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保育園の陳情・・・色々悩みました。。。
ちょっと久しぶりにブログ更新です。
前々回の健康福祉委員会あたりから、「そろそろ保育園の民間委託の陳情に対する結論を出そう」という話が出ていまして、その「結論を出す日」が今日だったのです。
私の頭の中は、この1週間ほど、会派としてどういう結論を出せるかということでいっぱいになっていて、ブログを更新できませんでした。
保育園民間委託の陳情は6件出ていました。委託をすることが決定している園の保護者の方等が、それぞれの考えでの陳情を出していたのですが。
例えば、光が丘第四保育園ならばすでに事業者選定作業が始まっていたり、豊玉第二保育園は施設の建て替えも時期が重なっているので、今は仮設園舎で過ごしていたりと、事情がそれぞれ異なるのですが、共通点があるとすれば、「委託の進め方があまりに強引だから、既委託園の検証をきちんと行って、納得できる話し合いをしてから、委託計画を決めてほしい」という思いなんだと思います。
私が今までブログで書いたり委員会で発言していた内容を考えれば、結論を出すにあたっては、当然保護者の思いをくんで、陳情も採択でしょう。
ところが難しいのは、陳情の結論は会派の意見として出すということ。
私の会派は10人。いろんな考え方の人がいます。経験年数も議員に至るまでの背景も様々。
でも、会派なんだから統一すべきだとお思いになるでしょうか。
でも国レベルの民主党を見れば分かるように、幅が広いのが民主党ですよね(^^;
そういえば、私が小さい頃、「ファジー」という言葉がよく使われていたなあとふと思い出しました。例えばエアコン。「冷房」「暖房」とはっきりするんじゃなくて、「今、なんとなく暑い」という、「なんとなく」に合わせられるという、曖昧で便利な機能。
ところが、曖昧すぎて結局どっちつかずになって、役に立たないからそのうち使われなくなったんですよね、たしか。
・・・なーんて、自分の所属の悪口を書いていたら、そのうち除名処分でしょうかね
というわけで(?)、とにかくまずは、私の会派として、極力、保護者の思いを否定しないで済むようにしなければならない、と思いました。
これが本当に、筆舌に尽くしがたく苦しい作業でした・・・。
あぁ・・・。
ほんとにほんとに、辛かった・・・
今日の委員会で、一つずつ陳情に対する考えを言っていったのですが、保護者の立場から見れば、私の会派の意見の多くは、「結論が出せないので継続審議にしてください」ということで、物足りなかったかもしれませんね。もしそうだとしたら、本当に申し訳ない思いですが。
なにせ、保育園民間委託に関する説明会等に参加しているのは、私の会派では私だけだったので、もし、会派として「陳情不採択」が多くなってしまったら、間違いなく私の伝達力不足ですからねえ。
私は、理知的に物を言うこと、特に口頭で相手の心を揺さぶることが下手なので、とても不安でした。オバマさんみたいにしゃべれたら良いのに(^^;
私はいつも、ただ、「何かを感じる」という部分で動いているもので。
相手が区民であれ、行政の職員さんであれ、全然練馬区と関係ない人であれ、他の会派の議員さんであれ、どんな立場の人であっても、同じ空間に一緒にいるとなんだか「快」を感じるときがあるのです。
保育園のことで頑張っている保護者の方は、個人的にお話をする機会がそんなにあるわけでもないし、いつも深刻に陳情の話をするだけか、私は後ろで傍聴しているだけ、という関係なわけで。楽しい話をしてワハワハ笑う機会があったわけでもないのに、でも、同じ空間、同じ時間を共有することが私にとってはなんだか心地よく、説明会なんかは毎度長時間になるけれども、それでもその空間にいることが、私にとっては大事な時間でした。
そういう感覚って、何だったんでしょうね。
自分の子どもだけがよければ良い、自分の保育園だけがよければ良い、というのではなくて、保育園問題を通して自治のあり方を前向きに考えていらっしゃることを感じたからなんでしょうか。
自分自身、うまく説明できないところもありますが。
それを、その時間・空間を共有していない会派の仲間にどう伝えたら良いのかが難しかったのです。
9月の定例会で一般質問をしたときに、質問に先立って私は、「社会福祉士という資格を持った専門職としてゆるがぬ信念を持ち、人権の尊重と社会正義の実現を行動の基準に置いて議会活動に取り組んでまいりたいと考えております。」と言ったのです。
これは、カッコつけるために言ったわけではなく(笑)、自分自身にプレッシャーをかけるために言ったんですが。
私の説明不足で会派のみんなを説得できずに、6件の陳情にたくさん×をつけてしまったら、人権の尊重と社会正義の実現なんてあったもんじゃない。そんなことを招いてしまったら私は社会福祉士の資格の返上をしなくてはいけない。
私から社会福祉士の資格をとったら何が残るだろうか。
バレンタインに同僚に義理チョコを贈ることも思いつかないし、座右の銘(!?)は「お酒は手酌が最高」。つまりは、社会福祉士の資格を剥奪された私に残るものは、「気が利かない偏屈で生意気な酒好きの若造」でしかないわけです(苦笑)
そうなったら、そんな状態で議員でい続けていいのかさえ怪しいじゃないですか。
・・・と、自分で自分を追い込んで頭をかきむしっていたこの1週間でした。
今日の委員会に備えて、会派の意見をまとめる会議を昨日、予定していました。
今までの経緯を切々と訴えていたものの、それでももし×にされたらどうしようかとずーっとドキドキしていました。
一昨日の晩は、福祉関係の会合に出て、飲み会に出て、少し遅い時間に家に帰ってきたのですが、「さあいよいよ明日、会派の結論を出すんだ」と思ったらすごく心配になってきまして。
もし、保護者の思いを伝えきれずに不本意な結論になってしまったらどうしようかと一人あたふた。
ああああああ!!!と思って、夜中なのに福祉関係の友人達にメールを打ちまくりまして(^^;
「会派の皆に反対されたら私はどうしたらいいんだろう」と。
そしたら友人のうちの2人が、すぐに電話をくれて、愚痴を聞いてくれまして。
「せめて趣旨採択(陳情で言うことをすぐに実現はできないけれども、その思いは分かるよ、ということ)にできるように頑張れ」と励まされまして。
それですこし気が休まりましたが、休まってふと時計を見たら夜中の2時。
2時に電話に向かって「民間委託」とか「趣旨採択」とか言っている自分の姿を思うと、なんだか・・・
不採択にしなければならなかった陳情もいくつかあって、必ずしも陳情提出者の思いに添えなくてすみませんでした。でも、こんな具合に、心だけはいっぱい使ったのですよ・・・私の心なんかでは、保育の保障にはなりませんが。しくしく。
とにかく、×ではなくて継続にできただけでもようやっと、だったので、昨日の会派の話し合いが終わった時点で放心状態。「ああ・・・帰ろう・・・」と思って、区役所の隣のスーパーに夕飯の買い物に行ったものの、まだ放心状態で、しばらく缶ビールを持ったままボーっと佇んでいました。。
かなりファジーな部分もありつつも、一応の結論をまとめて今日の午後の委員会に臨みました。
それぞれの会派の思いが違い、なかなかスパッと結論は出ない。大勢でじゃんけんをすれば「あいこ」になる率が高くなるのと同じように、継続審議となるものが多かったですね。でもそれぞれが意思を示したのは、きっと意味があるんでしょうね。
手に汗を握りながら、それぞれの会派の意見を聞いていましたが、光が丘第四保育園の話になったときに、またムカムカ。
17日に、保護者と意見交換会を開いたこと。そこでのやり取りの経緯の説明が担当課長からあった。
その説明の中で、「選定は区の責任なのにもかかわらず、保護者が事業者に対して、事前の働きかけをしていた」と思わせるような担当課長の発言。
行政が業務をしていく上で、行政こそが責任を持ってやらなくてはいけない、というラインはあるのでしょう。
サービスを受ける当事者の思いが反映できる部分と、そうではなくて行政が仕事としてやらなくてはいけない部分というのは当然あるでしょう。それは明確にしなくてはいけない。
でも、保護者にとっては、そんなラインよりも何よりも「少しでもいい事業者に来てほしい」と願い、できる限りの手を尽くしたいと考えるのも当然のこと。
だからこそ、それがもし、行政の契約のやり方に反するのであれば、前もって保護者に「気持ちは分かるけれども行政というのはそういうやり方はできないんですよ」と教えてあげるべきでしょう。
12月の時にも、説明会では傍聴者の発言をすんなり認めておきながら、議会の中では「傍聴者が発言をしたせいで保護者との合意に至らなかった」という答弁がありました。そういうことを言うならば、「傍聴の発言を認めると、議会でそれを言わなくてはいけないかもしれないというほど、重いものになりますよ」と保護者に伝えるべきだったでしょう。
それをせずに、いきなり議会で「保護者が要求したから」というのは、非常に、フェアでないやり方ですね。
保護者とのやり取りを直接傍聴していない議員に対して、「保護者が無理難題を押し付けている」という印象を与えるものです。
議会の中では保護者は発言できないんだから。そういう中で行政の担当者が一方的にそんな説明をしたら、保護者の心には余計に行政への不信感が募るのではないでしょうか。
行政担当者として陳情を採択させないためには、保護者を悪者にしたら楽なんでしょうかね。
そうすることで、その後、もっと「協働」とかけ離れた状態になるのは、どうでも良いんでしょうかね。
陳情が採択さえされずに、粛々と計画の実行さえできれば良くて、保護者がどう思うのかは関係ないのかな。
ま、行政職員は数年それで辛抱すれば異動になるから、後のことはどうでもいいのかな。
でも、区民の意見、区民の思いは放っておいて、粛々と事業を進めるという行政のあり方は、議会のあり方と表裏一体であるということも感じています。
私はまだ議員になって1年弱。今後、どういう形で活動していくべきかは難しいけれど、でも、どんなときも自分の思いには嘘をつけない、というところだけは考えながら、議会活動を続けていきたいと思います。
※かとうぎ桜子を育てる会のホームページはこちら
前々回の健康福祉委員会あたりから、「そろそろ保育園の民間委託の陳情に対する結論を出そう」という話が出ていまして、その「結論を出す日」が今日だったのです。
私の頭の中は、この1週間ほど、会派としてどういう結論を出せるかということでいっぱいになっていて、ブログを更新できませんでした。
保育園民間委託の陳情は6件出ていました。委託をすることが決定している園の保護者の方等が、それぞれの考えでの陳情を出していたのですが。
例えば、光が丘第四保育園ならばすでに事業者選定作業が始まっていたり、豊玉第二保育園は施設の建て替えも時期が重なっているので、今は仮設園舎で過ごしていたりと、事情がそれぞれ異なるのですが、共通点があるとすれば、「委託の進め方があまりに強引だから、既委託園の検証をきちんと行って、納得できる話し合いをしてから、委託計画を決めてほしい」という思いなんだと思います。
私が今までブログで書いたり委員会で発言していた内容を考えれば、結論を出すにあたっては、当然保護者の思いをくんで、陳情も採択でしょう。
ところが難しいのは、陳情の結論は会派の意見として出すということ。
私の会派は10人。いろんな考え方の人がいます。経験年数も議員に至るまでの背景も様々。
でも、会派なんだから統一すべきだとお思いになるでしょうか。
でも国レベルの民主党を見れば分かるように、幅が広いのが民主党ですよね(^^;
そういえば、私が小さい頃、「ファジー」という言葉がよく使われていたなあとふと思い出しました。例えばエアコン。「冷房」「暖房」とはっきりするんじゃなくて、「今、なんとなく暑い」という、「なんとなく」に合わせられるという、曖昧で便利な機能。
ところが、曖昧すぎて結局どっちつかずになって、役に立たないからそのうち使われなくなったんですよね、たしか。
・・・なーんて、自分の所属の悪口を書いていたら、そのうち除名処分でしょうかね

というわけで(?)、とにかくまずは、私の会派として、極力、保護者の思いを否定しないで済むようにしなければならない、と思いました。
これが本当に、筆舌に尽くしがたく苦しい作業でした・・・。
あぁ・・・。
ほんとにほんとに、辛かった・・・

今日の委員会で、一つずつ陳情に対する考えを言っていったのですが、保護者の立場から見れば、私の会派の意見の多くは、「結論が出せないので継続審議にしてください」ということで、物足りなかったかもしれませんね。もしそうだとしたら、本当に申し訳ない思いですが。
なにせ、保育園民間委託に関する説明会等に参加しているのは、私の会派では私だけだったので、もし、会派として「陳情不採択」が多くなってしまったら、間違いなく私の伝達力不足ですからねえ。
私は、理知的に物を言うこと、特に口頭で相手の心を揺さぶることが下手なので、とても不安でした。オバマさんみたいにしゃべれたら良いのに(^^;
私はいつも、ただ、「何かを感じる」という部分で動いているもので。
相手が区民であれ、行政の職員さんであれ、全然練馬区と関係ない人であれ、他の会派の議員さんであれ、どんな立場の人であっても、同じ空間に一緒にいるとなんだか「快」を感じるときがあるのです。
保育園のことで頑張っている保護者の方は、個人的にお話をする機会がそんなにあるわけでもないし、いつも深刻に陳情の話をするだけか、私は後ろで傍聴しているだけ、という関係なわけで。楽しい話をしてワハワハ笑う機会があったわけでもないのに、でも、同じ空間、同じ時間を共有することが私にとってはなんだか心地よく、説明会なんかは毎度長時間になるけれども、それでもその空間にいることが、私にとっては大事な時間でした。
そういう感覚って、何だったんでしょうね。
自分の子どもだけがよければ良い、自分の保育園だけがよければ良い、というのではなくて、保育園問題を通して自治のあり方を前向きに考えていらっしゃることを感じたからなんでしょうか。
自分自身、うまく説明できないところもありますが。
それを、その時間・空間を共有していない会派の仲間にどう伝えたら良いのかが難しかったのです。
9月の定例会で一般質問をしたときに、質問に先立って私は、「社会福祉士という資格を持った専門職としてゆるがぬ信念を持ち、人権の尊重と社会正義の実現を行動の基準に置いて議会活動に取り組んでまいりたいと考えております。」と言ったのです。
これは、カッコつけるために言ったわけではなく(笑)、自分自身にプレッシャーをかけるために言ったんですが。
私の説明不足で会派のみんなを説得できずに、6件の陳情にたくさん×をつけてしまったら、人権の尊重と社会正義の実現なんてあったもんじゃない。そんなことを招いてしまったら私は社会福祉士の資格の返上をしなくてはいけない。
私から社会福祉士の資格をとったら何が残るだろうか。
バレンタインに同僚に義理チョコを贈ることも思いつかないし、座右の銘(!?)は「お酒は手酌が最高」。つまりは、社会福祉士の資格を剥奪された私に残るものは、「気が利かない偏屈で生意気な酒好きの若造」でしかないわけです(苦笑)
そうなったら、そんな状態で議員でい続けていいのかさえ怪しいじゃないですか。
・・・と、自分で自分を追い込んで頭をかきむしっていたこの1週間でした。
今日の委員会に備えて、会派の意見をまとめる会議を昨日、予定していました。
今までの経緯を切々と訴えていたものの、それでももし×にされたらどうしようかとずーっとドキドキしていました。
一昨日の晩は、福祉関係の会合に出て、飲み会に出て、少し遅い時間に家に帰ってきたのですが、「さあいよいよ明日、会派の結論を出すんだ」と思ったらすごく心配になってきまして。
もし、保護者の思いを伝えきれずに不本意な結論になってしまったらどうしようかと一人あたふた。
ああああああ!!!と思って、夜中なのに福祉関係の友人達にメールを打ちまくりまして(^^;
「会派の皆に反対されたら私はどうしたらいいんだろう」と。
そしたら友人のうちの2人が、すぐに電話をくれて、愚痴を聞いてくれまして。
「せめて趣旨採択(陳情で言うことをすぐに実現はできないけれども、その思いは分かるよ、ということ)にできるように頑張れ」と励まされまして。
それですこし気が休まりましたが、休まってふと時計を見たら夜中の2時。
2時に電話に向かって「民間委託」とか「趣旨採択」とか言っている自分の姿を思うと、なんだか・・・

不採択にしなければならなかった陳情もいくつかあって、必ずしも陳情提出者の思いに添えなくてすみませんでした。でも、こんな具合に、心だけはいっぱい使ったのですよ・・・私の心なんかでは、保育の保障にはなりませんが。しくしく。
とにかく、×ではなくて継続にできただけでもようやっと、だったので、昨日の会派の話し合いが終わった時点で放心状態。「ああ・・・帰ろう・・・」と思って、区役所の隣のスーパーに夕飯の買い物に行ったものの、まだ放心状態で、しばらく缶ビールを持ったままボーっと佇んでいました。。
かなりファジーな部分もありつつも、一応の結論をまとめて今日の午後の委員会に臨みました。
それぞれの会派の思いが違い、なかなかスパッと結論は出ない。大勢でじゃんけんをすれば「あいこ」になる率が高くなるのと同じように、継続審議となるものが多かったですね。でもそれぞれが意思を示したのは、きっと意味があるんでしょうね。
手に汗を握りながら、それぞれの会派の意見を聞いていましたが、光が丘第四保育園の話になったときに、またムカムカ。
17日に、保護者と意見交換会を開いたこと。そこでのやり取りの経緯の説明が担当課長からあった。
その説明の中で、「選定は区の責任なのにもかかわらず、保護者が事業者に対して、事前の働きかけをしていた」と思わせるような担当課長の発言。
行政が業務をしていく上で、行政こそが責任を持ってやらなくてはいけない、というラインはあるのでしょう。
サービスを受ける当事者の思いが反映できる部分と、そうではなくて行政が仕事としてやらなくてはいけない部分というのは当然あるでしょう。それは明確にしなくてはいけない。
でも、保護者にとっては、そんなラインよりも何よりも「少しでもいい事業者に来てほしい」と願い、できる限りの手を尽くしたいと考えるのも当然のこと。
だからこそ、それがもし、行政の契約のやり方に反するのであれば、前もって保護者に「気持ちは分かるけれども行政というのはそういうやり方はできないんですよ」と教えてあげるべきでしょう。
12月の時にも、説明会では傍聴者の発言をすんなり認めておきながら、議会の中では「傍聴者が発言をしたせいで保護者との合意に至らなかった」という答弁がありました。そういうことを言うならば、「傍聴の発言を認めると、議会でそれを言わなくてはいけないかもしれないというほど、重いものになりますよ」と保護者に伝えるべきだったでしょう。
それをせずに、いきなり議会で「保護者が要求したから」というのは、非常に、フェアでないやり方ですね。
保護者とのやり取りを直接傍聴していない議員に対して、「保護者が無理難題を押し付けている」という印象を与えるものです。
議会の中では保護者は発言できないんだから。そういう中で行政の担当者が一方的にそんな説明をしたら、保護者の心には余計に行政への不信感が募るのではないでしょうか。
行政担当者として陳情を採択させないためには、保護者を悪者にしたら楽なんでしょうかね。
そうすることで、その後、もっと「協働」とかけ離れた状態になるのは、どうでも良いんでしょうかね。
陳情が採択さえされずに、粛々と計画の実行さえできれば良くて、保護者がどう思うのかは関係ないのかな。
ま、行政職員は数年それで辛抱すれば異動になるから、後のことはどうでもいいのかな。
でも、区民の意見、区民の思いは放っておいて、粛々と事業を進めるという行政のあり方は、議会のあり方と表裏一体であるということも感じています。
私はまだ議員になって1年弱。今後、どういう形で活動していくべきかは難しいけれど、でも、どんなときも自分の思いには嘘をつけない、というところだけは考えながら、議会活動を続けていきたいと思います。
※かとうぎ桜子を育てる会のホームページはこちら
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