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①猫 ②堀田力さんの講演

①猫


台風、練馬区では大きな被害もなく済んだそうです。


それにしても、昨日はずっと風が強かったですね。


区役所に行く道で猫を見かけましたが、体中が風になびいていました。


猫は、ひげが敏感です。だからひげを触ると不快そうな顔をする。(-”-)こんな、眉間にしわが寄ったような顔をします。(猫に眉間はあるのか・・・?)


小さい穴を潜り抜ける時も、まゆとほっぺのひげの頂点を結んで描くことができる円よりも大きな穴でさえあれば通り抜けられるようになっているそうです。ひげは色々なものを計るセンサーの役割ですね。


そんな敏感なひげだからなのか、風になびいていた猫は、ひげがなびくと顔中がフガフガと動いて、まるで、ひょっとこのような顔になっていました。


「風が吹く日は猫は集まって会議をするんだよ」と母が言っていたし、そんな話はよく聞きますが、それはもしかしたら、風に吹かれてひげが動くと、顔まで一緒になってモゴモゴ動いちゃうために、まるで話をしているように見えるからかもしれないと、ふと思いました。


②堀田力さんの講演


練馬区の地域振興課が担当する、堀田力さんの講演が練馬公民館であるというので、申し込みをして、今日行ってきました。テーマは「人生これから 地域と向き合い 地域で生きる」。


団塊の世代の方の退職など、今まで仕事をしてきた方がこれから地域で楽しく過ごすにはどうしたら良いか、なんて話、テレビなどでも言われていますが、練馬区でも色々と取り組みを始めているということです。


講師の堀田力さんは、ロッキード事件を担当した検事さんだったんだけれど、福祉のほうに転向して、さわやか福祉財団という団体の理事長をしている方です。よくテレビや新聞でも見かけますね。ちょっと前までは東京都社会福祉協議会の会長もしていた。なんてことを思い出しつつ公民館に向かう。東京都社会福祉協議会といえば、学生時代に私がアルバイトをしていたところですが、以前正職員の就職試験を受けて、最終面接で落とされた団体でもある・・・うむむ・・・など、若干苦い思い出も頭に浮かびつつ263


 


堀田さんのお話は、良かった。・・・良かった、では分からないですね(^^;)内容は下に書きますが、文章では伝わらないものって、ありますでしょう。その人が放つ雰囲気。


会ってよかったなあと思う雰囲気を放っている人って、たまにいますね。その人が話す表情、声を聞いているとこちらの心まで朗らかになってくるような。堀田さんはそんな雰囲気の人でした。


逆に、会った瞬間に心が冷え冷えとする雰囲気を放つ人も世の中にはいますが(笑)


何によってそれを感じるのか、考えてもよくは分かりませんが、顔や雰囲気だけでその人自身が分かってしまうような個性を持ち始めるのって、30代半ばくらいからかな、という印象。あと10年した頃には私も、「会えてよかったな」と思ってもらえる雰囲気を持った大人に成長できたら良いなと思います。


 


さて話の内容は―。


★ずっと会社人間で生きてきた人が地域に入っていくには、まずは家庭の中での居場所を作らなくちゃいけない。料理とか洗濯とか、今まで「自動的にできてくるもの」と思ってきたものを、自分でやれるようになること。


そのためには奥さんが、何でもやってあげるんではなくて、適度に放ったらかしておいて、適度に褒めてあげると良いんですよ、と。


家庭の中で役割を確立できた男性は、では地域にも出てみようと考えられるようになる。


★男性は、肩書きの社会で生きてきたから、肩書きがないと不安になる。さわやか福祉財団でも、初めて来た男性は「何か肩書きをつけてもらわないと、自己紹介がしにくい・・・」というそうです。「団体として肩書き、役職はないので、自分が名乗りたいように、『大統領』でもなんでも、好きな肩書きをつけて名乗って良いですよ」というと、「部長代理」なんて肩書きをつけた名刺を作って配る人が多いんだとか。


でも、地域の中では肩書きや経歴は関係ない。人と人として付き合っている。そんな活動に慣れてくると、だんだん肩書きがあることのほうが照れくさくなって、みんな肩書きを取るようになるんだと。


「本当にみんな、肩書きが好きですね」と堀田さん。


「議員なんかは、名前も役職もでかでかと名刺に書いている。『元』議員というのまで名刺に書いている。『元』が肩書きとして名刺に書けるのかなあと思うけど、本当に肩書きが好きですね」と。


立場的にあんまり笑っていけないところな気がしつつも、思わず爆笑


そうだ、私は、今まで肩書きのない世界で生きていたのが、肩書きの多い世界に入ってきたんだなと気づきました。


でも、福祉と議員という立場の違いこそあれ、私のやっていることも「地域」のことのはず。それでも肩書きを感じるっていうのは不思議なことですね。


だから、地域の中でも肩書きなしにやっている活動と、肩書きのある活動の2パターンが混在してるんじゃないかなと私は思いました。今では民生委員さんは虐待事例の対応なんかでかなり仕事として忙しいけれど、昔は名誉職だったというように、「肩書き」が成り立っている部分がある。そうやって肩書きなしの活動と肩書きありの活動が混在しているから、地域の連携・ネットワーク作りという部分でなかなか思うように機能しない部分が出てきてしまうのではないかと思います。


 


★「世間」という言葉があるけれど、そんなもの、目に見えるものではない、存在しないと考えて良いんだよと堀田さん。


自分の大事な家族、お世話になる人がどう感じるかということは大切に考えながら行動しなくてはいけないけれど、何も関わりのない、お世話にもなっていないどこかの人たちが陰でとやかく言おうとも、そんなことは気にする必要はない。自分のやりたいことを自由にやっていけば良いんだ、と。


私は自由に生きているので、あんまり世間を気にしてないんじゃないかと思われることが多いのですが、実際は小心者なので実は結構気にしています(^^;)気にしていても行動は好き勝手ではあるんですが・・・。でも、ちょっと気にしているところだったので、堀田さんの意見を聞いて、ああ、そうか、と。「世間なんていうものは無いんだ、気にするな」とノートにそっとメモしました263


 


★たとえ病気になったとしても、自分がやらなくてはいけないこと、やりたいことがあると、結構元気でいられるもんだ、と。知り合いで、ガンになった人でも、やらなくてはいけないということがある人は、周りの予想に反するほど元気で活動している、と。


 


★自分に合う「やりたいこと」を見つけるのはなかなか難しいけれど、例えば思春期の頃の夢で、実際には実現しなかったことに、改めて取り組んでみるというのも良い。野球選手になりたかった人は、少年野球のコーチをするとか。保母さんになりたかった人は、子育て支援のボランティアをするとか。今は株式会社を1円で作れるし、やろうと思えばいろんな可能性がある。


 


そんな話をユーモアを交えてしてくださいました。


とにかく、堀田さんから、朗らかになれるパワーをもらって、なんか心が休まって帰ってきました。


 


 


今、私は毎日一般質問の準備に悩まされています。こんなに頭を使ったのは大学受験以来ではないかと思います(^^;


皆さんからいただいたご意見・ご質問を基に作っているんですが、私が今まで4年半福祉の仕事をしてきた(ボランティアをやっていた頃から数えると福祉に関わってもう10年くらいになりますね)、その中での思いを一度ここで総括したいと思っていまして、頑張っています。頭の使いすぎで、一般質問が終わる頃には白髪になってるんじゃないかと心配していますが、堀田さんの話を聞いてちょっと一息つくことができました。


かとうぎ桜子を育てる会

2件のコメント

[C94]

このところ忙しく、桜子さんのブログを読む時間が取れませんでした。残念(^_^;)
「堀田 力さんの講演会」是非、聞きたかったのですが、往復はがきで申込みをと思い、気が付いた時は、期日が過ぎていました。
残念です。
桜子さんのブログを読むと、やっぱり、行きたかったなぁ~

これから、議会が始まるとお忙しくなると、またまた、お忙しくなると思いますが、身体に気を付けてお仕事頑張って下さいね!!
桜子さんが、議会でどんな質問をするのか楽しみにしています。
  • 2007-09-13
  • 投稿者 : 学園町在住
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  • 編集

[C96] コメントありがとうございます

堀田さんの講演、行かれませんでしたか。残念でしたね。
期日を過ぎちゃってたのか・・・そうかー。
私も、期日ギリギリにはたと気づいて慌てて役所に電話をして(役所にいるのに携帯で役所に電話をした 笑)、「はがきを手で持っていっても良いですか??」と言ったら、「電話でも受け付けますよ」と言ってくださったので、なんとか参加できました。
いやー、諦めずに聞いてみるもんですよ。ちなみに私は議員だということは名乗らずに申し込んだので。
結構、議員だと名乗らず色々やってみてますが、そんなこと関係なく区の職員さんは親切な人が多いですね。だからなんでも相談してみるもんだと思います。
  • 2007-09-17
  • 投稿者 : かとうぎ桜子
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  • 編集

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プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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