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民間委託のことなど

★4月から大学院に行き始めたのですが。大学院に行くと、修士論文ってのを書くんですね(^^;
で、その論文の計画について、6月7日のゼミの授業で発表しなくてはいけなかったんです。

参考文献を20個以上書いて、目次を作ってきてください、って。

・・・大学院に行くのは自分の選択なんだから、仕方ないんですが、でも、ひぃ、でした

だから、つまりは、6月1日のあしがらさん上映会に向けての資料作りと、6月5日の一般質問と、6月7日の修士論文のことが、いっぺんに来てたんですね。。

さすがにどれか破綻するんではないかと、かなり綱渡りでした・・・。
反省点は色々あるものの、なんとか全部乗り切りましたが。うぅ・・・。


論文は、保育園の民間委託のことを中心に書くつもりなので、議会の活動にリンクはしてるんですけどね。
まあなんとか目次を立てて発表したら、先生から、「それで、加藤木さんが気になっているのは、保育園のことなの?それとも、民間委託そのものなの?」と問われ。
うーん、どうも、一般質問の準備の時に行政の人からも似たようなことを聞かれたような気が・・・(^^;


今回の一般質問の答弁を聞いていてしみじみ、考えなくてはいけないのは民間委託というしくみのあり方そのもののほうだなと思っています。

例えば、一般質問では、以下のような質問をしました。(少し要約してあります)

保育園の委託による財政効果については、既に委託された3園の財政効果の実績から、約4000万円程度、1園の運営にかかる経費の2割程度の効果を見込んでいるという説明を、今までされていました。

平成19年度に発表になった16園の多くは120人規模の保育園ですが、中には、定員が100人以下のものもあります。運営にかかる経費の2割程度となると、定員にばらつきがあれば、財政効果も必ずしも一律に4000万円にはならないと考えられます。

しかし一方で、説明会等の中では、「1園4000万円、16園委託すれば28億8000万円の財政効果があり、新しく保育園を作る経費などにあてられる」との説明をしています。

仮に予定している20園すべてを委託した場合、それにかかるプロポーザルなどのエネルギーも相当なものになるはずですが、委託計画を立て、それを執行し、その後は委託園をフォローしていくという体制にかかる経費も含め、一目で比較できるものとして区民や議会に示すべきではないでしょうか。もう一度このあたりを整理して示すべきではありませんか。保育園の委託ということが、財政効果から新しいサービスを生み出すことを最大の目標とするならば、その数値目標は正確に示すべきと考えますが、ご見解を伺います。


これに対する答弁が以下。(答弁は語尾が長々しいので、それだけはちょっと簡略化して書きます。)

平成19年5月9日付の「区立保育園の運営業務委託検証結果報告書」において、運営費の縮減額として一園あたり年間4千万円から5千万円とお示ししているところですが、委託準備経費および支援にあたる区職員の人件費についても、平成17年度経費として約1億2900万円を要したことも、別途示させていただいております。
財政効果については、10年という実施期間に限定されるものではなく、30年、40年と長期間継続し、累積していくものです。また、将来における支援体制も変わることも考えられ、人件費につきましても、社会経済情勢により変化することも考えられます。従いまして、長期間にわたる財政効果の総額を算出し、それによって拡大されるサービス量を数値として示すことは、困難なものと考えております。


つまりは、委託について結局良いんだか悪いんだか、委託によってサービス拡充ができるかどうかさえも、示せません、って、言ってるように、見えるんですけど・・・?


これは、健康福祉事業本部長が答えてくれた答弁なので、きっと保育の担当の人が頭を悩ませて作ってくださったんでしょう。
でも、この答弁を聞いたとき、これはもう、保育の担当の人がどうかという問題ではなくて、区長が自分の言葉で語らなくては許されない問題なのではないかなと思ったのです。

保育の部分の担当者として考えなくてはいけないのは例えば、「私は事務屋だから保育の質が何なのか分かりません」なんて(←この件に関するブログはこちら ^^;)、余計に保護者の怒りを買うような言葉を言わないように努力をするとか、そういうことであって、公共性の中での行政の役割というのは、保育の担当者だけが頭を悩ませることではなく、もっともっと全体の議論なんだと思うのです。

そんなわけで、私の論文のテーマも、私の議会の活動も、「保育園の委託」ということだけではなくて、委託そのもののあり方、「公共」のあり方、という方向に行く予定です。


★6月7日、8日は日本社会福祉士会の大会があって、行くつもりだったのですが、こんな論文準備にも追われ、さすがに日曜日は、「体力の限界・・・」と、千代の富士の引退会見のような言葉をつぶやきながらバタッと倒れました(^^;
うーん、起き上がれない・・・と思いながら日曜日の一日を過ごしました。。
ぼーっと「篤姫」を見て。んー、宮あおいは可愛いなあ・・・とつぶやきつつ。

その中でともさかりえが、「国の行方に目を向けるのは大切だけど、地方があって、そこに住む人がいて、それではじめて国が成り立つんだから、もっと地域の人に目を向けなくてはいけないでしょう」みたいなことを夫に言う場面があって、うんうん、なるほど、そうだそうだ、ともさかりえの言うとおりだと頷きながら、倒れたまま篤姫を鑑賞いたしました。。


いやはや、なんとも、腸が痛いのです。ウイークデーは議会があるから、まさに這いながら区役所に行っています(^^;
少しずつ、日が経って疲れがとれたら落ち着くとは思うのですが、腸に効く薬をご存知の方は教えてください(><)
一般質問と予算決算のときは胃腸がおかしくなるから、まあ仕方ないと思っているんですけどね・・・。

※かとうぎ桜子を育てる会のホームページはこちら
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桜子のツイッター

プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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