Entries

立教大でのゲストスピーカー:その2

なかなかブログが更新できなくてすみません・・・。

何年か前はもっと頻繁に更新できていたのに、最近滞りがちなのは、民主の会派を離脱して心がすっきり、ストレスが消えたせいだと思っていたんですが(鬱屈した思いをブログに書いていたせいかと思った)、それだけではなくて、この1年ほど、月に1回くらいイベントを企画したりしているせいで物理的に時間がないんだということにハタと気づきました(^^;
そういうわけでブログを書かないからといって仕事をサボっているわけではありませんので、ご容赦くださいませ・・・。

前回のブログの続きです。


なにが私の行動の原動力になるのか・・・
それは、裏返せば私はどんなときに嬉しいのかということなのかな、と考えました。

それで、結論はものすごく陳腐な言葉ですが、「人が喜んでいるのを見ると嬉しい」ということでした。
なんか、一言で表すと道徳の教科書みたいで嫌ですけどね(^^;


私は、あんまり自分の身に起きることそのものには関心がないのです。食べ物もすごくおいしいものにこだわるわけではないし、お酒もアルコールが入ってればなんでもいい。服だって、着ていなかったら捕まるから(笑)着るけど別にきれいな服を買うことにはそんなに興味もない。スポーツも好きじゃないし趣味はあんまりないし・・・。

そんな面白味のない私が、じゃあどんなときに嬉しいと感じるかというと、食べ物を食べて自分がおいしいと思うことよりも、一緒にいる人が「ああ、おいしい」といってニコニコしていたら、「そうか、おいしいのか。おいしくて喜んでいるんだな」と思って私も嬉しくなるという感じです。

かといって別に愛情深いわけでもないんですが(^^;
相手を愛しているから喜んでいるのを見て嬉しいというわけではなく、ただ、「おお、喜んでいる、喜んでいる」と確認するのが楽しいという感じ。

たとえば会派の控え室にチョコレートを買って置いておくと、ほかの2人の議員さんが食べる。食べるのをチラチラ見て、「おお、食べてる食べてる」と心ひそかにニヤリとする・・・。人がチョコレートを食べているのを見てニヤニヤしているというのは、むしろ何やら意地悪な感じもしますが(笑)
とにかく、「わーい、わーい」と喜んでいなくても、人がふと、ホッとしている瞬間、安心できる時間を持つことができているんだなという瞬間を見ることができると、私もホッとするのです。


だから、ハンセン病の問題などは顕著ですが、なんらかの理由でホッとできる瞬間さえも奪われている人を見ると、いてもたってもいられなくなるんです。どうすれば、この人たちがホッと笑える瞬間を取り戻せるのか、そのために少しでも何かできるのではないかと思うのです。

どんな状況にあっても、たとえ人生において何か失敗したことがあっても、生きているからにはニッコリする時間を持つ権利はみんなにあるし、他人がニッコリする権利を誰も奪ってはいけないですものね。



まあ、そんな思いを一言で表すとひどく陳腐になってしまって、どれだけ学生さんにうまく伝わったかは分かりませんが・・・。

私は2週間考えてこれですから、その場で考えて貰うのもなかなか難しいテーマではあったのですけれども、学生さんにも「行動の原動力」について話をしてもらいました。

お礼を言われるとうれしい、とか、やはり喜んでいるのを見たいとか、見通しがつくかどうかとか、あとは直感で動く、といったような意見が出ました。

見通しがつくというのは面白いなと思いました。たしかに、やるかやらないかと悩んだときに、自分が実際それをやっている姿がイメージできるときって、スムーズに進む感じがしますよね。

直感で動くというのも、私も最初に思ったことだったので、分かる気がします。

最近、何かのメールマガジンだったかで、「直感というのは、理論的に整理する前に脳が直接感じているものをさすのだ」というようなことが書いてありました。直感だからあてにならないということではなくて、うまく言葉にならないけれど脳が「そうだ」と感じているのが直感であると。

そういわれてみれば、そうかもしれないなと思いますよね。であるならばなおさら、自分の脳が「そうだ」と感じるのにはどんな傾向があるのかを自分なりに分析してみるのって面白いんじゃないかなと思います。

この授業の学生さんたちは、これから自分で実際にボランティア経験をして、レポートを書くというのが課題だそうです。
そんな中で「これはおもしろそう」とか、「これはちょっとどうなんだろう・・・」とか、「これからも関わり続けたい」とか、そうやって自分の中にひらめくものをよーく見つめる時間を持ってもらえたら良いなあ・・・ということを、私の授業の結論にしたつもりなんですが、これまたボソボソしゃべっているから伝わったかどうか(><)

いやはや、しかし、19、20歳くらいの学生さんだったんですけど、10歳も違うと、もはや同年代じゃないですねぇ・・・私の方はそんなに年が違わないつもりでいるけど、学生さんはそんなふうには思っていないであろう雰囲気をひしひしと感じて緊張してドキドキしました。。
私が企画する勉強会に来てくださる皆さんや、あるいは3月まで通っていた大学院などでも社会人が中心なので、それとはまた全然違う雰囲気でした。

なんとか90分終えたあとは抜け殻のようになりまして。
そのあとしばらく、私を授業に呼んでくれた講師のKさんと懇親を深めた(=酒を飲んだ)のですが、なんだか会話が支離滅裂だったような記憶が・・・。ふつう、会話も「起承転結」があるはずなのに、頭がボーっとしているものだから、「起承転」あたりまで来るとそもそも「起」がなんだったのか分からなくなって「結」に至らない・・・という感じでした。Kさん、せっかく懇親をしていただいたのにすみません(><)

次にゲストスピーカーをやるのは7月にフェリスです。少しずつでも上手になれば良いのですがね・・・でも下手なりに、一生懸命伝えようとしていることだけは感じてもらえていたら良いなあ、と思います。

※かとうぎ桜子のHPはこちら
スポンサーサイト



Appendix

桜子のツイッター

プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

カレンダー

04 | 2010/05 | 06
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

過去ログ