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今日の活動

★「議員って普段何をしているの?」とよく聞かれます。はて。一晩中かけて、活動内容を説明して良いならば言うことはたくさんあるけれど、一言で説明しようとすると、なんだろうなと考えました。


議員には行政のチェックをする役割があるわけですが、ただ、自分の思いつきで意見を言っても仕方がないので、普段から区民の声にアンテナを張っておくことが必要。


だから、区民からの広聴→調査→区民への広報、という繰り返しをするのが役目ではないかと思います。


さらには、誰を対象に広聴・広報するかという整理や、政務調査費の経理まで自分でやる。


ある程度システマティックにできるようになるまでは、毎日が「ひぃ」という日々です。


ちなみに今日の私の活動は、午前:消防団の合同点検に出席 午後:西東京市でやっていた、養育家庭の体験発表会に参加(詳細は後述します) 夜:基本構想の区民懇談会に参加(これも後述)


という感じでした。


★養育家庭の体験発表会


これは、養子縁組を目的としない里親制度のことです。


里親制度にはいろんなものがあって、学校で習った時もややこしくて全然理解できませんでしたが、ようやくちょっと理解できました。


「里親」といってなんとなくイメージする、養子縁組は、「家制度」「跡継ぎ」「老いたときに面倒を見てもらえるかも」みたいな部分がありますね。


養育家庭は、そういう部分を排除して、純粋に、「生んだ親に育ててもらえない状態の子どもの育成」を目的としているものです。養子になるかどうかは、子どもが成人してから自分で決められる。


そうやって子どもを預かっている人が、体験談を発表する会でした。


練馬では、なぜかは分かりませんがやってないみたいなので、隣の市に出かけました。


今回の会の目的は、新たな養育家庭の発掘、ということかなと思いました。


11月は児童虐待防止月間で、練馬でも子育て支援のイベントがあります。


イベントって、誰を対象にするかがとても難しいですね。実際に社会的な支援が必要な子どもに関わっている人の研修にするのか、興味を持っている人を活動に引き込むきっかけにするのか、それとももっと広く区民に対する入門講座にするのか。


養育家庭のことは、新たな発掘という以前に、広く市民に対して知ってもらうためのイベントも、もっとやって良いんじゃないのかなという風に思いました。


★夜に参加した、基本構想の会。


以前にも書いたと思いますが、今、練馬区は基本構想の見直し作業を始めています。http://www.city.nerima.tokyo.jp/kikaku/kihonkousou/index.html


今は、区民の皆さんが分科会ごとに話し合いを進めている。


夜の会議で、傍聴もできるんですよ。ぜひどうぞ。


私はまだ、環境まちづくりの分科会と、健康福祉の分科会しか傍聴していませんが、グループごとに議論をするのは、面白いです。


今日は、健康福祉でした。


その中で、「誰もが生活に関わるどんなことでも気軽に相談できる身近な拠点がほしい」ということを中心に話し合っているグループがありました。


ああ、やっぱりその話が出るもんだね・・・と思った。


福祉の話をしていると、この話題は絶対といって良いほど必ず出るのです。


私が参加した、新宿の集まりでも、飯田橋での集まりでも出たし、練馬区の地域福祉計画にも書いてある。だから選挙の時の私の政策にも書いてある(笑)


これほどに、どんな場所でも必ず同じように出る話題って無いのではないかと思うほどです。


さらに不思議なのは、こんなに誰もが必要だといっているのに、全然実現していない、ということ。


私が選挙に出る前に「かとうぎさんの政策はすでに言われていることじゃないか」というメールをもらったことがありました。そりゃあそうさ、みんなの意見をもとに作っているんだもの。すでに言われていたって実現していないから、実現しましょうといったわけですから。


なんで実現しないのかな、と考えると、市民レベルでは共通認識であるにもかかわらず、制度を作るレベルの人にその意見が到達していないからではないかと思ったんです。議論をする市民と、政策作成に携わる人の間が分断されているから、そういうことが起きるのかなあと。


だから、間をつないでいく役割も、議員の役割だと私は認識して、選挙に出たわけです。


 


しかし、地域の力を重視し始めると必ず出る「拠点作り」の話と、現実の動きはまったく逆方向ですね。地域の拠点の役割を果たす重要なものとして出張所がありますが、「地域の拠点としてどう生かしていくか」という議論はされていないように思います。


それは、「地域の力を活用する」と、素敵な言葉で言っているけれど、その実はお金を削ることに重点が置かれているから、サポート体制が整わないのではないかとも思います。


今日、皆さんの話を聞いていて、「しかし、どうしたら実現するんだろうねえ」と思った後に、「ああ、それが私の仕事だ・・・」と、自問自答状態になったのでした。


かとうぎ桜子を育てる会

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桜子のツイッター

プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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