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放射線測定の23区の状況

10月初旬から、議会事務局を通して23区の放射線測定の調査をしました。PDFファイルです。こちらからご覧ください。

特にこのところ、雨どいなどで高い放射線量が出ることが増え、測定箇所の充実や除染を新たに始める自治体など、対策は日々動いていますので、調査が不足する点もあるかもしれませんがひとまず今日までの時点で把握できた状況です。
事務局を通した調査に加えて、各区のHPの内容を確認して書き加えてあります。

HPのリンクもつけてありますので、より新しい情報についてはそれぞれのHPを見ていただければと思います。

調査する中でいくつか特徴と感じた点を書きます。

空間線量の測定は、荒川区を除く22区が実施していますが、その内容は様々です。特に練馬区では取り組んでいない他区の取り組みを書き出してみると、
・土壌を中心的に調査しているところ
・定点を1か所決めて、毎日測定しているところ
・区内の小学校などで栽培している野菜の測定をしているところ
・測定箇所を校庭の中心でやっているところもあれば、植え込みや排水口までやっているところもある
・畑、農園などでもやっているところ
・落ち葉、堆肥の調査、水道水の調査も独自で行っているところ
・保育ママなども含む私立保育施設や区民が希望した際に簡易測定器の貸し出しを行っているところ

などがありました。

また、測定した放射線についてどう判断するか、専門家の意見を求めている自治体や、放射線について考える講演会などを行った自治体もありました。

このところは雨どいなど、堆積しやすい場所での高い放射線量が判明しているところも増えているので、こうした場所を中心に測定を行っている自治体も増えているようですし、区民から高い場所の通報があったときに区として再測定して必要な場合は除染する取り組みも増えてきているようですが、これもまた練馬区ではいまだ十分な対応が図られていません。

練馬区は、学校農園の調査を2校でサンプル調査した結果、1校から高い放射線量が測定されたとして対応を始めています。(こちらに詳細が書いてあります。)
こういう状況であれば、他の学校の測定や、雨どいなどホットスポットになりやすいと言われる場所の測定をもっと積極的に行う必要があるでしょう。


給食の食材についてはすでに9区が実施。(牛乳のみのところも4区ありますが。)
それ以外に、今検討中の自治体が2区。
食材の調達は各学校がやる場合が多いですが、その情報を区のHPでまとめて情報公開している自治体もあります。


状況がどんどん変わる、しかも良くはならずに悪くなる傾向がある中で、自治体は積極的に、まずは測定と情報公開を進める必要があります。
その方法は、上に見て分かるように自治体によって様々です。練馬区の対応はまだまだ工夫すべき点があると思います。

今までに例のない放射能汚染から子どもを守り、保護者の不安に寄り添って少しでも良い状況へと持っていくために、自治体には積極的な対応が求められると考えます。

※かとうぎ桜子のHPはこちら
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プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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