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男女共同参画センター条例の改正への反対討論

今日は議会の最終日。本会議で議案の審査の結果の報告をし、賛否の討論をしました。

私は、男女共同参画センター条例の改正に反対討論をしました。

このセンターは石神井公園の駅の近くにあって、一昨年度まで「女性センター」という名前でした。この名称変更と施設の目的の変更をする条例改正のときにも反対討論をしたので、その内容はこちらのブログをご覧ください。


今回は、ここでやっている講座やフェスティバルの事業を民間に任せるという条例改正です。以下に討論の内容を書きます。

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生活者ネット・市民の声・ふくしフォーラムを代表して、議案第39号 練馬区立男女共同参画センター条例の一部を改正する条例に反対の立場から討論をします。

男女共同参画センターは長年、「女性センター」として運営されていたものですが、昨年度から男女共同参画センターと名称が変わりました。そして、今回は、指定管理者の業務内容に講座・フェスティバルの企画などを加えるという形で、センターの運営のしかたも変えていく条例の改正案が出されました。

男女共同参画センターは「男女が、互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現に寄与することを目的とする」と条例に書かれています。
性別にかかわりなくだれもが自分らしく生きられる社会を作る必要があるのは当然のことです。この「当然のこと」をなぜあえて目的にしなければならないのか。それは、現実にはいまだ、このような社会が実現していないからでしょう。そして、なぜ実現しないのかといえば、それは女性がいまだ差別されている現実があるからです。

たとえば仕事の面では、女性の管理職はまだまだ少ないし、非常勤・派遣職員など不安定な立場で働かざるを得ない女性も多いのです。ドメスティックバイオレンスの被害、性暴力の被害を受けるのも多くの場合は女性です。
そんな社会の中では、例えば一人の女性が子どもと一緒に夫のDVの被害から逃れようとした場合にも経済的な自立はとても困難で、不安定で不規則な仕事をせざるを得なくなり、健康を害するということも起きます。

男性が外で働き、女性が家事・子育て・介護などを担うことを前提に成り立っている社会は、男性が父子家庭で子育てをしたり、ひとりで親の介護などをしなければならない状況になったときにもたくさんの困難を生みます。
女性が生きていくうえで壁にぶつかる社会は、男性が困った時にも多くの困難を生みだす社会であるといえるのです。

ですからまずはこうした悲惨な状況がいまだに起きていることをしっかり受け止めた上で、女性の身に起こる様々な課題の解決を図ってはじめて、男女がともに生きる社会につながるのです。
ただ漠然と「性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮すること」を目標にするのではなく、私達がこの社会で生きていこう、人生の目標を達成しようとしたときにぶつかってしまう現実の深刻な壁を取り除き、平等に生きていく社会を築いていくことがセンターの果たすべき役割なのです。

今年の3月に策定された練馬区男女共同参画計画では、
「男女平等の意識づくり」
「あらゆる分野で男女が参画できる社会づくり」
「仕事と生活の調和」
「健康づくりと配偶者暴力等のない社会づくり」
「ともに生きる地域づくり」
「施策を進めるための体制づくり」
という、大きく7つの目標が掲げられています。

職場など社会の中での習慣や、健康のこと、身体的な性にかかわることなど日常のなかにある男女差別は、制度的な配慮について啓発をしっかり行うこととともに、私達ひとりひとりが課題をとらえ、言語化し、社会全体で共有していくことで意識を変えていく必要があります。
男女共同参画センターで行われている講座やフェスティバルは、区民が現在ある壁について語り合い、ともに解決を目指すためのとても重要なもので、今までは区の職員が区民の声を聞きながら企画してきたものでした。しかし今回の条例改正で、こうした講座等の企画・運営について指定管理者に任せるというのです。

区は、練馬区男女共同参画計画の趣旨にあてはあまる内容の講座をすることを指定管理者に求めていくといいますが、まず、指定管理者がどのような形で区民の声を聞き、企画を立てていくのかが明確ではありません。また、講座などは単にたくさんの集客があれば良いわけではなく、参加した人がどれだけのものを得られたのかという内容が重要ですが、それをだれがどう評価していくのかも明確になっていません。
男女が平等な社会を実現するために、今後、区と区民はどう協働していくのか、そこに指定管理者がどうかかわってくるのかが明確でないのです。

男女共同参画社会の実現を目指す歴史は、女性への差別をなくし、男女平等の社会を築くための闘いの歴史です。このような大きな課題に取り組むべき施設の事業内容までいとも簡単に指定管理者に任せていく姿勢は、そもそも区がこの問題をすでに解決しつつある課題として軽視しているのかと疑わざるを得ません。

区が男女共同参画センターの果たす役割を改めて認識しなおすこととともに、センターの運営に区民がしっかりかかわることができる民主的な運営をさらに進めることを求めて、反対討論といたします。


※かとうぎ桜子のHPはこちら
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放射線量の測定

放射性物質について、空間線量の測定結果が出ました。

こちらに詳細が載っています。

数値はそれぞれの箇所で異なるので、ブログ上でうまう表にして貼れないので、こちらをご確認ください。

補足をすると・・・

測り方は、まず校庭・園庭の中央に1点とり、そこから原則10メートルの距離で東西南北を4ヶ所とります。合計5ヶ所。
そしてそれぞれで30秒ずつ5回測定。
ひとつの校庭・園庭で5ヶ所×5回=25回。
この25回の平均値・最大値・最小値を載せたのが上にリンクした表です。

保育園は5ヶ所のうち1ヶ所は砂場が入るようにしていて、砂場に関しては平均値・最小値・最大値からは除いている。(つまり、保育園は4ヶ所の平均・最大・最小が書かれている。)

また、学校で芝があるところ(今回の測定値の場合には、仲町小学校、石神井小学校、泉新小学校)は、芝の場所はプラスアルファで想定している。(つまり合計6ヶ所で測定しているが、平均・最大・最小は5ヶ所分で記載。)

・・・ちょっと分かりづらくなっちゃいましたが、分かるでしょうか・・・。


この数値をどう捉えるか・・・国の基準がない状況なので、特別区長会から国に基準作りを要請しているとのこと。
次回の調査は7月6,7日に同じ場所でやる予定だそうです。

ひとまず、ご報告。

※かとうぎ桜子のHPはこちら

プールの水の検査結果(5か所)

12か所行う予定のプールの水の放射性物質検査のうち、5か所(中村小、開進第二小、大泉学園緑小、大泉第二小、関町小)の結果が出ました。

水の検査の場合の検出下限値(さっき書いた野菜に関するブログにも書きましたが、その検査方法で測定できるラインのこと)は、11~16ベクレル/kgだったようです。

それでどれも不検出、ということですが、これはたとえば検出下限値11ベクレル/kgだった場合、11以上ではなかったというだけのことで1かもしれないし10かも知れないし、それは調べられなかった、という意味です。


このブログ、図表が載せられないので(私が分からないだけかもしれないけど)、ちょっと分かりづらくなっちゃいますが、それぞれの学校の検出下限値を参考に書いておきます。今(6月15日の夜)の段階でまだ詳細が区のHPには載っていないようなので。

[中村小]
・放射性ヨウ素 15ベクレル/kg以下
・放射性セシウム134 11ベクレル/kg以下
・放射性セシウム137 13ベクレル/kg以下


[開進第二小]
・放射性ヨウ素 12ベクレル/kg以下
・放射性セシウム134 14ベクレル/kg以下
・放射性セシウム137 15ベクレル/kg以下

[大泉学園緑小]
・放射性ヨウ素 15ベクレル/kg以下
・放射性セシウム134 16ベクレル/kg以下
・放射性セシウム137 15ベクレル/kg以下


[大泉第二小]
・放射性ヨウ素 15ベクレル/kg以下
・放射性セシウム134 15ベクレル/kg以下
・放射性セシウム137 16ベクレル/kg以下

[関町小]
・放射性ヨウ素 13ベクレル/kg以下
・放射性セシウム134 14ベクレル/kg以下
・放射性セシウム137 13ベクレル/kg以下



ひとまず、ご報告。

※かとうぎ桜子のHPはこちら

農産物の放射性物質検査の結果(続報)

6月8日に2回目の農産物の検査がおこなわれました。
(このブログに書いたよりも詳しいことを知りたいときは練馬区のHPをご覧ください。)

ちなみに1回目は4月20日で、ほうれんそう。放射性ヨウ素も放射性セシウムも「定量下限値以下」。

6月8日は小松菜の調査をして、「検出限界値以下」だったそうです。

以前、農産物のことを書いたブログで、「定量下限値以下」というのは、その検査方法で測ることのできる数字(今回の場合50ベクレル/kg)以下であるという意味だと書きました。

なんだかわかりづらいのですが、「検出限界値以下」というのも、同じ意味だそうです。
ただ、今回は測定の機器が変わって、精度が上がったそうなのです。都が出した正式な資料には「ND」という表記があるのですが、検査の機械の検出下限値というのは気温など天候によって少し変わるのだそうで、今回の6月8日の小松菜の検査では

・放射性ヨウ素 4ベクレル/kg以下
・放射性セシウム134 5ベクレル/kg以下
・放射性セシウム137 6ベクレル/kg以下
だったそうです。

これは例えばヨウ素が4ベクレルあったという意味ではなくて、4ベクレル以下だということまでは測定できたけど、さらにどのくらい低いのかは使用した機械では検出できないっていうことですね。


調査をして早急に結果を公表するとともに、それがどういう意味を持つのかということも分かりやすい言葉で書かなくてはいけないと思います。せめて区のHPでは分かりやすい記載をしてほしいと担当者に言いましたので、期待したいところです。


「練馬区は特にキャベツが多い、というように、その地域によって農産物の特色があるのだから、一律にほうれんそう、小松菜、水菜といったものをやるのではなくて、それぞれの自治体ごとにやるべきでは?」というご意見をいただきました。

今、農産物の調査は国の方針に沿って都道府県がやっているそうです。それは、調査した結果を受けて何か対応をしなければならないときに、流通のことなどを考えると市町村よりも広域の都道府県レベルで対応しなければならないからということもあるということで。
ちなみに、農産・畜産・水産物への放射性物質の影響について、関連する省庁等のHPをまとめたポータルサイトを見つけたので、こちらにリンクしておきます。

ただ、やはりそれぞれの地域に合った調査をしなければ意味がないので、調査品目の拡大とか、土壌の調査なども都に求めていかないといけませんね。

小松菜、水菜、ほうれんそうなどが対象になったのは、広がって生える葉物は大気の影響をより受けるからだそうです。それに比べてキャベツは丸いから、外側の葉っぱをとれば一定の汚れは取れる・・・と担当者が言ってました。

しかし、私の家の近くにキャベツ畑があるので、この前眺めながら思ったのですが、キャベツは芽が出た時から丸いわけではないですよね
最初はふつうの葉っぱのように生えていて成長とともに丸くなってくるんですよね。
だったら調査対象になっている葉物と同じように対象にすべきじゃないかと思います。


調査した結果をどう評価するのかも大切なところですが、たとえば原発事故の影響がより少ないはずの関西地方で検査をしてみて結果を比べてみるってことも必要じゃないかなとも思います。


安全を確認して安心しておいしく食べたいですね。



※かとうぎ桜子のHPはこちら

議会人事(委員長・副委員長の決め方のこと)

6月13日(月)、練馬区議会の議長・副議長が投票により決定して、各議員の所属する委員会も決まり、それぞれ委員長・副委員長が選ばれました。

議会には本会議と委員会がありますが、議案や陳情は本会議ではなくてそれぞれ関連する委員会で審査されます。
行政からの様々な報告案件もやはり関連する委員会に出されて、質問や改善すべき点の指摘などが、所属する議員から出されます。
たとえば最近私のブログに書いている放射性物質の調査のことなども、所管の委員会に報告されて議員から意見が出されることになるのではないかと思います。

たくさんの陳情が出てくるわけですが、これをどう審査していくのかとか、委員会の資料をどう準備するのかとか、委員会の運営をどう進めていくかを決めていくのが委員長と副委員長です。とても大きな役割です。
だから、できる限り一つの考えのグループだけに偏ることなく、色々な立場の議員が携わることが、民主的で開かれた議会を作っていくためには重要です。

じゃあこの委員長・副委員長をどうやって決めるか。地方自治法には、投票による選挙を行うか、あるいは議員全員の同意が得られたら指名推選という形をとることができると書いてあります。(指名推選というのは、「○○さんにお願いしましょう」「そうですね」と言うことです。)


投票による選挙というのは一見公平なように見えますが、議会ではすでに多数派になっている政党・会派と人数の少ない会派があるのですから、多数決をすれば当然大会派が勝つようになるわけですね。


それでは委員会運営への多様な立場・意見の反映が難しくなってしまうから、練馬区議会は今までずっと指名推選の形を採ってきました。

まず、交渉会派(交渉会派とは何か、というのは以前のブログをご覧ください)を人数の多い順に並べる。そして、「ドント方式」という計算方法で順番に役職を振っていきます。人数にあわせた按分をするのに近い数が出てきます。
これは、国会議員の選挙の比例代表を割り振るときにも使う方式ですので、国会の選挙の時のことを思い出していただくとイメージしやすいかもしれません。


計算で割り振っていくので、恣意的な力は働かず、分かりやすいし、人数によって割り振られてかつ極端に偏ることもないというメリットがあります。

このドント方式を使うと、今回の場合、
自民党8
公明党6
民主党2
生活者ネット・市民の声・ふくしフォーラム(私の会派)2

という割り振りになります。

ちなみに前のブログにも書いたように、今年度、交渉会派は「会派を構成する議員が5人以上」となりましたが、昨年度までのように「3人以上」であったならば、上の一覧にあと2会派(共産党、みんなの党)が加わったはずです。交渉会派の人数をあげるということは、こういうところにも参加できない議員が増えるという形で、影響が出てくるわけですね。・・・もし、今まで通り3人会派が交渉会派だった場合の役職の割り振りも計算してみました。

自民党7
公明党5
民主党2
生活者ネット・市民の声・ふくしフォーラム2
共産党1
みんなの党1

ところが、「このやり方は公平ではない」と主張する人がいたそうで(今までずっとこのやり方をしてきたのに)、今回は話し合いがまとまらなくなってしまったのだそうです。

結局、指名推選は話がまとまらなくなり、投票による選挙が行われることになりました。


ドント式は先に書いたように、数字を見れば誰にでも理屈が分かる、分かりやすい決め方です。それをなぜやめなくてはいけないのか、どこが公平でなかったのか??これに代わる透明性の高いルールは何なのか。
さっぱりわかりません。

選挙の結果は、
自民党9
公明党6
民主党2
私の会派1

の役職をとるという結果になりました。


これが一体何を意味するのか・・・
以下に、私たちの会派が共同で作成した見解を載せます。
会派の5人で一生懸命考えた文章ですが、分かりにくいところがありましたら、加えて説明を書きますので、コメントやメールをください。


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区議会人事に関する会派の見解
2011年6月14日
生活者ネット・市民の声・ふくしフォーラム

6月13日は、議長選挙をはじめ、各委員会の正副委員長の互選など、議会人事を決めるための会議が行われた。
昨年度までは、議会運営を円滑に行うため、正副委員長については、幹事長会の中で交渉会派の人数に応じてドント順位表によって決められ、指名推選であった。このドント方式はルールが明瞭であることなど、公正適切な方法として練馬区議会の歴史の中で長く尊重されてきたものである。しかし、今回は大会派からこのドント方式が「不公正」であるとの強い異論が出され、結局、幹事長会では合意を取りまとめることができなかった。したがって、地方自治法に基づき、もうひとつの決め方である「投票による選挙」で選出することになった。

選挙となると、すべての委員会で半数以上を占める2会派が分け合うことも可能であったが、結果的には2会派以外の会派がいくつかの役職に就くこととなった。生活者ネット・市民の声・ふくしフォーラムも、橋本けいこが区民生活委員会の副委員長に選出された。私たちは、この結果に強く当惑している。少なくとも私たちは、ドント方式が唐突に否定されたことに強く抗議し、投票による選挙が決まってからは人事に関する不透明な調整をいっさい拒んできたのであり、当該の会派や議員の意向を無視されたことは、大変遺憾である。このような、操作が可能であることも含め、人事の決め方については、見直しを求めていく必要がある。

生活者ネット・市民の声・ふくしフォーラムの橋本けいこが、区民生活委員会の副委員長に当選したことについては、選挙結果を受け止め、委員会運営が少しでも区民にとって有意義なものになるよう努めることを会派で確認した。
投票による選挙で正副委員長が選出されたことが、今後の委員会運営にどのような影響があるのか、ぜひ傍聴していただき、皆さんのご意見・ご感想をお寄せいただきたい。

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民主主義には「多数決」という方法がありますが、それがすべてではありません。最終的に意思を決定するとき、多数決は必要ですが、そこに至るまでのプロセスでは異なる意見、少数意見も出し合い、議論を尽くして取り入れていくことは必要です。そうでなければ、社会全体から見て少数の立場にある人の声は無視されることになるからです。

今回は役職に就く人を選ぶという、議会運営の最初の一歩が始まった段階ですが、この段階ですでに異なる立場の意見を聞かずに数で押し切る形がとられてしまったことは、とても残念だし、これからの議会運営にも禍根を残すことになると思います。

放射性物質についての学校・幼稚園の対応(続報)

放射性物質への対応について、本当にたくさんのご意見をいただいています。続報が遅くなってしまってすみません。

私立幼稚園など、子どもたちの安全確保について。

普段から、区は私立幼稚園協会との話し合いの場は設けていて、今回も放射性物質についての区のとりくみ(測定のことなど)も伝えているとのこと。
ただし、私立はそれぞれが独立しておりそれぞれの教育方針で取り組んでいるため、指示に従わせるという関係ではない。
だから、ご不安があって、私立幼稚園に行っているご家庭の保護者から、区にお問い合わせ・ご相談いただいたというときには、その声を当該幼稚園にお伝えすることはしている、という状況。


以上が区の考え。
区立幼稚園・小中学校の場合も同様ですが、行政・各学校とも今まで経験のない、放射性物質への対応ということに試行錯誤をしながらやっている部分があります。

私も、みなさんからご相談いただいたりご不安の声を頂いたときに、ただ単に今の行政の対応について報告するのではなくて、より改善を求めるためにどうしたらいいかと頭を悩ませつつ動いています。


親御さんたちとお話ししていて思うのは、「あまり先生に直接は言いにくい・・・」という部分もおありなのかなと。
お問い合わせがしづらい保護者の方にとっても、まだ放射性物質の問題や区・各学校の対応をご存じない保護者の方に情報をお伝えするためにも、たとえば給食の食材についてとか、体育の授業の時の対応とか、学校の基本的な方針と対策を学校からのお手紙などの形ですべてのご家庭にお伝えする工夫などは求めていかなければならないと思っています。


その一方で、先日「三児母」さんという方が以下のようなコメントをくださいました。

私は政府の対応に完全に身を委ねるのではなく、個々に冷静に情報を収集し、周囲の人達と議論をしながら、その時々に最善の方法をとっていきたいと思っています。

学校側とも、一方的にうちは心配だから、給食を食べさせない、と壁を作ってしまうのではなく、私はこういう理由で心配なのですが、先生、栄養士さんはどうお考えですか?と、話が進められたらと考えています。



これを読んで、私も、なるほどなぁ・・・と思いました。

子どもたちを放射性物質の被害から守るために、保護者も地域も、先生も、学校にかかわるすべてのスタッフも、教育委員会も行政も議員も、すべての人がともに考え、議論する機会をしっかり持つことによって、より良い方向へとむかっていくことも大切だなと思います。こういうのを、「リスクコミュニケーション」と言うんですね。

放射性物質についての学校現場や教育委員会などでの基本的な情報共有や意見交換はまだまだ十分でないと思います。まずは現状の把握、そしてただ「国はこの基準で安全だと言っているから」と済ますのではなくて、国の立場とは異なる意見に耳を傾けたり、保護者の不安に耳を傾ける機会を充実しなければならないと思います。



そうはいっても保護者から学校などにはなかなか言いづらかったり、なかなか話がうまく進まない場合は、私にメールなどで具体的な内容をお知らせいただければと思います。個別の状況の改善についても、引き続き取り組んでいきたいと思います。



また、こまかな対応は学校に任されるというのは、やはり国、都、区がそもそも子どもたちを守るための基準を明確にしていないせいでもありますね。
この改善は求めていかなければならないと思います。

放射性物質の測定については、12か所ではなくてすべての学校等でやってほしいとの声もたくさんいただきました。
豊島区ではすべての区立の学校・幼稚園・保育園での測定をすることに決めたそうです。練馬区は箇所数がとても多いという課題もあるわけですが、やはり他の自治体の新たな取り組みも参考にしながら、よりよい方向を目指していかなければなりません。


議会は来週から、区長の所信表明と議員からの一般質問になります。
練馬区議会は一般質問はすべての議員が年1回というルールになっているので、私は今回は質問はしないのですが、放射性物質の問題については議論になるのではないかと思います。

子どもの安全を守るために区は今後、どのような方針で動いていくのか、またご報告したいと思います。

※かとうぎ桜子のHPはこちら

議会の会派のこと

明日から、選挙後はじめての議会が始まります。

そんな議会の会派のことで、先週末からこの数日で大きな動きがありましたので、ご報告します。

以前、ブログで書いたように、今回の選挙を経て今まで一緒に会派を組んでいた議員さんが落選をしてしまい、これからは私は一人で頑張っていく決意をしたのでした。

そのときにも書きましたが、他の会派の議員さんたちと議会運営について議論する場を持つことができる「交渉会派」は3人以上でした。ですから、私はこれまで、比較的考えの近い議員さんたちと3人で会派を作っていたわけです。

5月30日に新しい任期が始まって、私は一人会派になりましたが、「交渉会派」の代表の人たちは、今後の議会運営をどう始めていくかについて議論をしていました。(私は一人会派なので、この議論には加わることができず、後から議会事務局に報告を受けるという形をとっていました。)

この議論の中で、「今回から交渉会派を3人の会派から5人の会派へと引き上げる」というルールの変更がされました。

つまり、小規模な会派の人達は議会運営の話し合いにより一層加われなくなってしまうわけです。


そもそも、地方議会の選挙で有権者の皆さんが投票するときには、政党やグループ名ではなくて個人名で投票しているわけで、本来ならば一人ひとりの議員の意見がひとしく表明できる場が保障されないといけないと思います。

政策のことだけではなくて、議会はどうあるべきか、区民の皆さんにとって分かりやすい議会にしていくためにはどうしたらいいかといったことについても、しっかりルールを決めていく責任がすべての議員にあるわけですから。


交渉会派になるための構成人数の条件を引き上げればなおさら、「少数派」の議員の声は切り捨てられていくのです。


選挙の結果を見たときから、私の立場からすると今後の練馬区政は厳しい局面があるだろうと思っていましたが、まずはこんなところから始まったわけですね。


そんな状況の中、数日前に、今まで一緒に会派を組んでいた池尻さんと、3人で会派を作っていた生活者ネットの皆さんから「一緒に会派を組みませんか」と声がかかりました。

5人で会派を組めば、新しいルールの中でも「交渉会派」になって、ひらかれた区政づくり、議会改革に取り組めるからです。


私自身は、一人会派で頑張る決意をしていたところですが、ただこうした練馬区議会全体の状況の厳しさを見て、そして一緒に組める議員さんがそろったということを考えると、共同会派を作っていくほうが良いだろうと判断をしました。


今日、議会に手続きを済ませてきました。
会派名は前と同様に長い名前で、「生活者ネット・市民の声・ふくしフォーラム」といいます。


前の会派のときと同様、議会での協力関係ということでして、地域活動や選挙にかかわる活動はそれぞれ別々にやるという形になります。

私自身の活動は、今まで同様、精一杯頑張っていきたいと思っています。


※かとうぎ桜子のHPはこちら

練馬区の農産物の放射性物質検査の状況

ここのところ、多くお問い合わせいただいている放射性物質の調査についてですが、「練馬は畑があって、農産物もとれるけど、どうなっているんだろう」というご質問をいただきました。

都内産の農産物は東京都が調査をしている最中なので、状況をご紹介します。

詳しい内容は練馬区のHPにも載っていますので、こちらをご覧ください。

概要を書きますと・・・

東京都が実施主体となって、都内の農産物の検査を順番にやっています。第1期は4月下旬~6月初め、第2期は6月初旬~6月下旬。区の担当によると、それ以降は今のところ未定とのこと。対象品目は小松菜、ほうれんそう、水菜、原乳。

練馬区はまず4月20日に第1期の検査としてほうれんそうをやりましたが、
・放射性ヨウ素(国の暫定規制値2000ベクレル/kg) 50ベクレル/kg以下
・放射性セシウム(国の暫定規制値500ベクレル/kg)50ベクレル/kg以下

「50ベクレル/kg以下」というのは、東京都健康安全研究センターの分析による定量下限値以下であるという意味だそうで。

「定量下限値」というのは、「その分析法で正確に定量できる最低濃度のこと」だそうです。

次の練馬区の検査は6月8日、9日の予定で、すでに検査済みのほうれんそうを除いて、小松菜、水菜が対象になるようです。

ひとまず、現状のご紹介でした。

※かとうぎ桜子のHPはこちら

練馬区の放射線等の測定場所

おとといのブログで書いた放射線等の測定について、測定場所が明らかになりましたので、ご報告します。

[地表50センチでの測定]
・田柄第二小学校
・仲町小学校
・石神井小学校
・泉新小学校
・大泉南小学校
・富士見台こぶし保育園
・栄町保育園
・関町保育園
・大泉学園保育園
・旭町保育園
・こもれび児童遊園(豊玉中4丁目)
・西大泉ふよう児童遊園(西大泉5丁目)

区のHPはこちら

[プール]
・田柄小学校
・北町小学校
・練馬第二小学校
・開進第二小学校
・関町小学校
・大泉学園緑小学校
・中村小学校
・光が丘四季の香小学校
・大泉第二小学校
・大泉第四小学校
・石神井プール
・三原台温水プール

区のHPはこちら


月1回・12ヶ所だけで十分なのか、ということも考えていかなければならないし、ブログのコメントにいただいている雑草のことや私立幼稚園・保育園についても、改善しなければならないところがあると思います。
改善を求めていきながら状況は順次、ご報告します。

※かとうぎ桜子のHPはこちら

練馬区の放射線等の測定について

以前、「検討中」と言われていた放射能測定についての方針が今日、出されましたので、ご紹介します。

★放射線の調査
区内全域を12区分し、区立施設(学校、保育園、公園)などで放射線量を測定。地上50センチでの測定。毎月実施の予定。
結果の評価は文部科学省が福島県の学校に示した安全基準を準用。

★プールの調査
学校・区立プールのうち12施設で測定。
6月~8月に毎月1回実施の予定。
結果の評価は厚生労働省の水道水に関する指標を準用。



測定開始は6月中旬。
測定する施設は選定中。
専門の調査機関に委託して実施する。
測定結果は速やかに公表する。


また、今後の対応として、
・大気中の放射線量について、モニタリングポストによる常時測定を検討する。
・国において明確かつ統一的な規制基準を整備し、きめ細かい測定を実施するよう、国・都に要請する。




学校のプールについては、授業が始まる6月中旬までに測定をするということですが、私はもうひとつ気になることがあります。
今日から、業者によるプール清掃が始まりました。
子どもに清掃をさせないというのはもちろんのことですが、もし、堆積した汚れの中に放射性物質があるとすれば、業者の人たちの安全も心配です。
この数日、区の担当者と話をしましたが、区は「都が発表している数値や、原発からの距離を考えれば問題がある数値は出ないだろう」という見解のようです。しかし、大気を測定するのと何カ月もたまっている水やよごれとでは当然数値も違うはず。私は、掃除をする前にも測定をすべきだと思います。
測定したうえで、問題のない数値であれば、安心して良いわけですから。

環境の担当者と話した時に、「測定をするといっても、静止した水を測るのか、かきまぜて測るのか、下にたまった汚れを測るのかなども難しいし・・・」と言われましたが、全部測ってみれば良いですね。

今日から始まったプール掃除は順番に進んでいき、6月中旬の授業開始までにすべての学校で行われます。

原発がいつ落ち着くのか、放射能の影響が今後どうなっていくのかもまだまだ分からず、これからさらに対策を練らなければならないでしょう。
今後の対策に役立てるためにも、清掃前の測定はぜひやっていただきたいです。洗い流してしまえば、まったく分からなくなってしまうのですから。

6月中旬まであまり時間がありません。個別に担当の方にもお話しましたが、ブログ上でも改めて、「測定を」と求めたいと思います。

※かとうぎ桜子のHPはこちら

学校のプール/給食のこと

以前のブログで放射能の心配をうけて学校のプールは今年どう対応するのかということを書きましたが、それ以降もたくさんの保護者の方からお問い合わせ、ご意見をいただいています。
ブログにもコメントをいただきありがとうございました。ふだんはコメントひとつずつにお答えしていますが、今回は区の対応をまとめてご紹介させていただく形をとります。

「うちの学校は、このブログに書いてある対応と違うみたい・・・」というご不安がある場合は、学校名をお教えいただいたうえで状況をお聞きしたほうが良いので、ぜひ個別にご連絡をいただければと思います。

私のメールアドレスはsakurako_happy_society@yahoo.co.jp
(6月2日にブログを書いた時、アドレスが1文字脱落していました。訂正しました。失礼いたしました。)




★プール掃除について
「プール清掃はすべて業者に任せることとし、児童生徒がかかわることがないよう徹底をお願いします」という依頼が、教育委員会から各学校長・幼稚園長あてに出されています。

★ヤゴのこと
ふだん、プールに生息しているヤゴを子どもたちが捕まえるということをやっている学校があるそうです。
このことについても教育委員会から「自粛または保護者に不安を与えない形で万全の配慮をしたうえでの実施をお願いします」という依頼が出ています。

先日の私のブログのコメント欄に、「心配な母」さんから「長男の学校でヤゴ捕りが始まります」という不安の声をお寄せいただきましたが、これは上記のような「万全の配慮」がないということではないかと私は心配しています。
「心配な母」さん、ぜひ改めて個別にご連絡いただけたらと思います。

★給食のこと
給食については産地を確認したうえで食材を選んでいるということですが、具体的にはどこのものを使っているかについては、学校ごとに違うので各学校に確認してほしいということでした。

また、お弁当、水筒を持っていきたいという問い合わせについては、集団生活のなかで一緒に給食を食べましょうというのが基本だけど、あとは保護者の方と先生との話し合いの中で方針を決めているとのこと。

これらのことについても、「学校に聞いてはみたんだけど・・・」など、ご心配なことがありましたら、ご連絡ください。


放射能の測定についてなども書きたいと思いますが、長くなるので、それは次の記事で。

※かとうぎ桜子のHPはこちら

5月30日から、新たな任期が始まりました。

いろいろ書かなければならないことがこの数日たまってしまったので、まとめていくつかブログの記事を書きます。

まず、5月30日から練馬区議会の新しい任期が始まりました。30日は新しいメンバーで揃っての顔合わせ。

初めての定例会は6月7日からです。

2009年4月から2年間、私は北川かつしげさんと池尻成二さんと3人で会派を作っていました。北川さんは社民党、池尻さんは無所属、私は1期目の途中で民主から抜けた無所属というふうに、立場がそれぞれ異なりますので、地域の活動、選挙活動などはそれぞれ独立して行い、議会の活動は協力して行うという形でした。

それは、区議会の中で幹事長の会議や議会運営委員会というものに参加し、他の立場の議員さんと議論する機会を持つことができる「交渉会派」が3人以上だったから、議会では協力しあっていこうということでした。もちろんその前提として、問題意識が共有できるということがあるわけですが。


今回の選挙で北川さんが落選されてしまい、3人以上の人数が集まって会派を作るのは難しい状態になりました。

2008年に民主党会派を離れて、2009年に北川さんたちと会派を組むまでの半年ほどの間、一人会派だったこともありましたが、2期目の4年間は再び一人会派になってがんばることになります。


でも、1期目の4年間に感じてきたのは、たとえ一人の力であっても、正しいと信じること、改善すべきだと訴えることを続けていけば、わずかずつでも変えていくことはできるということです。

そしてそれは、区民のみなさん一人ひとりの声や、区民と向き合う現場の人たちの声とともにあればこそです。

1期目の間につむいできた区民のみなさんとの関係を大事にしながら、より一層広げていけたらと思っています。

ときに区政で厳しい局面に立つこともあるかと思いますが、今まで以上にみなさんに状況をお伝えしながら、がんばっていきたいと思います。

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プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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