、土木部、収入役室、教育委員会。


小さなダンボール1箱分にもなりそうな膨大な資料。そしてその説明。


区の職員は緻密で頭が良いんだろうなと改めて思いました。


前々から思っていたんですが、頭が良くて緻密な役人と、それを前にして呆然としてぼーっとしている私のような議員によって日本という国は成り立っているのかもしれない、と…。


 


ただ、区民の皆さんから相談いただいたときに、どこの部署の人に話をつなげれば良いのかが少し見えた気がします。これから1箱分の資料をよく読んでもう少し勉強しますが…。


社会福祉士という資格は、相談援助をするための資格なんです。高齢者の方の生活の相談に乗ったり、病院から退院する方の今後の身の振り方の相談に乗ったり、生活保護の相談に乗ったり…役所や病院や施設や、色々なところで社会福祉士は働いています。


相談の内容の事細かな1つ1つの手続きについて詳しくなるというよりも、「どこの誰に話をつなげればより良い解決ができるのか」、社会資源を良く知っていることが必要なんだと先生から言われたことがありました。


そういう意味で今回の説明会は、(あまりの膨大さにちょっと気が遠くなりましたが)意義深いものだったと思います。


 


それから説明の後の質疑応答。たぶんこれは議会の一般質問も同じようなことなんだと思いますが、うーん、なんとも。


例えば


議員「このサービスはどうやって区民に周知してるんですか」


区職員「区報とホームページです」


議員「・・・そうですか」


というやり取りが何度も何度もありました(^^;


これは私が以前お配りしていたチラシにも書いていたことですが、区報を見そびれた人、高齢で細かい字が見えにくい人、パソコンを使えない人はどうするんだろうということがあると思います。そして区のサービスが本当に必要なのはそういう方たちのはずなんだと思うのですが…。


ただ、区の職員さんは緻密で公平で平等で決まりに従って仕事をされているわけで、そこに「それじゃあ本当の区民のニーズに沿ってないよ」と文句をつけても物事は先に進んでいかないんだと思います。例えてみればそれは、ソフトドリンクを頼んだのに飲んでみて「アルコールが入ってない」と文句を言うようなものかと。


だから、必要なのは、一人一人の区民やNPOが、区のシステムをうまく利用して生きたものに変えていくことだと思います。制度は使わなければ意味がないわけですから。


それを、困りごとを持つ当事者任せにしてしまうから大変なことになるわけで、間を取り持つ担い手を育てることですね。それは、区民の創意工夫の力によると思います。私もその一端を担えるように頑張っていきたいと思います。

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プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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