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①父と子の愛着形成プログラム ②福祉のまちづくり条例の区民懇談会

①父と子の愛着形成プログラム 
2月7日(木)の夜、出かけた集まりです。

今、子ども達の生活リズム(睡眠時間、朝ごはんなど)の乱れが目立つため、文部科学省が音頭をとって「早寝・早起き・朝ごはん」国民運動というのをやっています。(ホームページはこちら

その一環として、「子どもの生活リズム向上のための調査研究」という事業があり、その委託を受ける形で埼玉にある3団体が中心となって「父と子の愛着形成プログラム」というのをやっています。


知人の紹介で、昨年の秋に一度、その集まりに出たのですが、今回はその実態調査の結果報告がありました。

「早寝・早起き・朝ごはん」を実現するとなると、お母さんの負担がかなり重くなるのではないか、というのが、今回の調査の始まるきっかけだったようです。

お母さんが子どもを早く寝かして、自分の睡眠時間はお父さんに合わせ、早く寝た子どもと同じように早起きをするとしたら、かなりの負担ですよね。それならば、お父さんが子育てをできるようにするにはどうしたら良いかを考えなくてはいけないだろう、ということです。

お父さんと子どもが一緒に参加するプログラムを実施したり、お父さんに対して子育てに関するアンケート調査をした、とのこと。


意識も実際の参加も高い人たち、意識は高いけれど実際の参加はできずに罪悪感を持ちがちな人たち、意識も実際の参加も低い人たち、という類型ができた。
それぞれに合わせた支援が必要だね、という話です。

お父さん達が、子育てをしたいと思いながらも、どうやって関わったら良いのか分からない状況を、気軽に楽しんでできるように変えていくこと。
お父さんが子育てに「参加」するのではなく、主体的に子育てを「する」ようになることを目指している。

考えてみれば、子育て中の人が集まれる場所作り、というときに、無意識にお母さんに対する支援と捉えてしまう部分があるかもしれませんよね。

学生時代に社会福祉協議会の実習に行ったときに子育て広場みたいなところにも行きまして、「最近は、休みの日にはお父さんも来ていますよ」という話もありましたが、次世代育成支援を考えるときにはお父さんのことももっともっと考えていかないといけないですね。


②福祉のまちづくり条例の区民懇談会
今日は午前中、福祉のまちづくり条例の区民懇談会に行きました。
ここのところ何度か、ブログにも書いていますが。
今日は今年度最後の集まりだったとのこと。

前にも書いたように区の職員さんも色々な課の人が関わっているし、区民で参加している人も障害を持つ当事者など、色々な立場から参加している。
色々な立場が参加している面白さ、というのを以前にはブログで書きましたが、同時に色々な立場・考えの人がいるからこその難しさもあるんだろうなと思いました。

「協働」といって、色々な立場の方が入ってくるというのは、みんながにこやかに議論するだけではなくて、それぞれの利害や欲求が対立する場面も出てくるのですよね。

対立が起こったときに、区の職員さんが「全部責任を持たなくては」と頑張ってしまうと、行政側としてもかなり辛いものがあるだろうし、本当の意味で対等に協力関係はできなくなってきてしまうのではないでしょうか。
困ったときには行政職員が責任を持つだけではなくて、他の区民の人に助言を求めるとか、ということも必要だと思いました。協働に際しては、行政の人が肩の力を抜くことも大切ですね。

行政はどうしても「お上」であるという認識が、どこか無意識の中にあるから(それは行政側だけではなく区民の側にも)、区民の中には「行政が全部責任を取れ」という人もいるだろうし、行政もそれに応えようとしてしまうのでしょう。
でも、そうではなくて、民間・行政・市民団体等、立場は違ってもお互いに対等に協力関係を作らなくてはいけないよね、ということで出てきた言葉が「協働」でしょう。
それが中身の伴ったものになるにはまだまだ時間がかかるのかもしれませんが、まずは少しずつでも行政側の「自分達が責任を持たなくては」の意識を緩めていかないと、しんどいでしょう。


そして、区民とのコミュニケーションについては、保健相談所とかも連携しながら、区民の中には色々な人生経験や背景を持っている人がいるということも勉強しながら、職員さん自身が元気に仕事を続けられるような護身術(?)を身につけることも必要ですね。

①に書いた、父と子の愛着形成プログラムの中で、「子育ては愛情が3割で、あとの7割は技術だと言われて、肩の力が抜けた。自分が子育てをうまくできないのは、愛情がないからではなくて技術がまだ不足してただけなんだと思えたから。」とおっしゃっていた方がいましたが、それは、どんな人と人の関係にも言えることではないでしょうか。



このブログだけ読んだら、なんだかわけが分からないような気もしますが(^^;)、区民とのかかわりの中でいろんな対立が起こっても、力まず凹まず職員だけで頑張ろうとせず、区民に対して心のバリケードを張らないようにしつつも、自分自身の身の安全も確保しながら(精神的、肉体的に傷んでしまわないようにしながら)楽しく元気に仕事してくださいませ、と今日の会議を傍聴して思いました。


※かとうぎ桜子を育てる会のホームページは
こちら

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プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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