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気仙沼に行ってきました。
1月17日と18日、宮城県気仙沼に行ってきました。2011年以降、皆さんと誘い合わせて行くのはこれで4回目です。
今回は私を含め12名で出かけました。
冬場は寒いので、観光の復興応援ツアーだとかボランティアで来る人も少し減ってしまう傾向にあるという話を以前にお聞きしたことがあったので、今回は冬に企画をしました。
たしかに寒くて、到着した日は最高気温が0度だと聞きました。
ただ、一ノ関市内は雪がちらほら降って、積もってもいましたが、海に近付くほど、雪は少なくなりました。
今まで、仮設の復興商店街・南町紫市場の方々との交流を中心にしてきましたが、引き続きの交流の一方で、これから先もずっと気仙沼を訪ねて活動を深めていくために、今回は新しい企画をいくつかしました。
ひとつめは、地元の高齢者デイサービスでのボランティアです。
気仙沼からフェリーで25分ほどのところに大島という島があります。
そこにあるデイサービスの方と知り合いになることができたので、今回はここを訪ねて一緒に歌を歌うことを通じ、交流するという活動をしました。
気仙沼に着いてまずは南町紫市場でお昼ご飯をいただき、早速フェリーで大島に渡りました。
参加者の中で歌の得意なKさんに音頭をとってもらって、大泉で2度、練習の会を持ち、そして本番に臨みました。

(練習の風景)

(「おおしまハーティケア」という施設にお邪魔しました。)
歌ったのは、水戸黄門の主題歌や童謡などの歌です。何曲かは、ハーモニカの得意な参加者Nさんによる伴奏つきでした。

(本番の様子:施設の利用者さんのお顔は見えないように写真を一部加工してあります。)
今回初めての活動で、みんなドキドキしながらやったので、若干ひたすら歌いまくるという状態になってしまったのが次に向けての反省点(^^;)
もう少しのんびり歌ったりお話したりという工夫もしていけたらいいなと思います。
デイサービスのあとには、大島の中の「亀山」という小高い山に行きました。

空気も澄んでいて、景色が見渡せる、とても良い場所です。
宿泊は大島の民宿「海鳳」で。

この民宿はとても美味しい料理を出して下さいます。採れたてのワカメやかき、お刺身など、本当に美味しかったです。


2日目は、牡蠣の養殖の見学と、仮設住宅の方々との交流をしました。
大島で牡蠣の養殖をしている「ヤマヨ水産」。


参加者の中に、ここから牡蠣を購入する契約をしている人がいて、そのご紹介で見学させていただきました。
(ヤマヨ水産の詳細はこちら)

船にも乗せていただき、牡蠣を養殖しているいかだの近くまで連れて行ってもらいました。

(牡蠣を引き上げる準備をしているところ)

(牡蠣のいかだを近くから見たところ)
牡蠣の養殖をしていると、昆布やほかの貝など、養殖している人にとっては使わないものもくっついてきて、栄養分をとってしまい、その分牡蠣が大きくならないことがあるそうです。
そこでヤマヨ水産さんでは、牡蠣を一度60度のお湯につけることによって、牡蠣以外のものが死滅するようにして(牡蠣は死なないらしい)、牡蠣だけが大きく育つような工夫をしているそうです。

だからとても大きくて美味しい牡蠣が育ちます。

この牡蠣は、宿泊した「海鳳」で食べることができます。
我々の旅程の都合で、朝の短い時間でしたが、牡蠣の養殖の現場を間近で見るという、なかなかできない貴重な経験をすることができました。ぜひまた次はゆっくりお邪魔したいと思います。
牡蠣を見学させていただいた後、今度は大島の中学校のグラウンドに作られている仮設住宅にお住まいの皆さんにお会いしに行きました。

(ほかの参加者や仮設住宅に住んでいる人は写らないように、私が「今日はどうもお邪魔します」と言ってる写真だけ載せます。)
震災前からの大島の歴史…伊豆大島と同じように椿の油を採っていたことなど…をお聞かせいただきました。そして、まだまだ公営住宅が完成するまでは時間がかかり、まだしばらく仮設住宅での暮らしが続くというお話もお聞きしました。
今回はこうした大島での活動が中心でした。
2日目の昼にはフェリーで気仙沼に戻り、また南町紫市場でお昼ご飯。仮設の商店街もまだ本設に移行するまでは時間がかかる。仮設商店街は昨年末でちょうど丸2年だけど、まだしばらくこの場所に残る契約の更新をしつつ、本設に向けての活動を進めているというお話を伺いました。

(商店街の運営をがんばっていらっしゃる、坂本正人さんにもお会いできました。1月19日に南相馬で仮設商店街のイベントがあるという、出かける準備の最中でお忙しいところでした。)
今回、新たにつながることのできたご縁を大事にしながら、これからもまた時々訪ねて交流できたらいいなと思っています。
(今回、区民の皆さんをお誘いして出かけるために、昨秋に2度、気仙沼を訪れてボランティア・見学先に打ち合わせに行くなど、下準備をしてきたので、無事に終わってホッとしました…。下準備に出かけた時のブログはこちら)
今回は私を含め12名で出かけました。
冬場は寒いので、観光の復興応援ツアーだとかボランティアで来る人も少し減ってしまう傾向にあるという話を以前にお聞きしたことがあったので、今回は冬に企画をしました。
たしかに寒くて、到着した日は最高気温が0度だと聞きました。
ただ、一ノ関市内は雪がちらほら降って、積もってもいましたが、海に近付くほど、雪は少なくなりました。
今まで、仮設の復興商店街・南町紫市場の方々との交流を中心にしてきましたが、引き続きの交流の一方で、これから先もずっと気仙沼を訪ねて活動を深めていくために、今回は新しい企画をいくつかしました。
ひとつめは、地元の高齢者デイサービスでのボランティアです。
気仙沼からフェリーで25分ほどのところに大島という島があります。
そこにあるデイサービスの方と知り合いになることができたので、今回はここを訪ねて一緒に歌を歌うことを通じ、交流するという活動をしました。
気仙沼に着いてまずは南町紫市場でお昼ご飯をいただき、早速フェリーで大島に渡りました。
参加者の中で歌の得意なKさんに音頭をとってもらって、大泉で2度、練習の会を持ち、そして本番に臨みました。

(練習の風景)

(「おおしまハーティケア」という施設にお邪魔しました。)
歌ったのは、水戸黄門の主題歌や童謡などの歌です。何曲かは、ハーモニカの得意な参加者Nさんによる伴奏つきでした。

(本番の様子:施設の利用者さんのお顔は見えないように写真を一部加工してあります。)
今回初めての活動で、みんなドキドキしながらやったので、若干ひたすら歌いまくるという状態になってしまったのが次に向けての反省点(^^;)
もう少しのんびり歌ったりお話したりという工夫もしていけたらいいなと思います。
デイサービスのあとには、大島の中の「亀山」という小高い山に行きました。

空気も澄んでいて、景色が見渡せる、とても良い場所です。
宿泊は大島の民宿「海鳳」で。

この民宿はとても美味しい料理を出して下さいます。採れたてのワカメやかき、お刺身など、本当に美味しかったです。


2日目は、牡蠣の養殖の見学と、仮設住宅の方々との交流をしました。
大島で牡蠣の養殖をしている「ヤマヨ水産」。


参加者の中に、ここから牡蠣を購入する契約をしている人がいて、そのご紹介で見学させていただきました。
(ヤマヨ水産の詳細はこちら)

船にも乗せていただき、牡蠣を養殖しているいかだの近くまで連れて行ってもらいました。

(牡蠣を引き上げる準備をしているところ)

(牡蠣のいかだを近くから見たところ)
牡蠣の養殖をしていると、昆布やほかの貝など、養殖している人にとっては使わないものもくっついてきて、栄養分をとってしまい、その分牡蠣が大きくならないことがあるそうです。
そこでヤマヨ水産さんでは、牡蠣を一度60度のお湯につけることによって、牡蠣以外のものが死滅するようにして(牡蠣は死なないらしい)、牡蠣だけが大きく育つような工夫をしているそうです。

だからとても大きくて美味しい牡蠣が育ちます。

この牡蠣は、宿泊した「海鳳」で食べることができます。
我々の旅程の都合で、朝の短い時間でしたが、牡蠣の養殖の現場を間近で見るという、なかなかできない貴重な経験をすることができました。ぜひまた次はゆっくりお邪魔したいと思います。
牡蠣を見学させていただいた後、今度は大島の中学校のグラウンドに作られている仮設住宅にお住まいの皆さんにお会いしに行きました。

(ほかの参加者や仮設住宅に住んでいる人は写らないように、私が「今日はどうもお邪魔します」と言ってる写真だけ載せます。)
震災前からの大島の歴史…伊豆大島と同じように椿の油を採っていたことなど…をお聞かせいただきました。そして、まだまだ公営住宅が完成するまでは時間がかかり、まだしばらく仮設住宅での暮らしが続くというお話もお聞きしました。
今回はこうした大島での活動が中心でした。
2日目の昼にはフェリーで気仙沼に戻り、また南町紫市場でお昼ご飯。仮設の商店街もまだ本設に移行するまでは時間がかかる。仮設商店街は昨年末でちょうど丸2年だけど、まだしばらくこの場所に残る契約の更新をしつつ、本設に向けての活動を進めているというお話を伺いました。

(商店街の運営をがんばっていらっしゃる、坂本正人さんにもお会いできました。1月19日に南相馬で仮設商店街のイベントがあるという、出かける準備の最中でお忙しいところでした。)
今回、新たにつながることのできたご縁を大事にしながら、これからもまた時々訪ねて交流できたらいいなと思っています。
(今回、区民の皆さんをお誘いして出かけるために、昨秋に2度、気仙沼を訪れてボランティア・見学先に打ち合わせに行くなど、下準備をしてきたので、無事に終わってホッとしました…。下準備に出かけた時のブログはこちら)
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- 2014-01-28
- カテゴリ : 未分類
- コメント : 0
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映画上映会のご案内
ブログの更新がとても滞っていてすみませんでした。
2月に東日本大震災に関連するドキュメンタリー映画の上映会を2週連続で企画しました。
ぜひ、ご参加ください。
------------
市民ふくしフォーラムでは、 東日本大震災に関連するドキュメンタリー映画の上映会を企画しました。
震災と原発事故によって取り残された動物たち、なんとか動物たちを助け出したいと奔走する人たちの姿を追った「犬と猫と人間と2」、震災時に苦労を強いられた障害のある人たちから話を聞いた「逃げ遅れる人々」。どちらも、テレビなどでは十分に知ることのできない、災害時の課題を浮き彫りにします。これらの課題を教訓にし、東京で大きな災害が起こった際の対策を取る必要もあります。
重いテーマでありながら、分かりやすく、これらの課題がとても身近に感じられる良い映画です。ぜひご覧ください。
①「犬と猫と人間と2」
*HPはコチラ → 「犬と猫と人間と2 」
日にち : 2014年2月20日(木)
時間 : 午後7時~(開場:午後6時半~) 上映時間104分
会場 : 大泉学園ゆめりあホール6階(西武池袋線大泉学園駅北口 徒歩1分)
*定員176名(うち車椅子用席6名)
*座席は先着順となります。
②「逃げ遅れる人々」
*HPはコチラ → 「逃げ遅れる人々」
日にち : 2014年2月27日(木)
時間 : 午後7時~(開場:午後6時半~)上映時間74分
会場 : 大泉学園ゆめりあホール6階(西武池袋線 大泉学園駅北口 徒歩1分)
*上映後に、飯田基晴監督のお話がお聞きいただけます。(27日の上映後のみ)
*定員176名(うち車椅子用席6名)
*座席は先着順となります。
チケットの購入および問い合わせ先
■各日・・・600円 *上映日をご明記ください。
■両日・・・1000円
①下記のいずれかの連絡先に、お名前、住所、電話番号、日程と枚数をご連絡下さい。
②お申し込み後、チケットと振込用紙をお送りいたします。
③当日券につきましては、席があれば対応いたします。詳しくは、下記電話番号までお問い合わせください。
■連絡先
市民ふくしフォーラム(かとうぎ桜子事務所内)
TEL : 03-3978-4154(留守電の場合は吹き込んでいただければ折り返します)
FAX : 03-3978-4158
Email : sakurako_happy_society@yahoo.co.jp
※チケットは、ゆめりあホールの窓口でもご購入いただけます。
※以下のFacebookのページでもお申し込みいただけます。
「犬と猫と人間と2」
「逃げ遅れる人々」
2月に東日本大震災に関連するドキュメンタリー映画の上映会を2週連続で企画しました。
ぜひ、ご参加ください。
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市民ふくしフォーラムでは、 東日本大震災に関連するドキュメンタリー映画の上映会を企画しました。
震災と原発事故によって取り残された動物たち、なんとか動物たちを助け出したいと奔走する人たちの姿を追った「犬と猫と人間と2」、震災時に苦労を強いられた障害のある人たちから話を聞いた「逃げ遅れる人々」。どちらも、テレビなどでは十分に知ることのできない、災害時の課題を浮き彫りにします。これらの課題を教訓にし、東京で大きな災害が起こった際の対策を取る必要もあります。
重いテーマでありながら、分かりやすく、これらの課題がとても身近に感じられる良い映画です。ぜひご覧ください。
①「犬と猫と人間と2」
*HPはコチラ → 「犬と猫と人間と2 」
日にち : 2014年2月20日(木)
時間 : 午後7時~(開場:午後6時半~) 上映時間104分
会場 : 大泉学園ゆめりあホール6階(西武池袋線大泉学園駅北口 徒歩1分)
*定員176名(うち車椅子用席6名)
*座席は先着順となります。
②「逃げ遅れる人々」
*HPはコチラ → 「逃げ遅れる人々」
日にち : 2014年2月27日(木)
時間 : 午後7時~(開場:午後6時半~)上映時間74分
会場 : 大泉学園ゆめりあホール6階(西武池袋線 大泉学園駅北口 徒歩1分)
*上映後に、飯田基晴監督のお話がお聞きいただけます。(27日の上映後のみ)
*定員176名(うち車椅子用席6名)
*座席は先着順となります。
チケットの購入および問い合わせ先
■各日・・・600円 *上映日をご明記ください。
■両日・・・1000円
①下記のいずれかの連絡先に、お名前、住所、電話番号、日程と枚数をご連絡下さい。
②お申し込み後、チケットと振込用紙をお送りいたします。
③当日券につきましては、席があれば対応いたします。詳しくは、下記電話番号までお問い合わせください。
■連絡先
市民ふくしフォーラム(かとうぎ桜子事務所内)
TEL : 03-3978-4154(留守電の場合は吹き込んでいただければ折り返します)
FAX : 03-3978-4158
Email : sakurako_happy_society@yahoo.co.jp
※チケットは、ゆめりあホールの窓口でもご購入いただけます。
※以下のFacebookのページでもお申し込みいただけます。
「犬と猫と人間と2」
「逃げ遅れる人々」
- 2014-01-10
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