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被災地④ 雄勝町
8月27日、大川小学校をあとにして、次は雄勝町に行きました。
雄勝町は2005年に市町村合併で石巻市に入りましたが、石巻の駅のあたりまでは車でも40分くらいかかる、少し離れた場所にあります。
硯(すずり)の産地だそうです。

瓦礫の中から見つかった硯が置いてありました。
ここは、2階の高さを超える津波がきたそうで、2階建ての学校が丸ごと津波に飲まれているし、海沿いの街はすべてなくなってしまっている状態。

ただ、学校にいた子どもたちはみんな裏の山に登って無事だったそうです。
しかし、普通だったら屋上に登れば大丈夫なのではないかと考えてもおかしくないところ。屋上に避難していたら津波に飲まれてしまったわけですから、本当に無事でよかった。
建物の上にバスが乗っています。

大切にしていたんだろうなと思うものもたくさん落ちています。

アンパンマンのおもちゃ。子どものものが落ちているのはつらいですね。

おみこしも、太鼓も壊れてしまっている。地域のお祭りで使っていたものでしょう。


車中だったのでうまく撮れませんでしたが、空っぽになった建物の中にクマのぬいぐるみが座っていました。
3月11日までそこで暮らしていた人のことを感じるとともに、瓦礫を撤去した人たちが、ぬいぐるみなどは丁寧に置きなおしたんだろうなという、その気持ちを感じます。

学校の裏にたまった瓦礫

山の木も海水で枯れています。木の上の方に流れてきた服などが引っかかっている。
この地域で支援活動をしている人からお話を聞きました。
お店も流され、自動販売機すら30分行かないとないような状態になって、多くの住民は別な場所に移動してしまっている状況。でも、アンケートをしてみたら、「雄勝に戻ってきたい」という人がたくさんいたから、まずはお店を作り、住まいを作り、街を立て直したいという話をされていました。
漁に使う網の糸を使って、この地域に住む女性たちが「ミサンガ」というアクセサリー(?)を作り始めたそうです。
詳細はこちら
漁業も中断を余儀なくされて、先の生活の見通しが立ちにくい中で、このミサンガを売ることがひとつの生活復興の方法になれば・・・ということですね。

私もひとつ、買ってきました。考えてみれば、もっとたくさん買ってくればよかった(^^;
またいつか立ち寄りたいところです。
このあと、私たちは女川町を見に行きました。
※かとうぎ桜子のHPはこちら
雄勝町は2005年に市町村合併で石巻市に入りましたが、石巻の駅のあたりまでは車でも40分くらいかかる、少し離れた場所にあります。
硯(すずり)の産地だそうです。

瓦礫の中から見つかった硯が置いてありました。
ここは、2階の高さを超える津波がきたそうで、2階建ての学校が丸ごと津波に飲まれているし、海沿いの街はすべてなくなってしまっている状態。

ただ、学校にいた子どもたちはみんな裏の山に登って無事だったそうです。
しかし、普通だったら屋上に登れば大丈夫なのではないかと考えてもおかしくないところ。屋上に避難していたら津波に飲まれてしまったわけですから、本当に無事でよかった。
建物の上にバスが乗っています。

大切にしていたんだろうなと思うものもたくさん落ちています。

アンパンマンのおもちゃ。子どものものが落ちているのはつらいですね。

おみこしも、太鼓も壊れてしまっている。地域のお祭りで使っていたものでしょう。


車中だったのでうまく撮れませんでしたが、空っぽになった建物の中にクマのぬいぐるみが座っていました。
3月11日までそこで暮らしていた人のことを感じるとともに、瓦礫を撤去した人たちが、ぬいぐるみなどは丁寧に置きなおしたんだろうなという、その気持ちを感じます。

学校の裏にたまった瓦礫

山の木も海水で枯れています。木の上の方に流れてきた服などが引っかかっている。
この地域で支援活動をしている人からお話を聞きました。
お店も流され、自動販売機すら30分行かないとないような状態になって、多くの住民は別な場所に移動してしまっている状況。でも、アンケートをしてみたら、「雄勝に戻ってきたい」という人がたくさんいたから、まずはお店を作り、住まいを作り、街を立て直したいという話をされていました。
漁に使う網の糸を使って、この地域に住む女性たちが「ミサンガ」というアクセサリー(?)を作り始めたそうです。
詳細はこちら
漁業も中断を余儀なくされて、先の生活の見通しが立ちにくい中で、このミサンガを売ることがひとつの生活復興の方法になれば・・・ということですね。

私もひとつ、買ってきました。考えてみれば、もっとたくさん買ってくればよかった(^^;
またいつか立ち寄りたいところです。
このあと、私たちは女川町を見に行きました。
※かとうぎ桜子のHPはこちら
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