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プールの業者の倒産

明日は区政報告会です。ぜひお越しくださいませ。

なんとか無事に配布資料が出来上がりました。若干、まだ印刷が終わってないのもありますが(^^;

私の下手くそなレイアウトを、ボランティアさんが直してくださいましてねぇ・・・ボランティアさんもお仕事の合間を縫って、本当に、ありがとう・・・(涙)

明日の報告会のメインテーマの1つでもありますが、私が9月の定例会で最も腹が立ったことを報告します。


9月28日の文教委員会で、大泉学園町体育館のプールと三原台温水プールの管理業務を受けていた会社が倒産することになったという報告がありました。

なんでも練馬区は、9月10日くらいに、業者が危ないのではないかという噂を聞いて、会社に連絡を取っていたとか。で、なかなか社長に連絡を取れず、ようやく9月24日に会ってみたら、「倒産することになったので、10月1日からは仕事を請けられません」と言われたとか。

この東宝クリーンサービスという業者は、他の自治体や国からも業務の委託を受けていたようですが、他ではずいぶん前から現場の従業員の賃金を払っていなかったとかで、契約解除・指名停止になっていたようです。

だけど練馬の場合には賃金未払いは起きていなかったからどうしようもなかったんだ、というのが、区の説明でした。

そして、10月1日からはとりあえず、区内のほかのプールを受けている業者に打診をして見積もりを出して貰って、お願いをする。でも民間委託は入札を基本にしているので11月1日に向けて改めて入札しなおすと言うのでした。


それで、10月3日に私が所属する議会の会派の3人で、三原台温水プールに視察に行って現場のスタッフからお話を聞いたのです。

そうしたら、会社が9月25日に倒産したので本来この日に支払われるべき8月分の給料は10月3日現在で支払われていないし、10月25日に支払われるべき給料だってどうなるか分からないという状態だというのです。

さらに、三原台で働いていても登録上は本社扱いになっている職員はもっと何ヶ月も前から未払い状態にあったと。

現場で働いている人にとってみれば、いきなり9月末に雇い主が倒産をし、10月1日から雇い主が変わり、入札の結果によってはまた11月1日から変わるかもしれない。それに伴ってお給料など雇用形態も変わるかもしれないし、8,9月分のお給料がどうなるかさえ分からないと言う状態にありながら、プールという現場を支えなくてはならないわけです。

まさに見事な官製ワーキングプアでしょう。

ここで、区としての責任はいくつかあります。
ひとつには、東宝クリーンサービスの受託の金額が、他の業者の入札価格よりもとっても安いこと。
大泉学園町のプールは、2位以降の業者の入札価格よりも1300万円以上安いのです。
なぜ、それで受けることができるのか。本当に、働いている人にしっかりお給料が支払われていたのか。あまりにも安く受けすぎて、会社が回らなくなったのではないか。
そのくらいは、委託する側として確認するべきなのではないでしょうか。

そして、おとなりの板橋では、8月初旬に問題が発覚して契約解除、9月初旬に指名停止をしています。そういったほかの自治体の動向を確認していれば、もっと早くに手を打てたのではないかとも思います。

少なくとも板橋区は今回の事態の対応として、毎月の現場スタッフへの給料の支払い状況を確認するなど、今後の契約のあり方を見直すという区長の答弁が、9月に出ています。

板橋区でできるなら、練馬だってできるはずです。



この問題に見られるように、練馬の区政は、今までの国政と同じように、民間に任せることが良いのだといって、現場のスタッフがワーキングプアになっていてもそのまま切り捨ててきたのです。

今回の問題でも、「従業員の雇用の問題は業者の責任で、区には責任がない。それでも、倒産にともなって生活資金の貸付制度などを紹介してあげているのは、サービスの一環だ」みたいなことを答弁していました。

実際に区の事業を担っている人が今まさに苦しんでいるというのに、たとえ行政の管理職という立場のなかで答弁しないといけないとはいえ、よくも恥ずかしげもなくそんな答弁ができたものだと思う。
まさか、なにも心の痛みを感じないなんていうことは、ないですよね・・・?

少なくとも表に表れてくる答弁はあまりにも血も涙もなく、腹が立って定例会中、何日も夜も眠れませんでした。

あまりに腹が立ってブログを書くと、あとで「いくらなんでもあんまりひどいことを書きすぎだ」と怒られたりするので、反省して最近はあんまり感情的なブログを書かないようにしていますが、それにしても今回は、「できることなら目の前の紙を丸めて投げつけてやりたいくらい腹が立つ」とでも書いてやりたいくらいでした。(書いてやりたいくらい、です。)

同じ区の業務に携わっていながら現場の人はワーキングプアで、部長も課長も議員も給料を貰っているという状況については、心痛むべきでしょう。

私は、心が痛いです。

今の委託の制度の中では仕方ないんだ、で済むことではないでしょう。

「謝ってすむなら警察は要らない」という言葉がありますが、この問題に関しては「しかたないで済むなら政治は要らない」というべきでしょう。

今の制度でどうしようもない、こういった現場の問題を変えていくために政治家は存在するべきだと私は思います。

この恥ずべき事態に、行政も議員もどう向き合っていくかということは、とても大事なことだと思っています。
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イベントいくつか

今、私は議会の文教委員会の視察で福岡に来ています。

春日市というところで、場所的には2年前に健康福祉委員会で視察に来たところとかなり重なるのですが・・・まあでも、新たな発見もたくさんあるのでまた改めて書きますね。

11月初旬に修士論文の仮提出をしなくちゃいけなかったりしてひいひいしているもので、ブログの更新の頻度が落ちていますものですから、とりあえず近況のかわりに直近のイベントをいくつかご紹介しておきます。


★10月31日(土)午後2時~4時 勤労福祉会館1階
区政報告&意見交換会

★11月15日(日)午後2時~4時 加藤木桜子事務所
バリアフリー分科会
建築士の方のミニ講演をいただけることになりました♪ぜひいらしてください。

★11月29日(日)午後2時~4時 加藤木桜子事務所
高齢者の住まい分科会

★12月19日(土)午後6時30分~8時30分 練馬区役所地下多目的会議室
ジャズコンサート
がんばって、うまいワインを仕入れておきますので、ぜひどうぞ。

★1月24日(日)午後4時~ 練馬文化センター
和力
私のいとこの和太鼓や、獅子舞や、仲間たちの笛や津軽三味線など。
それから今回は、「雪女」というお話をやります。

そんな感じで、いろいろイベントやります。
詳細は私の事務所宛にお問い合わせください。

※かとうぎ桜子のHPはこちら

練馬駅北口区有地

★先日、NPOで働いていた頃の友人と酒を飲んでいまして。「最近、私のところへボランティアで来てくれている大学生の女の子がいるのですが、大学でダジャレサークルに入っているらしいんです」という報告をしました。
そしたら友人が、「加藤木の存在そのものがダジャレだから、その子は来たんだね」と言いました・・・(--;) ダジャレのような存在って一体・・・

しかし、そうか・・・その大学生が「桜子さんみたいになりたいんです」と言ってくれる
意味が分からないと思っていましたが、そういうことだったのかな・・・まさかのオチでした

★決算の審議で、「総務費」の質問を担当しましたが、その中で「練馬駅北口区有地」のことを質問しました。

練馬駅の北側、駅を出てすぐの文化センターの横に、区有地があります。

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kitaguti1.jpg

昨日、夕方になってから撮ったので、ちょっと写真が暗くてすみません。。

今は、区の車の駐車場と、保育園の仮設(前回のブログでも書いた、豊玉第二保育園の仮設園舎)があります。

しかし、これだけ駅の近くに区有地があるんだから、こういう暫定的な利用方法ではなくてもっと有効活用すべきではないかということで検討がされてきたのです。

練馬の核となる、「練馬らしさ」の象徴となるようなものを・・・と検討されてきて、今、区が出している方針は、民間に建物を建てることを依頼し、産業振興をしながら一部のフロアを公共利用しようという方向です。
(詳細はこちらのページをご覧ください)

区が自分たちで建物を建てるとお金がかかるから、民間の発想に任せるんだというのです。

しかし、一方で公共利用もするわけだから、民間で建てるとすれば、利益を得るためには一定程度高層の建物になってしまうでしょう。区が、ひとつの例示としてあげているのは、17階建ての建物です。
駅の本当に目の前ですから、ここに高層の建物があるとずいぶん圧迫感があると思う。
10階建てくらいだって、ずいぶん高い印象を持つのではないかと。

一度、質問をしてみないといけないなと思っていて、9月の連休の頃からずーっと、この区有地のことで頭をひねっていました。

そもそも、「練馬らしい」区有地の活用方法って、なんだろう・・・というところから。

私が通っている大学院には、池袋で地域活動をしている方がいて、戦後の池袋をずっと見てきたような人なのですが、修士論文を書くにあたって「池袋らしさってそもそも何だろう」と頭を悩ませていらっしゃいます。
池袋や練馬が、特徴をつかまえにくいという面もあるような気もしますが、それ以前の問題として、「その地域らしさ」を感じるときというのはいったいどういうときかな、ということを考える必要があるように思います。

あまり体系だって(?)書いたことがありませんでしたが、私は練馬区に住むまで、本当に色々な所に住んでいました。幼少期は松戸のほかに、三郷にも住んでいたし、そのあとは蒲田、府中、多摩に住んだことがあります。
プロフィールには松戸出身と書いてあるけれど、今は親戚は住んでいるもののそこに実家があるわけではないし、父は今、祖母と一緒に蒲田に住んでいますが、私が蒲田に住んだのは2年くらいだから、そこが実家かというとあまりそんな実感もないし・・・。

そんな中で、私にとって、思い出すことで幸せな気持ちになる場所ってなんだろう、と考えていました。
一番長く住んでいたのは多摩市で、ここが一番好きでした。
調布にある中学高校に通っていたので、京王線沿線に10年強住んでいたのです。
私が住んでいた聖蹟桜ヶ丘からは、新宿に出るのに30分前後でしたから、今住んでいる大泉学園から池袋に出るのと同じような感覚で都心に出られるイメージです。
西武線沿線はあまりデパート等がないでしょう。買い物は池袋まで出るような感じですよね。京王線沿線は、どの駅も比較的、駅前で買い物ができて、わざわざ新宿まで行く必要も感じなかった。
そのまちの中だけで生活が完結すると、そこにいる時間も長くなるというメリットはあるよなあと考えていました。

しかし、私が聖蹟桜ヶ丘を住みやすいまちだと感じていたのは、買い物がしやすいせいなのだろうか、と考えてみると、それだけではないよなぁと思うのです。

私は多摩市で手話を習っていたので、ぽつりぽつりとではありますが、地域の知り合いがいた。学校から帰って来ると近所の花屋のおじさんが、「お茶でも飲んでいきなさい」と声をかけてくれた。
私の家の裏には多摩川が流れていて、街全体が広々としていて、道行く人もギスギスしていなくて、見知らぬ人のためにドアを開けて待っていてあげる、ということがごく自然にできるような、ゆったりした空気が流れていた・・・。

そんなことをつらつらと考えていた9月中旬の連休で、大学院のゼミの合宿に行ったのですが、一つ下の学年の女の子に練馬区民がいました。「私は、石神井公園のまちが大好きなのです」と言うので、ここに何かヒントがあるかなと思って、「どこが好きなの?」と聞いてみました。そうしたら、石神井で小さい時から育ってきて、近所のおじさんおばさんが自分を育ててきてくれたという実感を持っているので、好きなのだと。

私の父にも、「今まで住んだ場所でどこが一番好き?老後はどこに帰りたい?」と聞きました。そしたら、「桜子の選挙の手伝いをする中でいろんな人に出会って、飲み屋さんでも暖かく迎えてくれる店がたくさんある、大泉みたいに街に愛着を持ったことはないので、老後は大泉に住みたい」と。

ちなみに私も、これからもずっと住みたい場所は、大泉ですよ(^^)

こんな風にしみじみと考えたり、何人かの意見を聞いてみて、思いました。「その地域らしさ」を言えるということは、その場所を、自分の心のふるさとだと思えるかどうかということなのではないかと。
自分の心のふるさとを思い出し、胸が温かくなる時によぎるのは、そこに共に暮らした人の顔ではないかと。
別に、何か建物があるからといって、そこが心のふるさとにはならない。
たとえ、引っ越して遠くに住んでいても、時折懐かしく思い出すことのできるまちであることが、「そのまちらしさ」なのだと思ったのです。

人と人のつながりというのは、それぞれが作っていくしかないわけですが、行政としてできることは、その媒介となれるような場を作ることでしょう。

それはたぶん、どーんと大きな、商業施設を中心とした建物ではないと思います。

建てるとしてもせめて、公共施設を中心とした低層のものであるべきだと思います。

そうであるならば、民間に建物の建設を依頼して結果としてどういうものが出てくるか分からないような計画ではなくて、もっと区が主体となって活用方法を定めるべきだと思います。


決算では、上記のような視点で質問をしたのですが、まあそうはいっても、駅にあまりに至近ですから、公園などだけにするにはもったいないという気持ちも分からなくもない・・・と、ずーっと頭を悩ませていました。

ちょうど良いタイミングで、総務費の質問をした翌朝にテレビをつけて仕事をしていたら、地井武男が散歩する番組をやっていまして、練馬駅から豊島園駅までの一駅を歩いていました。
駅を出て最初に、「わー、ずいぶんと広々しているんだなあ」と地井さんが言いました。
それでふとテレビを見たら、駅を出たところのデッキに立ち、文化センターと区有地のほうを地井さんが眺めていました。「広々して、せいせいして、こんなところが残っているなんて良いなあ」と。
たしかに、そこに立ってぽーっと眺めると、せいせいとした気持ちになります。

駅の近くをあえて公園にして、「せいせい」とした空間を残しておくという選択をすることが「練馬という地域らしさ」「また戻ってきたい場所」になるひとつの選択肢になるのかもしれないと思いました。

外からふと立ち寄った人が抱く印象から、ヒントを得られることもあるんじゃないかなと思った出来事でした。

※かとうぎ桜子のHPはこちら

一般質問の報告⑥

★昨日、1年半ぶりに大学のゼミの同窓会をしました。
12人のゼミで、私が代表だったので、同窓会の幹事もやるのですが・・・。
「別に、代表が幹事をやる必要はないんだから、持ち回りにしようよ」と提案しているのですが、「そんな、ねえさんを差し置いて僕らが前に出ることなんてできないから・・・」と遠慮をされまして(--;)

まったく、私のことを姐さんと呼ぶな、ということと、遠慮をする場所が間違っているぞということが不服なんですが、そんなことで闘う気力もないので、常に幹事に甘んじています。

そういえば20代前半の頃はよく「姐さん」とか「先生」というあだ名(?)で呼ばれることがあったのですが、なんだったんでしょうね・・・そして目上の人からは「かとうぎ」と呼び捨てされることが多かった。苗字があだ名化していた。なんでだろう。でかかったのかなあ、態度が・・・。

最近はめっきりそんな呼び方をされなくなって、30歳近くなったというのに「桜子ちゃん」なんて可愛らしい呼び方をされることがちょっと増えているのですが。なんでだろう。かぶっているのかなあ、猫を・・・

私の仕事が忙しいのは9,10月と2,3月なのですが、一般的に社会人はきっと年末年始と年度末年度初めが忙しいんじゃないかなあとか、色々考えるとなかなか日程調整ができなくて、1年半が過ぎましたが、この前、一般質問が完成したときに、「よし、この達成感の勢いで同窓会でも企画するか!」と思って設定したのでした。

久々に会うと、どんな口調で同級生としゃべっていたかさえ忘れてしまうものですね(^^;
「なんで加藤木さん、今日は敬語でしゃべっているの?」と指摘されました。。
大学を卒業したあと、仕事では当然敬語を使うわけですが、社会福祉士の学校とか今行っている大学院は、同級生といっても私よりずっと年上の人も多いので、ふだん、友達口調で話す人が少ないせいですね・・・。

女の子はみんな同い年なのですが、男の子たちは浪人をしたり留年をしたり、大学に入りなおした人がいたりで、年上が多いのです。
1人の子に、「いくつになったの?」と聞いたら、「31歳」と言われました。。おおっと、これはもう、「男の子」ではないなぁ・・・とちょっと衝撃を受けました。同級生がいつの間にかおじさんになっていた・・・。

私は今はまだ、小さな子が「おねえさん」と呼んでくれるけど、じきに「おばちゃん」と呼ばれるようになるのでしょうねぇ・・・しみじみ。

この中で結婚しているのはまだ1人だけということになんとなく安堵しまして(笑)、「そういう状況ならば次の同窓会はクリスマスにしようか」という話になりました(^^;

★さて、一般質問の報告の最終回です。
これは、短い内容。

毎年、保育園の待機児童が多くて、課題なのですが、昨年からの不況が影響しているのか、今年度は非常に増えています。
厚労省のHPに詳細が載っていますが、前年度の待機児童数と比べての伸び方が、練馬はとても大きいのです。全国で6位だそうです。
2008年4月1日は254人だったのが、2009年4月1日は429人。175人も増えているのです。

それにしては、緊急対策が遅いのではないかと感じて、質問しました。

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(桜子)
保育園の待機児童対策についてうかがいます。昨年来の不況により、全国的に保育園の待機児童数が急増しています。

練馬区でも429人の待機、前年度と比較した場合には175人もの増加が見られ、厚生労働省の資料によれば全国の中でも6位という伸びを示すほどの厳しさを見せています。

前年度と比較して278人の増加をした世田谷区では、今年度5月に入園する区立施設の1歳児の定員枠の拡大をしたり、既存の認可園の分園の整備などの方法で緊急的な対策を行なっています。他にも23区内のいくつかの区では待機児童解消のための緊急対策本部を設けるなどの取組みを行なっています。しかし練馬区では、6月の定例会で、長期計画や次世代育成支援行動計画で待機児解消に向けた計画を出すと答えたのみです。なぜ今年度中に1日も早い対応ができないのでしょうか。
例えば豊玉第二保育園の仮設園のあった場所を活用するほか、区立施設の一角を利用するなど、緊急的な措置は取れるのではないでしょうか。今年度中に保育園を必要とする多くの方、そして子どもたちに対してはどのような支援をされるのでしょうか。

待機児対策については以前からの課題でしたので、長期計画等に位置づける中長期的視点に立った対応策はもちろん必要だと思いますが、しかし特に今年度の待機児の急増に対しては、中長期的視点に加えて社会情勢の変化に対する緊急的な対応が必要だと考えます。

待機児解消について、特に今の経済状況に対応した迅速で柔軟な方針をお示しいただきたいと思いますが、区長の決意をお聞かせください。

(児童青少年部長)
次に、保育所の待機児童対策についてお答えいたします。

本年4月に保育所待機児童が急増いたしましたが、その解消を図ることは、区政の喫緊の課題であるとともに、その取り組みについては明日の練馬を担う子ども達の健やかな成長を安定的・継続的に支えるものでなければならないという思いを改めて強くしているところであります。

そこで、本年度から来年度に向けて取りうる早急な対応として、認可保育所の定員の拡大や新たな認証保育所の整備等の対策を進めており、現在までのところ約270人の入所定員の拡大の実現に向けて取り組んでいるところであります。このうち、約170人分は来年2月までに順次開設するよう準備を進めており、受け入れ枠の拡大の1日も早い実施を図ってまいります。

その上で、これらのとりくみを含め、現在策定中の新たな長期計画におきまして、安定的・継続的な保育サービスを提供できる保育施設を平成26年度までの5ヵ年で1900人分整備できるよう計画化したところであります。

今後、計画内容を可能な限り早期にかつ確実に実現できるよう最大限の努力をしてまいります。
なお、待機児童の解消を図る受け入れ枠の拡大は、保育サービスの質を伴ったものとして進めていくことが不可欠であると考えております。そうしたことから、仮設施設等を活用した対応には、保育を受ける方々、提供する事業者双方に様々な問題が生じる恐れがあると考えております。

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まずは仮設施設で緊急対応をし、中長期的な視点でしっかりしたものを整備しながら移行をすることだってできると思うのです。
工夫をしていくべきだと思います。

※かとうぎ桜子のHPはこちら

一般質問の報告⑤

定例会は今日で終了です。
なぜか体中が痛いです・・・

次の定例会は11月25日から。約1ヶ月のあいだ、地域に戻ってできるだけ多くの方と意見交換をし、次の議会でまた反映させていけるようにしたいなと思います。

区政報告&意見交換会のご案内。
10月31日(土)午後2時~4時@勤労福祉会館(大泉学園駅南口)

前回の報告会は5月でした。それから今までのあいだに私が試みた活動のことや、今回の定例会で議論されたことなどをご報告させていただき、参加者の皆さんとの意見交換の時間を持ちたいと思います。

今回は進行も私がやります(^^;

参加された方には、感じたこと、疑問点を付箋に書いて提出してもらう形にしようかなーと思っています。
無理やり指名してしゃべることを求めたりはしませんので(笑)どうぞお気軽にご参加ください。


さて、一般質問の報告もようやく終盤です。

バリアフリーについて。
バリアフリーを考える勉強会をやっていること、ブログでもご報告していますが、練馬区では今、「福祉のまちづくり推進条例」という、バリアフリーを推進するための条例を作る準備をしています。骨子案、というのが出されています。条例を作ったら、それを本当に実効性のあるものへと育てていかないといけません。
というわけで、これについて質問しました。

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(桜子)
福祉のまちづくり推進条例について伺います。7月に、この条例の骨子案が示されました。

バリアフリーを推進するための条例を施行する際に課題となるのは、高い適合率を維持することです。このために、たとえば、適合している場合には「適合証」を発行し、このラベルを入口等目立つ場所に貼りつけることで区民にとっても分かりやすくなり、事業者側の意欲も高められるという方法があると思いますが、区は普及促進についてどのように取り組まれるのでしょうか。具体的にお答えください。
区は、条例を作るにあたって、要綱では対応が難しい面が出てきたためということを理由に挙げて説明されましたが、今後、事業者側が途中で協議をやめてしまう事例や協議に応じない事例が起きた場合、要綱の時に比べどのようなことが、どの程度改善されると見込んでいるのでしょうか。お答えください。

条例を意義あるものにしていくためには、条例ができるまでのプロセスはもちろん、条例ができた後にも区民が継続的にチェックし、改善すべき点は改善していくことが必要になると思います。例えば入り口の幅員のような数字的な基準などは、具体的なことは施行規則で定めると思いますが、こうした実態部分こそ、区民の参加が必要です。条例本体に関してはパブリックコメントや説明会などでの区民意見の反映を行なうと思いますが、施行規則に定められる具体的な内容について、事業者、当事者を含む区民の意見を反映させるためにどんな工夫をされるのか、お考えをお示しください。

東京都の福祉のまちづくり条例や他区の条例を見ると、その前文に福祉のまちづくりを目指すための理念が書かれています。今回、骨子案にはこうしたものが出されていませんでしたが、より多くの区民がかかわることのできる条例にしていくためには、どんなまちを作りたいのかという理念を掲げた上でパブリックコメント等を行うべきではないでしょうか。今後、素案に向けて、条例の持つ目標をどう区民にお示しになるのか、方針をお聞かせください。

また、今後、骨子案から条例ができるまでの間に、どのような形で区民の参加の場を作っていこうとお考えですか。この条例は検討段階で区民が参加する懇談会や検討委員会を開いていましたが、条例が施行された後には区民がチェックする場は作られるのでしょうか。条例施行後の区民の参加についての方針をお示しください。
例えば実際に建築されつつある建物に出向き、トイレの手すりの位置は使いやすいのか、車椅子での移動にもっと工夫ができる部分があるのではないかなど、障害を持つ人が現場を見ることによって改善点が見つかる部分もあるはずです。当事者が直接現場を見に行き、使いやすさをチェックできるような場を設定することによって条例の実効性を高めていくことが必要と考えますが、方針をお示しください。

(都市整備部長)
私から、福祉のまちづくり推進条例の骨子案についてであります。
まず、普及促進についてであります。このたび改正された東京都福祉のまちづくり条例では、不特定多数の者が利用する場所のみならず、従業員のバックヤードについても整備を求めるなど、適合証を交付するに当たっては高水準なバリアフリー整備を必要としております。平成20年度の特別区における適合証の交付は59件にとどまっている状況です。この状況を踏まえ、区の条例骨子案では、個々のバリアフリー整備に応じた整備水準証を交付することで事業者のとりくみを評価し、事業者の意欲を高めることを考えております。あわせてバリアフリーに関する配慮の内容を記載した配慮書の概要を公表することも予定しております。こうしたことにより、施設のバリアフリー状況について広く区民に周知を図り、バリアフリー整備に関する普及促進を図ってまいりたいと考えております。

次に、事業者との協議についての実効性についてであります。平成5年に策定した練馬区福祉のまちづくり整備要綱に基づき、バリアフリー整備を事業者の協力のもとに進めてまいりました。このたび、条例を根拠とすることにより、その指導についても、要綱より一層の実効性を高められるものと考えております。さらに条例に、事業者への協議申請の義務付け、また勧告、公表を規定することで、実効性を確保したいと考えております。

次に、今後の条例案の検討にあたっての区民意見の反映の工夫についてであります。条例素案とともに、条例規則に定める予定の整備内容を分かりやすく公表し、区民意見反映制度により広く区民の方々からのご意見をいただく予定でおります。特に条例の内容を担保するためには、事業者のご理解が重要であると認識しております。各事業者団体には個別にご説明の機会を設け、整備内容についてご意見を伺う予定です。

次に、福祉のまちづくりの目標・理念についてであります。この条例は平成18年に区民参加で策定した福祉のまちづくり総合計画における考え方を引き継ぐものであります。条例骨子案では、だれもが等しく社会参加する機会を確保し、もって安心して快適に暮らし続けることができる地域社会の実現に寄与することを目的としています。また、福祉のまちづくり総合計画の基本姿勢である「共感」「協働」「推進」を基本理念として規定しております。条例素案においても、骨子案と同様な対応を行う予定であります。

次に、条例施行後の区民参加につきましては、一定規模以上の区立建築物または区立講演を新たに整備する際に、あらかじめ福祉のまちづくりの観点から高齢者や障害者等のご意見をいただく制度を規定する予定であります。これは、誰もが使いやすい施設整備を行なうために
設計の段階から区民等のご意見を伺い、個々の建物に合ったバリアフリー整備を行なうことを目的とするものです。より多くの方が使いやすくなるような工夫をしてまいりたいと考えております。このしくみにつきましては、すでに福祉のまちづくり総合計画における実行計画にもとづき、区立建築物の大規模改修において、現在試行しながら検討を進めているところであります。
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バリアフリーを進めていくには、まずはできることから始めていって、少しずつレベルアップをしていくということももちろん必要でしょう。ただ、そのときに絶対に忘れてはならないのは、実際にバリアを感じている区民にとって本当に使いやすいものになっているのかどうかです。

業者に理解をいただくことに重点を置いているようですが、どうすれば障害のある人や高齢者等にとって、本当に使いやすくなるのかということを、当事者の参加のもとに進めていくことが大事だと思います。
今後、条例の内容が具体的になる中で、よく見ていかなくてはならないと思っていますし、私がやっている勉強会でも、この点を議論していければと思います。

ちなみにバリアフリー勉強会、次回は11月15日(日)午後2時から私の事務所で行います。

※かとうぎ桜子のHPはこちら

一般質問の報告④

少し前に、障害のある子を育てているお母さんからご連絡をいただきました。

今、お子さんと一緒に過ごす中で感じている課題や、これから子どもが大きくなっていく中で持つ、近い将来への心配についてお話をしてくださいました。

私はまだ子どもがいないので、学校生活を知る機会がどうしても少なくなってしまいます。こうして直接、お子さんが学校に通っている方からお話を聞けるのはとてもありがたいことです。

一番大きな課題は、お子さんが安心して楽しく過ごせる放課後の居場所を作り、そしてご家族も安心して生活できる状況を作ることなのだなと思います。

試行錯誤しながら、一緒に考えていけたら良いなと思っていますが、障害のある子に関する課題は多くの子に共通する部分もあるのではないかと思って、今回の一般質問で聞きました。


それから、話題は少し変わりますが、何ヶ月か前に、区内でやっていた障害に関する勉強会に行った時に、「〔障害〕よりも先に、〔その人〕であることを大事にしなくてはならない。〔障害児〕〔障害者〕という呼び方ではなく、〔障害を持つ人〕と考えるべきなのではないか」という趣旨のお話を講師の方がされていました。

そうだなあ、としみじみ思ったんです。

〔高齢者〕という呼び名も同じかもしれませんが、「高齢の」とか「障害のある」という形容詞と「者」という名詞を合体させて一つの名詞を作っているのでしょうけれど、そうすることによってまるで〔普通の人〕とは別の存在であるかのような印象を持たせる気がします。

高齢である前に、障害がある前に、まずは私という人格だ、ということを、認めあえる社会になったら良いなと思います。

というわけで、一般質問でも、(ちょっと言葉として長くなりますが、)「障害を持つ人」という言い方をしました。


「障害者」という呼び方に関しては、字があんまり良くないからということで、「障がい者」とひらがなに開いたり、「障碍者」という字にする、という人もいます。それを取り入れている自治体もあります。
でもこの考えは、障害者の中でも意見が分かれるところなんですよね。

私もこれはどうもすとんと落ちないなと、ずっと思っていたのですが、「障害を持つ人」という解釈をすることによって、理由がふとわかった気がします。
「障害」は、「者」の中にあるわけではない。
耳が聞こえない人にとっては、聞こえる人優先の〔文化〕が障害になる。
車椅子の人にとっては〔段差〕が障害になる。
知的障害を持つ人にとっては、その人に応じた対応を柔軟にできない〔社会のしくみ〕が障害になる。

「人」に問題があるわけじゃなくて、それぞれに対応できない社会のほうに障害があるのでしょう。

だから、「障害」という字を変えるよりもむしろ、「今の社会のしくみの中に障害を持つ人」「今の社会では障害がある人」という風に理解をしたら良いんじゃないかなと、私は思ったのでした。

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(桜子)
障害を持つ人への支援についてうかがいます。
まず、障害を持つ子どもの生活への支援に関してうかがいます。18歳未満で身体障害者手帳・愛の手帳・精神保健福祉手帳をお持ちの方は1454人とお聞きしました。手帳を持っていない方も含めればより多くの子どもが支援を必要としていると考えられます。しかし、障害を持っている子どもが放課後に過ごせる居場所は決して十分ではありません。

障害をお持ちの子どもが放課後等に過ごせる場として区が関与しているものは、学童クラブがありますが、その障害児枠も十分ではないという指摘は議会でも多く議論されるところです。障害のある子どもの生活の先の見通しが立たなければ、ご家族の生活も子どもの成長と共に不安定になってしまう可能性もあります。

そこで一点目に、学童クラブにおける障害児の受け入れについて、今後の方針をお聞かせください。
また、区が子どもの放課後の居場所として考えている学校応援団で、障害を持つ子どもに対する支援はどのように行なっていくのか、区の方針をお示しください。

現在、子ども発達支援センターの検討がされていると思いますが、障害のある子どもの中でも特に小学校高学年、中学生以上になった子ども達の放課後の過ごし方への支援について、区としてはどう取り組まれるのかをお聞きします。

まずは障害のある子どもを持つ保護者の声を聞きながら、障害児の居場所の拡充を検討する場を作るべきと考えますが、区としての考えをお示しください。

(教育長)
学校応援団のひろば事業における障害のある児童への支援についてであります。

学校応援団のひろば事業は、小学校の教室や校庭、図書館等の施設を活用して、放課後の児童の遊びや活動の場所を提供する事業であり、保護者や青少年委員、町会・自治会等の地域の方々が、児童の安全を見守ることを基本として運営しております。ご指摘の障害児の受け入れにつきましては、学校応援団と保護者の方と話し合いながら、必要に応じて、保護者の方等が一緒に参加するなどの工夫をして対応しているところであります。
今後とも障害児の参加に当たっては、学校応援団等と協議しながら適切に対応してまいります。

(福祉部長)
障害のある子ども達の放課後の支援についてであります。区では障害者自立支援法が制定される以前より障害のある子どもたちを対象とした放課後活動を実施している民間の団体に対して、運営費を補助することによって放課後の居場所作りの確保に努めてまいりました。

一方、障害者自立支援法の制定以降、障害のある子どもたちの放課後の居場所として、日中一時支援や児童デイサービスなどに取り組む民間の事業者が徐々に増えてきております。また、区のとりくみといたしまして、平成20年4月より谷原フレンドにおいて、中高生を対象に創作活動や入浴の機会を提供する「夕焼けふれあい事業」を実施してまいりました。今後は、日中一時支援や児童デイサービスなどの需要動向を把握した上で、民間事業者に対する誘導策や、現在、障害者自立支援法の法外となっている民間団体の事業を法内へ移行させていくなどの方策をとることによって、必要なサービス量を確保できるよう努めてまいります。

次に、保護者の方々の意見反映についてであります。区では、「第2期障害福祉計画」を策定する際、保護者や事業者の方々へのヒアリングを行なうなかで、障害のある子ども達の放課後の支援について貴重なご意見をいただき、そのご意見を踏まえ「障害児支援の充実」を計画の重点課題として位置づけたところであります。来年度改定を予定している「練馬区障害者計画」の策定にあたっても、保護者の方々などからご意見をいただきながら、障害のある子ども達の放課後の支援策について検討してまいります。
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区としても課題として捉えているとは思うのですが、使いやすい距離に利用できる、障害のある子が過ごせる居場所が少ない。
それから、計画の中に声を反映させるときに、できるだけ多くの人から聞く工夫を、もっとしないといけないのではないかなとも思います。

たくさんの課題を感じる問題ですので、これからもしっかり見ていきたいと思います。

※かとうぎ桜子のHPはこちら

一般質問の報告③

1ヶ月くらい汲々としていましたが、ようやく議会も終盤になり、心に若干の余裕が戻ってきました。

★ほっとしたので、金曜の夜に、家の近くの大好きな定食屋さんに一杯ひっかけに(!?)行きましたら、マスターと奥さんが「おお、桜子ちゃん、よく来たね」と言いながら、なぜか「ほい」と、ゆで卵をくれました・・・(^^;
なんとなく、お店に行ったというより、田舎のおじいちゃんのところに遊びに行ったような気分になる、とても好きな店なんですけどね。。

★一息ついてふと思い出したんですけれど、最近私の所に手伝いにきてくれている大学生の女の子が、初めてやって来た時に、「私も桜子さんみたいになりたいんですっ」と言ったんですけど。。どういうことでしょうねぇ・・・。当初は、「へえ、そうかい」と聞き流していましたが、よくよく考えてみたら一体どういうことなんだろうかと心配になってきました。

「桜子さんみたい」って、何だろう・・・酒飲みになりたいんだろうか。それとも、せっかく多数の会派にいたのに「ケッ」といって飛び出すような人間になりたいんだろうか。。

うぅん、どの部分を切り取っても、あまり他人にはおススメできないので、なんだか彼女の行く末が心配になってきました・・・。

ま、私自身は今が一番幸せに生きていると思ってますけどね。でもねぇ・・・モデルケースではないよなぁ・・・

★さて、一般質問報告の3回目です。

これは、私が9月12日に企画した高齢者の住まいに関する勉強会とも重なるものです。

そもそも、私が問題意識を持った理由は、2月の議会の時でした。
介護保険がひどく使いにくいというのは、私が介護の職場で働いていた時から感じていたことですが、これが年を追うごとにひどくなっています。

で、2月の補正予算のときだったと思いますが、なぜ在宅介護サービスの分が減額になっているのか、と聞いたら、想定していたよりも在宅サービスの利用者が少なくて、有料老人ホームの利用者が増えています、と言われたんです。
ほんとに困ったときに何らかの施設に入らなくてはやっていけないほど在宅サービスが不十分だということだろうなと思って、なんか釈然としない気分だったんです。

そんな気分のまま、5月の区政報告会で報告をしたら、やっぱり参加者もみんな釈然としない雰囲気だったんです。

それはやはり、自分の家族や自分自身が将来的に介護が必要になったときにどこに住み、どんなサービスを受けるか、ひいては自分が最期の時間をどう生きるかということに直結する問題だからだろうなと思いまして、しっかり向き合う時間を作りたいと思って勉強会を企画しました。

第1回目は、東洋大学の山本美香先生を招いて、現状の制度の整理をしていただきました。
老人ホーム等福祉系だけでなく、国土交通省の管轄になる高齢者専用賃貸住宅(高専賃)といったものについてもご説明いただきました。

参加者の中には、これから地域で高専賃を作りたいんだというNPOの人や、実際に作っていたという建築関係の方など、様々な立場の方にご参加いただきました。

1回目は全体の情報の整理でしたが、2回目以降は、現状がどうなっているのか、どんなことに壁があるのかを見て行きたいと思っています。

私の活動としてはまだこんな入り口なのですが、今回の質問では、まず区として高齢者の住まいについてどんなとりくみをしているのか、これも入り口の段階の質問をしました。

・・・ちなみに、高齢者の福祉を住まいという視点で見るというのは、福祉の分野でもかなりマニアックなので、ましてや議会では誰も言わないんじゃないかなあと思っていたのですが、意外にも複数の議員さんが質問していました。それだけ、深刻な状況になっているのでしょうね。

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(桜子)
2009年6月末現在で、練馬区の特別養護老人ホーム待機者は2569人と伺っています。特別養護老人ホームが高齢者のセーフティーネットとしての役割を果たすことができるように整備をして行くことが必要ですが、同時に、高齢者の身体状況や経済的な状態、家族の状況などに合わせた段階的な住まいへの支援が必要になると考えます。

第4期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の中に、高齢者一般調査の結果があります。この中で、住まいに関しては、次のような記述があります。「約7割の方が一戸建ての持ち家に住んでいると回答しています。また、現在一戸建ての持ち家に住んでいると回答した方のうち67.9%は、「この先住み替えは考えていない」と回答しています。」という記載です。
この意識調査から見ても分かることですが、今まで日本社会全体が、持ち家を持つことを目指し、住宅に関しては私有財産としての意識が強く、公的な支援という視点が欠けていたことが改めて感じられます。
しかし、社会の年齢別人口構成や職業などの変化によって、住まいのあり方も今後大きく変化していくはずです。若年層でも、仕事を失うと同時に住まいを失ってしまうという問題が、年末年始にかけて大きく報じられ、住まいへの支援が必要な社会になっているということを多くの人が認識したのではないでしょうか。
不安定雇用の若年層のみならず、今後は高齢者も、「住み替えは考えていない」という当事者の意識とは別に、経済的な状況の変化や家族状況の変化、身体状況の変化によって、住まい方を変えなくてはならない事態が起こりうるはずです。たとえ、ハード面での家は持っていても、その家の中で一人暮らしの生活や高齢者のみの生活をし、困難を抱えているにもかかわらず、その生活課題が顕在化してこないケースも多々あると思います。施設か、自宅か、という選択肢だけではなく、高齢になり、一定の支援が必要になった場合に、バリアフリーの配慮や見守りの支援を得ながら住むことのできる多様な場を整備することが必要になるのではないでしょうか。行政は、このような、近い将来に起こりうる、社会情勢の変化を見込んだ上で、高齢者支援に取り組むべきです。

今年の春には群馬県にある老人ホームでの火災事故が大きく報じられましたが、高齢になったときにどこに住むのか、安心して暮らすことができる場所はどこなのか、高齢者の「住まい」への支援という視点が今後さらに重要になってくると考えます。そこで以下、高齢者の住まいについて質問します。
老人ホーム火災事故の報道を受け、今年3月の健康福祉委員会で生活保護利用者のうち都外の老人ホーム等を利用されている方が約110名、そのうち半分が有料老人ホーム、半分が高齢者専用賃貸住宅に入居しているという答弁がありました。さらに詳しくお聞きしたところ、この報告があった3月の時点では届けを出していない施設に入所されている方は都外で10名、区内では4名いらっしゃったということでした。

この数字からは、生活に困難を抱えた方が住まいを探す際に、今まで暮らした身近な地域ではなくて都外にまで範囲を広げて探さなくてはならないという課題が見えてきます。そしてまた、様々な形態の住まいから探さなくてはならないということは、高齢者用の住宅や施設の質の確保についても大きな課題があるともいえます。

こうした課題を受け、国では、今年5月に「高齢者の居住の安定確保に関する法律」が改正され、高齢者円滑入居住宅に登録基準が設けられました。また、東京都ではこの7月に、医療・介護連携型高齢者専用賃貸住宅モデル事業の事業者公募を発表しました。「住まい」の不安が報じられる中で、国でも都でも高齢者の住まいの質を高めるための考えを出してきているわけです。こうした動きを受け、高齢者の住まいへの民間事業者の進出がさらに進むということも考えられます。

また、現在、高齢者の住まいに関して、区として区民に情報提供できるものとしては、公営住宅の募集と、民間の高齢者専用賃貸住宅のご紹介であるということも伺いました。例えば区営住宅に関していえば昨年度は高齢者対象の住宅について40倍の倍率であるなど、入りづらいという状況もある中で、住まいの不安を感じた高齢者だれもが広く利用できる状態にはなっていないと思いますし、民間賃貸住宅のリストの中から高齢者がご自身で質の高いものを見つけ、入居までの手続きをするというのはかなり厳しいものもあるでしょう。高齢者保健福祉計画のなかにある「高齢者優良居室提供事業」は公営住宅へ申し込んでも入れない方に対する家賃の補助を行うということですが、この事業そのものも10倍前後の倍率だと伺っています。

また計画上にある「居住支援制度」は、保証人の見つからない高齢者への支援をうたっていますが、最終的には高齢者自身の自助努力に拠らざるを得ないと考えられます。
これだけ高齢者の住まいが厳しい中で、区としてすぐにできる対応策として、高齢者優良居室提供事業の拡充をするお考えはないのでしょうか。方針をお聞かせください。

高齢者の住まいに関する支援として計画上に位置づけられているものとしては他には、住宅施策ガイドの発行やセミナーの実施などのような情報提供が中心です。しかし、住まいの支援に関しては、ただ住宅に関する情報提供をするだけではなく、介護の支援と同様に、専門的な知識を持つ者が当事者に寄り添い、支援をする必要性があると考えます。現在、高齢者相談センターでは、住まいに関して専門的な相談を受けられる体制はあるのでしょうか。

私自身、社会福祉士の資格を持っていますが、その専門教育の中で、「住まい」についての視点は必ずしも十分ではなかったように思います。それは、社会福祉士の国家試験の科目の中に居住福祉といったものがないことからも分かります。そうであるならば、相談の現場にいる専門職は職場で改めて「居住福祉」の視点からの研修をしなくてはならないと思います。現在ある公営住宅や民間の高齢者専用賃貸住宅について単に情報提供をするというのではなく、生活全体を支援するという福祉的視点から住宅問題についての相談支援を行なうべきと考えますが、現在はどう取り組まれているのでしょうか。お答えください。

また、今後、民間による高齢者専用賃貸住宅や無届の高齢者住宅が増えた際には、身近な自治体である区としてもその質のチェックをする必要があると考えますが、どのような体制で取り組まれるのでしょうか。民間の高齢者住宅に関する情報収集の方法とその質のチェックについて区としての方針をお示しください。

(福祉部長)
高齢者優良居室提供事業の拡充についてであります。本事業は住宅に困窮し、公営住宅の入居を希望している高齢者世帯を支援するため、社団法人東京都宅地建物取引業組合練馬支部の協力により、一定の水準を確保した民間の賃貸住宅の居室を提供していただき、家賃の半額を補助するものであります。
本事業につきましては、第4期高齢者保健福祉計画において、平成23年までに毎年10世帯の居室を拡充することとしており、計画に基づき拡充を図ってまいりたいと考えております。

次に高齢者相談センターの相談体制についてであります。現在、高齢者相談センターでは、総合相談の中で、社会福祉士を中心として住まいに関する相談支援体制を整えております。
また、身寄りのない認知症高齢者等、専門的な支援が必要な方には、相談後にグループホームや高齢者施設へ同行し、入居に結び付けるなどの個別支援を行なっており、今後とも福祉的視点から生活全体を見据えた支援に取り組んでまいります。

次に民間の高齢者住宅に関する情報収集とチェックの方針についてであります。群馬県における有料老人ホームの火災事故を契機に、特別区長会は国と東京都に対し高齢者施設の利用における安全面や処遇面での自治体間の連携・協力体制の構築と有料老人ホームなどの施設情報について、都道府県の枠組みをこえた共有体制の整備を要望したところであります。それとともに特別区と東京都は都内におけるこれらの情報集とチェック体制を整え、現在、この仕組みの中でとりくみを行っているところであります。これらをふまえ、区といたしましては他自治体との連携を図り、情報収集とチェック体制を強化してまいりたいと考えております。
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「社会福祉士では住まいの支援が十分にできないんじゃないの?どうやって研修等の体制をとるの?」と質問したのに、「住まいに関しては社会福祉士が支援をします」という答弁が返ってきたので若干イラッとしましたが(^^;)、その後、決算でのやり取りなども行う中で分かってきたのは、現状、住まいの選択肢が少ない中で、できることとしては、今ある情報を少しでも上手に集めて活用していくしかないんだろうなということ。

今、得た情報をもとに、よりよい状況を作っていくために何ができるのかを考えるため、第2回目の勉強会を11月29日(日)午後2時~行う予定です。

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一般質問の報告②

★「保健福祉費」の質問が我ながらへなちょこだったので、以来ずっとフキゲンだったのですが(笑)、今日の「教育費」の準備はちゃんとできた(はず・・・)なので、機嫌が直りました(^^;

毎日、ああ、もうだめ・・・と思いつつ、現実逃避で同じ会派の人にせっせとおせんべいを勧めています。定例会が始まった頃は本当に好意の気持ちで「同じ会派の2人におせんべいを用意してあげませう」と思いながら買ってきていたのですが、この1週間ほどはだいぶ現実逃避の気持ちが混じっています。毎日、「北川さん、おせんべい」と言っているような気がします・・・。


区役所の控え室に置いている私のパソコンは、議員になるよりも前に買った安いパソコンなので、買った頃から壊れ気味で、まずキーボードの「コントロールキー」がぽんと跳ねて飛んでいきました。そして「←」ボタンが押せません。

コントロールキーが取れたということを友人に報告したら、「桜子ちゃん自身のことかと思った」と返事をもらったと、随分前にブログで書いたことがありましたが・・・
ついにこのパソコン、中身も壊れ始めまして。

今日はなんとか動いていますが、昨日、突然、画面が真っ青になって固まりました。

ああ、青くなって固まっているよ、やっぱり私のようなパソコンだ・・・としみじみ。


★さて、一般質問について報告。

虐待への対応子ども家庭支援センターの整備のことは今までもよく議会で質問をしているのですが、今回も行いました。

内容としては、詳細は上記のリンクを貼ったところを見ていただければと思いますが、子どもの虐待対応を、地域に密着した形で行うべきではないかということ、子ども家庭支援センターをどこに設置するかをもっと計画的に考えるべきなのではないかということです。

前はたしか、「子ども家庭支援センターは民間委託をする一方で、虐待対応は区の職員が行なう必要があるので、委託センターでは虐待対応ができない。直営としてやっていく練馬センターで虐待対応を行なう」という言い方だったと思いますが、今回の答弁では、「1ヶ所に集中させることで情報もスキルも集められるので、これが最善の方法なんだ」というような言い方ですね。

ふぅ~ん・・・という感じですが、支援体制というのはシステムだけあれば良いわけではなくて、人と人の関係によって成り立つわけだから、やはり虐待対応は地域密着の形にして、地域で子育てを支援する人たちとしっかりと顔の見える関係を作るべきだと私は思います。
百歩譲って、現状の課題としては情報の整理とスキルアップが必要だとしても、将来的には地域ごとのセンターに虐待対応の職員を配置できるようにすべきなのではないかと思います。


ちょっと長いんですが、以下、そのまま載せます。

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(桜子)
長期計画素案の中で、子ども家庭支援センターについての記載があります。この中では、「児童虐待対応等の機能の集中化を図る」と書かれています。そこで、今後の児童虐待に対する対応の方針と子ども家庭支援センターの役割について、質問をいたします。

昨年度、子ども家庭支援センターが受けた相談件数1318件のうち、虐待相談件数は374件とうかがいました。継続的な虐待対応も含めれば559件に関わりを持ったということです。そういう状態にあっては、常勤職員が受け持つ虐待相談件数が70~80件、非常勤職員が40~50件ともうかがいました。ここには一般相談は含まれていないということなので、1人が受け持つ業務量はさらに大きいということでしょう。

地域の中で子どもに関わる関係機関が連携する際に核となる役割を果たすのが子ども家庭支援センターですが、その職員の持つ虐待相談の件数が多くなっているために、他機関から虐待対応などについての相談を受けたり、虐待に関する研修をするなど、虐待防止のためのサポート体制と情報発信・啓発の役割が十分に果たせていないのではないかと危惧します。

例えば学校の教員が虐待のケースに接する場合、どのように対応し、誰に相談すれば良いのか、悩むことも多いのではないかと思います。そこで、一点目に、学校内での虐待への対応のしかたについて、教育委員会としての方針をお聞かせください。二点目に、学校での虐待対応に対する地域からの支援として、子ども家庭支援センターが学校に対してどのように連携をし、サポートをしていくのか、お考えをお聞かせください。現在は、個別のケースのネットワーク会議による意見交換や、学校長との連携は行われているとは思いますが、教員一人ひとりが地域とのつながりを感じることのできる場も必要なのではないかと思います。

次に、現在、子ども家庭支援センター職員が受け持つ虐待件数を聞いて、区長はどのようにお考えになっているのでしょうか。今後、専門職員1人あたりの持つ相談件数の適正値をどこにおくのか、区長の方針をお聞かせください。

今は虐待対策ワーカーを練馬子ども家庭支援センターのみに置き、関子ども家庭支援センターと役割分担をしながら虐待対応をしていると思いますが、今後は、虐待対応に関してさらに練馬センターへと集中化するお考えであるともうかがっています。

今年度の予算審議の中で、「子どもの虐待に関する通告があった場合に、センターの職員が直接子どもと面談をする場合だけではなく、保育園や学校などの関係者が面談をする場合がある」という答弁がありました。議事録を確認すると、ご答弁のなかに、次のような発言がありました。「通報が入った際に、その子どもに虐待の疑いがあるかどうか、それを確認することは大切だと思います。ただ、通報があったからといって、一面識も無い子どもセンターの職員が行って面談をするということには、少し問題があるのではないかと」という発言です。

しかし、これは、子ども家庭支援センターの職員ひとりひとりが持つ相談件数が多い上に、虐待対応が地域密着ではなく一極集中しているために、「一面識も無い」という事態が起きるのではないかと考えます。
虐待相談は、1ヶ所のセンターに集中させるよりも、それぞれの地域特性に合わせて、地域ごとに慣れ親しんだ職員によってきめ細かに行われるべきと考えます。各地域の子ども家庭支援センターの職員が、日ごろからその地域の保育園や学校、地域の子育てサークルなどに訪ねて先生や地域の人達との顔の見える信頼関係を築くことによって、虐待の専門職が責任を持って子どもの状態を確認し、相談を受けられる体制を作ることができると考えます。そのため、練馬のセンターに虐待対応機能を集中させることによって、地域ごとの課題が見えにくくなること、そして1ヶ所のセンターの職員の業務が過重になることによって、子どもの安全を脅かす事態が生じるのではないかと心配します。

1つの場所に専門的な知識や情報を集中させて、児童虐待への対応を効率化するというご説明もありましたが、将来的にはどのようにしていくお考えなのでしょうか。1ヶ所集中型をずっと続けるおつもりなのか。例えばまずは練馬センターで専門的なスキルを高め、その後には、各センターに虐待対応のスタッフを数名ずつ配置するという方法もあると思いますが、練馬区として将来にわたってどのように虐待への対応をしていくのか。改めて区長のお考えをお聞かせください。

次に、子ども家庭支援センターの役割と設置箇所数についてうかがいます。
貫井子ども家庭支援センターについては、昨年末から議論がされていますが、長期計画素案で初めて計画の中に位置づけられました。

今まで、子ども家庭支援センターは、福祉事務所の箇所数に合わせて4ヶ所を整備すると言われていました。それが今回、5ヶ所目が加わったわけです。
そもそも、子ども家庭支援センターの箇所数を福祉事務所に合わせるのは、子どもの虐待問題がドメスティックバイオレンスの問題とも密接に関わるケースがあったり、生活の困難を取り除くために生活保護の利用や福祉事務所のワーカーによる支援が必要だったからでしょう。当事者の支援が一体的に行なわれるようにするためには、子ども家庭支援センターと福祉事務所が責任を持って密接な関係にあるべきという考えの下に4ヶ所であったのではないのでしょうか。

今回、5ヶ所設置することについては、健康福祉委員会でも議論があったと聞いています。貫井については、先駆型と位置づける練馬センターの補完をする役割を持つということ、石神井にセンターの空白地域があるのを補完するのだということ、そして保健相談所が6ヶ所であるので保健・福祉の相談窓口の地域割りには課題があるということが答弁されていました。

しかしそうであるならば、どういう地域割りと役割分担をすることが区民にとって最善であるかということを、根本に立ち返って考え直すべきです。例えば、区内の地域ごとの子どもの人口はどう分布しているのか。保健相談所と福祉事務所、そして保育園、幼稚園や小中学校等とはどのような連携の持ち方をしていくべきなのか。保健相談所での相談や福祉事務所に寄せられる相談を分析することによって見えてくるニーズをどうとらえるのか。それらを分析することによって子どもに関する相談窓口をどう配置すべきなのかを考えるべきなのではないでしょうか。場合によっては、5ヶ所のみではなく、支所を22ヶ所置いている高齢者相談センターのように、もっと地域密着の窓口にするという可能性だって生まれるのではありませんか。検討の結果によっては様々な可能性が生まれるにもかかわらず、何を理由にして、5ヶ所の設置と位置づけるのでしょうか。

貫井のセンターは、土地所有者の厚意によって使えるようになったものだともご説明がありました。しかし、そのご厚意を地域の子育て支援に生かすには、「広場」という方法もあったはずです。子育ての総合相談の窓口としての役割を持ち、子育て世帯の様々な課題と向き合いながら、福祉事務所を初めとする他機関との連携の核となるべき子ども家庭支援センターを、どこにおいてどう機能させるのか。
地域密着型でたくさん増やしていくと言うわけでもなく、かといって福祉事務所の箇所数とも保健相談所の箇所数とも違う位置づけをしている。まるで成り行き任せで設置数さえ変えていくように見えるその姿勢からは、区として子育てを支援する姿勢、虐待をなくしていきたいという姿勢が感じられません。長期計画素案はこういった点から考えても見直すべきだと考えます。区長は今後、どういう決意をもって虐待問題の解決に取り組まれるのか、お考えをお聞きしたいと思います。

(教育長)
虐待に関する学校の対応についてお答えします。教育委員会といたしましては、虐待を受けたと思われる子どものサインに教員が気づき、虐待が疑われる状況を派遣した場合には、校内委員会等で情報を共有した上で、速やかに関係機関へ通告するよう指導しております。

学校においては、日常における健康観察や個別面談、家庭訪問等の教育相談活動を通じて子どもの実態を把握するとともに、必要に応じて子ども家庭支援センター、児童相談所、民生児童委員等とサポートチームを編成するなど、情報を共有して対応策を協議しております。また、虐待を受けたと思われる子どもの心情を踏まえ、心のふれあい相談員や関係機関との連携のもと、心理面に配慮した組織的かつ長期的な支援を行なっております。

(児童青少年部長)
はじめに、児童虐待への対応と子ども家庭支援センターについてお答えします。学校児童に対する虐待については近年増加傾向にあることから、学校からの相談には子ども家庭支援センターが迅速に対応しております。

具体的には、個別ネットワーク会議などにおいて対応方法を協議・確認した上で関係機関との連携により対応を行なっております。また、児童虐待の実態や対応方法などについて理解を深めるために学校職員向けの研修会を継続して開催しております。今後とも必要な連携を図ってまいります。

次に、子ども家庭支援センターの相談職員の適正な受け持ち件数についてであります。児童虐待件数が年々増加する中で、子どもの命と安全を守るため、担当職員が日々適切な対応に努めておりますが、児童虐待の対応は、一回の訪問で解決するものから多くの時間を要するものまで内容が多様であり、件数の適正値を定めることは大変困難であると考えております。今後、虐待のケース実態などを踏まえながら、適切に対応できる相談職員を配置してまいります。

次に、児童虐待の対応機能を1 ヶ所に集中する意味と将来への対応についてであります。児童虐待は、原因が複雑かつ多様であり、その対応には職員の高い専門性が求められます。また、児童虐待対応はこれまで東京都の児童相談所が中心に担ってきたことから、担当職員の対応力の向上と年々増加する虐待件数に対応可能な運営体制を確保することが課題であります。
そこで区といたしましては、一般相談窓口と児童虐待担当を分け、虐待対応を1 ヶ所に集中することにより、対応力の向上とその共有を図るとともに、迅速に現場確認に出向ける体制を確保し、効果的な対応を行なってまいります。
この対応方法は、現段階では採りうる最善の策と考えておりますが、今後多様化する虐待ケースへの取り組み実績を重ねながら、状況変化に応じて適切な対応を図ってまいります。

次に子ども家庭支援センターの設置数についてであります。子ども家庭支援センターの設置数については、福祉事務所単位に1 ヶ所を基本としておりますが、貫井子ども家庭支援センターについては、先駆型の練馬子ども家庭支援センターを補完するものとして位置づけたところであります。また、子どもに関する相談窓口については、子ども家庭支援センターとともに整備を予定している24 ヶ所の子育てのひろばでも担う予定であります。

新たな長期計画においては、これまでのとりくみを踏まえ、子育て支援施設のあり方を整理した上で、整備計画を策定したところであります。長期計画に基づく着実な施設整備とともに、関係機関との有機的な連携を図ることにより、子育て支援の充実と児童虐待の防止に努めてまいります。



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近況

いやはや、ご無沙汰をしました。
コメントをいただいている方にもなかなかお返事もできず、すみません・・・。

一般質問の報告がまるでできていませんが、まずはこの数日の近況報告。
あまりもりだくさんで、頭が混乱してしまいそうなので、ひとまず概要だけご報告し、これらの詳細は、一般質問の報告が終わり次第、書きます。

・金曜日に、決算の「保健福祉費」の質問が終わりました。
木曜くらいから、疲れでいよいよ体調が悪くなってきまして(^^;)、金曜の質問は我ながら覇気がなくてゲンナリ・・・ まあ、内容的には、一般質問の答弁で気になったことを確認したんですけどね。。

・光が丘の小学校の統廃合があり、それによってあく予定の4つの学校跡施設の活用について、説明会が開かれています。これを、金曜の夜に傍聴しました。
ひどい説明会でした。「総務費」で質問した内容でもあるので、これもまた改めて報告します。

保育園の民間委託のときの説明会のほうがまだましだったんじゃないかと思うほど、ひどかった。こう考えてみてからふと、「どんぐりの背比べ」という言葉が浮かびましたが。。

・三原台と大泉学園町のプールの管理を受託している会社が倒産し、10月から急遽、違う業者にお願いすることになったという報告が先日の文教委員会でありました。
今日は会派の3人で、現場に行ってお話を聞いてきました。
この話もまた改めて。

・視察が終わったあとは池袋の立教に行って、「ポルノ被害と女性・子どもの人権」というシンポジウムに参加しました。
私の家の近くに婦人保護施設があるのですが、そこのスタッフの方なども関わっている会でした。

私は、この婦人保護施設の方にお話を聞くまで、「性と人権」ということをあまり考える機会がなかったし、たぶん多くの方がそうだと思います。

けれども、「私が私らしく生きる」ということと、「性の問題は自分自身でコントロールする」ということは不可分のものであるということが、だんだん理解できてきました。

というわけで、この報告もまた改めてしたいと思います。

・議会での質問はあとは残すところ「教育費」。
今日の残りの時間は、この準備だけにすべきか、もっといろんな人とおしゃべりして「脱・覇気のなさ」を目指すべきか悩んだのですが(苦笑)、後者をとって、これからバリアフリーの勉強会に参加することにしました。



・・・と、概要ばかりであまり面白みのない近況報告を書いているうちに、文字数はいっぱいになり、そして勉強会が始まる時間になってしまいました・・・

明日こそ一般質問の続きを書きます。

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Appendix

桜子のツイッター

プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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