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議員の役割って

いやはや、とりあえず一般質問の素案ができあがりました。あとは何人かの友人に読んで貰って、会派の人にも見てもらって、それで提出できるかな。


担当者さん、安心してください、火曜日には出せますよ。でも朝一番に取りに来ないでください。一通り皆から意見をもらって整理できたらこちらからお持ちしますので(←事務連絡 笑)


良かった良かった、担当者さんが夢に出てくる前にできあがった。


今回本当にものすごく準備が大変だったので、しみじみ、議員の役割って何なんだろうかと考えました。


行政のチェック機能だというのが一般的に言われることですね。


でも、チェックするだけで済むと思うな、自分で条例を作るくらいのつもりでやらないんだったら許さん、と、市民活動関係の友人知人には叱咤されています。


しかし、本当に頭の良い行政職員の集団に一人の頭で立ち向かうのはかなり大変。


・・・余談ですが、私は福祉の専門学校卒業を前にして、特別区の公務員試験を受けたことがあったのです。福祉職で。特別区の福祉職は、必要になった区が順番に募集をするということで、毎年2,3の区が順番に募集をするみたいなんですが、ちょうど私の受けた年は練馬区が募集をしてましてね。その説明会で「るるぶ練馬区を発行してるんです」なんていうのを初めて知りましたが(^^;


福祉職は、福祉専門の試験もあるので、一般職よりは受けやすかったのですが、いや、それでも全然分からなくて、試験中に睡魔が襲ってきて、思い切り居眠りをして試験が終わりまして(^^;)


で、筆記試験は40人合格するという予定になっていたんですが、結果を見たら私は41番だったんです。へー!そんなネタみたいなことって人生に起こりうるんだと感動して、そのはがきを大事に取ってありますが(笑)


だからあと一問でも正解があれば、もしかしたら今頃は練馬区議じゃなくて練馬区職員だったかもしれないんだよなとよく思います。


しかも、議員に対応している職員さんって大体福祉職とかじゃなくて一般職で受かった人なんでしょう。やー、あのわけ分からん問題を解いてこのポジションにいるんだ、すごいね、と思いながらいつも顔を見ていますが。


 


そんなわけで、難しい問題を解いて区の職員になっている人に、難しい問題を解けずに居眠りをしていた私がどう太刀打ちできるのか263


 


それでしみじみ考えたわけです。議員の存在意義って何なんだろうと。


前々回の日記で、地域に長期的に関わるって難しいなという独り言を書きましたが。


私は地域に長期的に関わる手段として議員の仕事を選んだのです。


介護保険事業所にいても、限界を感じたのですよ。どんなに地域のために何かしたいと思っても「なんで事業所の介護ヘルパーがそこまでやるの?結局お客がほしいだけ?」という目で見られていたので。そういうことに関係ない立場で地域に関わりたいと思った。(「結局お客がほしいだけ?」が「結局票が欲しいだけ?」に変わっただけでしたが・・・)


ヘルパーが安定的に仕事をすることがどれだけ大切かということを、違う立場から訴える必要性も感じたというのもあります。


そして、今回一般質問を準備してみて、行政職員はジェネラリストだということも改めて感じました。区政全体を広く浅く知ることが求められているジェネラリスト。だからなのか、失礼ながら「おい!浅い!浅すぎるよ!」と感じることが多々(苦笑)


浅くても良いから最低限、あるべき姿、基本理念は知っておいて欲しいという思いをこめた一般質問をしたいと思っています。


私にとって議員とは、区民の普段の思いを普遍化した形に翻訳して届ける代弁者であり、行政職員に違う角度から提言していく存在であるかと思います。力をつけられたら、条例案も作れると良いですけどね。この4年間でできるかなあ・・・。勉強します。


 


でもそうなると、とても地味な作業なわけです。毎日じーっと資料を読んで、時々福祉関係者や他自治体に電話をして実態をヒアリング。そして時々やりすぎて頭が爆発(笑)


今度の質問の準備のために、私は8月末からずーっとそんな作業をしていたのです。


そんなときにはたと振り返る選挙活動。・・・あまりにギャップがあるじゃないですか。


選挙の準備も私は極力、個別にお会いしてじっくり話し合うことに力を入れてきたつもりではありますが、それでも最後の選挙活動の際には車に乗って手を振って回ったわけです。「派手な服を着ろ」というよく分からない指令を受け、腕が筋肉痛になりそうになりながら手を振っていた。パレードに回る着ぐるみの気分でしたね。


議員はなんで選挙で選ばれるんだろうかとしみじみ考えました。つまりは行政の監査役なわけですよね。公務員として考えれば、行政職員が試験をやれば良いんだけど、監査役を行政職員が選ぶわけにはいかない。公平公正を保つために、区民に選んで貰うわけでしょうね。うん、そうに違いない、と独り言。


区民は、きちんと行政をチェックできる監査役を選ばなくちゃいけないわけですね。


それでどうして選挙カーに乗って手を振るんだろうか。


役割と選び方があまりにかけ離れてるじゃないか。


それから、選挙って、権力争いですかね?「今度は民主党が勝つか、自民党が勝つか。それは桜子ちゃんには何か影響があるの?」そんな話をよくされますが、私はそれはどうでも良いじゃないかと思います。誰が勝つかの問題ではなくて、どんな社会になるかということが問題なんじゃないでしょうか。選挙って何なんだろう、っていうのは、議員も考える必要はありますけれど、有権者が改めて考えてみなくてはいけないことではないかと思います。


より多くの人が関心を持ってくれることは大切だし、普段の様子を知らせるために私は駅には立ち続けたいし1軒ずつに報告を配りたいとも思っています。


でもねえ、若くて女性だから選ばれただけだ、とか、名前が珍しかったから選ばれただけだといわれると、なんかがっかりしますね。・・・愚痴ですが(^^;


すがた誠さんは、この前の選挙では事前ポスターも貼らない、選挙活動らしいこともやらないで、ちゃんと評価されるかを試したかったとおっしゃってました。普段の議会活動をやっているかどうかで評価される仕組みになってほしいって思っていると。


普段の活動が見えるかどうかは、議員個人の責任にするよりも、議会全体の問題にした方が効率が良いかもしれませんね。


これは一般質問では言わないので書きますが、北海道の栗山町というところがすごい議会改革をやっています。


議員とはどうあるべきかを条例で定め、町民が参加できる会議を定期的に行なったり、定例会の報告会を議会としてやっている。全体の報告はみんなでやるから、議員は報告よりも活動そのものに力を注げるわけですね。町民も普段の活動が見えるから、選挙活動がどうかではなくて本当に自分の考えに合った議員を選ぶことができる。


なんでそんな画期的なことができたのか、調べてみたいなと思っています。


 


かとうぎ桜子を育てる会

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プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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