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プールの水の検査結果(5か所)

12か所行う予定のプールの水の放射性物質検査のうち、5か所(中村小、開進第二小、大泉学園緑小、大泉第二小、関町小)の結果が出ました。

水の検査の場合の検出下限値(さっき書いた野菜に関するブログにも書きましたが、その検査方法で測定できるラインのこと)は、11~16ベクレル/kgだったようです。

それでどれも不検出、ということですが、これはたとえば検出下限値11ベクレル/kgだった場合、11以上ではなかったというだけのことで1かもしれないし10かも知れないし、それは調べられなかった、という意味です。


このブログ、図表が載せられないので(私が分からないだけかもしれないけど)、ちょっと分かりづらくなっちゃいますが、それぞれの学校の検出下限値を参考に書いておきます。今(6月15日の夜)の段階でまだ詳細が区のHPには載っていないようなので。

[中村小]
・放射性ヨウ素 15ベクレル/kg以下
・放射性セシウム134 11ベクレル/kg以下
・放射性セシウム137 13ベクレル/kg以下


[開進第二小]
・放射性ヨウ素 12ベクレル/kg以下
・放射性セシウム134 14ベクレル/kg以下
・放射性セシウム137 15ベクレル/kg以下

[大泉学園緑小]
・放射性ヨウ素 15ベクレル/kg以下
・放射性セシウム134 16ベクレル/kg以下
・放射性セシウム137 15ベクレル/kg以下


[大泉第二小]
・放射性ヨウ素 15ベクレル/kg以下
・放射性セシウム134 15ベクレル/kg以下
・放射性セシウム137 16ベクレル/kg以下

[関町小]
・放射性ヨウ素 13ベクレル/kg以下
・放射性セシウム134 14ベクレル/kg以下
・放射性セシウム137 13ベクレル/kg以下



ひとまず、ご報告。

※かとうぎ桜子のHPはこちら
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農産物の放射性物質検査の結果(続報)

6月8日に2回目の農産物の検査がおこなわれました。
(このブログに書いたよりも詳しいことを知りたいときは練馬区のHPをご覧ください。)

ちなみに1回目は4月20日で、ほうれんそう。放射性ヨウ素も放射性セシウムも「定量下限値以下」。

6月8日は小松菜の調査をして、「検出限界値以下」だったそうです。

以前、農産物のことを書いたブログで、「定量下限値以下」というのは、その検査方法で測ることのできる数字(今回の場合50ベクレル/kg)以下であるという意味だと書きました。

なんだかわかりづらいのですが、「検出限界値以下」というのも、同じ意味だそうです。
ただ、今回は測定の機器が変わって、精度が上がったそうなのです。都が出した正式な資料には「ND」という表記があるのですが、検査の機械の検出下限値というのは気温など天候によって少し変わるのだそうで、今回の6月8日の小松菜の検査では

・放射性ヨウ素 4ベクレル/kg以下
・放射性セシウム134 5ベクレル/kg以下
・放射性セシウム137 6ベクレル/kg以下
だったそうです。

これは例えばヨウ素が4ベクレルあったという意味ではなくて、4ベクレル以下だということまでは測定できたけど、さらにどのくらい低いのかは使用した機械では検出できないっていうことですね。


調査をして早急に結果を公表するとともに、それがどういう意味を持つのかということも分かりやすい言葉で書かなくてはいけないと思います。せめて区のHPでは分かりやすい記載をしてほしいと担当者に言いましたので、期待したいところです。


「練馬区は特にキャベツが多い、というように、その地域によって農産物の特色があるのだから、一律にほうれんそう、小松菜、水菜といったものをやるのではなくて、それぞれの自治体ごとにやるべきでは?」というご意見をいただきました。

今、農産物の調査は国の方針に沿って都道府県がやっているそうです。それは、調査した結果を受けて何か対応をしなければならないときに、流通のことなどを考えると市町村よりも広域の都道府県レベルで対応しなければならないからということもあるということで。
ちなみに、農産・畜産・水産物への放射性物質の影響について、関連する省庁等のHPをまとめたポータルサイトを見つけたので、こちらにリンクしておきます。

ただ、やはりそれぞれの地域に合った調査をしなければ意味がないので、調査品目の拡大とか、土壌の調査なども都に求めていかないといけませんね。

小松菜、水菜、ほうれんそうなどが対象になったのは、広がって生える葉物は大気の影響をより受けるからだそうです。それに比べてキャベツは丸いから、外側の葉っぱをとれば一定の汚れは取れる・・・と担当者が言ってました。

しかし、私の家の近くにキャベツ畑があるので、この前眺めながら思ったのですが、キャベツは芽が出た時から丸いわけではないですよね
最初はふつうの葉っぱのように生えていて成長とともに丸くなってくるんですよね。
だったら調査対象になっている葉物と同じように対象にすべきじゃないかと思います。


調査した結果をどう評価するのかも大切なところですが、たとえば原発事故の影響がより少ないはずの関西地方で検査をしてみて結果を比べてみるってことも必要じゃないかなとも思います。


安全を確認して安心しておいしく食べたいですね。



※かとうぎ桜子のHPはこちら

議会人事(委員長・副委員長の決め方のこと)

6月13日(月)、練馬区議会の議長・副議長が投票により決定して、各議員の所属する委員会も決まり、それぞれ委員長・副委員長が選ばれました。

議会には本会議と委員会がありますが、議案や陳情は本会議ではなくてそれぞれ関連する委員会で審査されます。
行政からの様々な報告案件もやはり関連する委員会に出されて、質問や改善すべき点の指摘などが、所属する議員から出されます。
たとえば最近私のブログに書いている放射性物質の調査のことなども、所管の委員会に報告されて議員から意見が出されることになるのではないかと思います。

たくさんの陳情が出てくるわけですが、これをどう審査していくのかとか、委員会の資料をどう準備するのかとか、委員会の運営をどう進めていくかを決めていくのが委員長と副委員長です。とても大きな役割です。
だから、できる限り一つの考えのグループだけに偏ることなく、色々な立場の議員が携わることが、民主的で開かれた議会を作っていくためには重要です。

じゃあこの委員長・副委員長をどうやって決めるか。地方自治法には、投票による選挙を行うか、あるいは議員全員の同意が得られたら指名推選という形をとることができると書いてあります。(指名推選というのは、「○○さんにお願いしましょう」「そうですね」と言うことです。)


投票による選挙というのは一見公平なように見えますが、議会ではすでに多数派になっている政党・会派と人数の少ない会派があるのですから、多数決をすれば当然大会派が勝つようになるわけですね。


それでは委員会運営への多様な立場・意見の反映が難しくなってしまうから、練馬区議会は今までずっと指名推選の形を採ってきました。

まず、交渉会派(交渉会派とは何か、というのは以前のブログをご覧ください)を人数の多い順に並べる。そして、「ドント方式」という計算方法で順番に役職を振っていきます。人数にあわせた按分をするのに近い数が出てきます。
これは、国会議員の選挙の比例代表を割り振るときにも使う方式ですので、国会の選挙の時のことを思い出していただくとイメージしやすいかもしれません。


計算で割り振っていくので、恣意的な力は働かず、分かりやすいし、人数によって割り振られてかつ極端に偏ることもないというメリットがあります。

このドント方式を使うと、今回の場合、
自民党8
公明党6
民主党2
生活者ネット・市民の声・ふくしフォーラム(私の会派)2

という割り振りになります。

ちなみに前のブログにも書いたように、今年度、交渉会派は「会派を構成する議員が5人以上」となりましたが、昨年度までのように「3人以上」であったならば、上の一覧にあと2会派(共産党、みんなの党)が加わったはずです。交渉会派の人数をあげるということは、こういうところにも参加できない議員が増えるという形で、影響が出てくるわけですね。・・・もし、今まで通り3人会派が交渉会派だった場合の役職の割り振りも計算してみました。

自民党7
公明党5
民主党2
生活者ネット・市民の声・ふくしフォーラム2
共産党1
みんなの党1

ところが、「このやり方は公平ではない」と主張する人がいたそうで(今までずっとこのやり方をしてきたのに)、今回は話し合いがまとまらなくなってしまったのだそうです。

結局、指名推選は話がまとまらなくなり、投票による選挙が行われることになりました。


ドント式は先に書いたように、数字を見れば誰にでも理屈が分かる、分かりやすい決め方です。それをなぜやめなくてはいけないのか、どこが公平でなかったのか??これに代わる透明性の高いルールは何なのか。
さっぱりわかりません。

選挙の結果は、
自民党9
公明党6
民主党2
私の会派1

の役職をとるという結果になりました。


これが一体何を意味するのか・・・
以下に、私たちの会派が共同で作成した見解を載せます。
会派の5人で一生懸命考えた文章ですが、分かりにくいところがありましたら、加えて説明を書きますので、コメントやメールをください。


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区議会人事に関する会派の見解
2011年6月14日
生活者ネット・市民の声・ふくしフォーラム

6月13日は、議長選挙をはじめ、各委員会の正副委員長の互選など、議会人事を決めるための会議が行われた。
昨年度までは、議会運営を円滑に行うため、正副委員長については、幹事長会の中で交渉会派の人数に応じてドント順位表によって決められ、指名推選であった。このドント方式はルールが明瞭であることなど、公正適切な方法として練馬区議会の歴史の中で長く尊重されてきたものである。しかし、今回は大会派からこのドント方式が「不公正」であるとの強い異論が出され、結局、幹事長会では合意を取りまとめることができなかった。したがって、地方自治法に基づき、もうひとつの決め方である「投票による選挙」で選出することになった。

選挙となると、すべての委員会で半数以上を占める2会派が分け合うことも可能であったが、結果的には2会派以外の会派がいくつかの役職に就くこととなった。生活者ネット・市民の声・ふくしフォーラムも、橋本けいこが区民生活委員会の副委員長に選出された。私たちは、この結果に強く当惑している。少なくとも私たちは、ドント方式が唐突に否定されたことに強く抗議し、投票による選挙が決まってからは人事に関する不透明な調整をいっさい拒んできたのであり、当該の会派や議員の意向を無視されたことは、大変遺憾である。このような、操作が可能であることも含め、人事の決め方については、見直しを求めていく必要がある。

生活者ネット・市民の声・ふくしフォーラムの橋本けいこが、区民生活委員会の副委員長に当選したことについては、選挙結果を受け止め、委員会運営が少しでも区民にとって有意義なものになるよう努めることを会派で確認した。
投票による選挙で正副委員長が選出されたことが、今後の委員会運営にどのような影響があるのか、ぜひ傍聴していただき、皆さんのご意見・ご感想をお寄せいただきたい。

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民主主義には「多数決」という方法がありますが、それがすべてではありません。最終的に意思を決定するとき、多数決は必要ですが、そこに至るまでのプロセスでは異なる意見、少数意見も出し合い、議論を尽くして取り入れていくことは必要です。そうでなければ、社会全体から見て少数の立場にある人の声は無視されることになるからです。

今回は役職に就く人を選ぶという、議会運営の最初の一歩が始まった段階ですが、この段階ですでに異なる立場の意見を聞かずに数で押し切る形がとられてしまったことは、とても残念だし、これからの議会運営にも禍根を残すことになると思います。

Appendix

桜子のツイッター

プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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