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①オリンピックの件 ②地域の拠点の補足 その2 ③視察

①オリンピックの件


第三回定例会の最終日のオリンピックの決議の際のビデオが出ました。


http://gikai02.kaigiroku.jp/dvl-nerima/2.html


このページの、10月19日のビデオを再生して、早送りし、1時間49分くらいからがオリンピックです。


まず、自民党からの説明がありますが、反対意見は1時間53分くらいからです。


野次は、マイクには入ってないので、そんなに大きい音には聞こえませんが、実際はもっとひどかった。


ああ、見直しても腹が立つ・・・。


②地域の拠点の補足 その2


前回のブログで、地域の拠点について補足説明を書きましたが、それに再質問をいただきました。「地域の拠点が重要なのはわかったけれど、前々回のブログではその説明のときに『出張所』という言葉が出てくる。出張所と地域の拠点が結びつかないんだけれど・・・」というもの。


これについて、改めて説明いたします。


地域の拠点の必要性は、前回書いたとおり。


では、具体的にどんな場所を使って、「地域の拠点」とすべきなのでしょうか。


新しい建物を作る?それで失敗した例を、私たちはたくさん聞いてきましたよね。全然人が集まらない公共施設の例を。


大切なのは、建物ではなくて、そこに集まる人のつながりの豊かさなのです。


だから、ハードの面はできる限り既存のものを活用していくことが必要になります。


では、既存のものとはなんでしょう?


古くから地域にある喫茶店もいいかもしれない。お風呂屋さんも良いかも。


前回紹介したグループホームのような施設も、地域に開放してもらえたら良いですね。


そして、他に思いつく、すでにある建物は・・・公民館や出張所ではないでしょうか。


ここで、一般質問で出した事例でまだご説明していないものを取り上げます。


滋賀県米原市にある、「米原公民館」。


一般質問では、民間委託の好事例として挙げました。


公民館というと、ふつうは「貸し館」ということを考えますよね。何か文化活動をしたいときに、お部屋を借りる場所。


そこは、どちらかというと、ただの「スペース」という印象で、そこで用事もないのにのんびりしたり、そこにいるスタッフに何か相談してみようとは思わないのではないかしら。


米原公民館は、2006年から指定管理者制度を使って、委託できる団体を探した。それに応募したのが、NPO法人のFIELDという団体。ここは、若者がやっている団体で、子どもの居場所作り、イベントをやっている団体。(「子育ち支援」といっています。子どもたちが自分達の手で、育ち合っていくということでしょうね)


この団体が受託した。米原市では、指定管理者の募集の要件にしばりが少なかったそうで、「ラッキー、じゃ、色々新しいことをやろう♪」という感じで動いている様子。


若者のNPOだからスタッフも、若者が多い。そして、いろんな特技を持っている。広報紙を作るのが得意な人がいたり(昨年度だけで100以上、あちこちに記事が載ったとか)、市からまちづくりの講座の依頼を受けて企画したりだとか。


他のNPOが活動できる拠点スペースを作ったりだとか。


行政には市民の普段の活動が見えにくいから、行政と市民をつないでいく「通訳」の役割をしたりだとか。


児童館など、他の団体と共催で子育て支援などのイベントをやったりだとか。


公民館を利用する人が連れてきて置いていた犬(!)が、他の利用者の人気を呼んだので、「看板娘」になってもらったりだとか。


こうやって書いているだけで楽しくなってくるようなことを、色々やっているんです。地域福祉マニアの私としては、書いているだけで楽しくて鼻血が出そうですね(笑) いつか視察に行きたいと思っています。


http://blogs.yahoo.co.jp/megumail0523 これは、20代の米原公民館館長さんのブログ。館長さん、私と同じくらいの年齢か、もしかしたら私より若いかも・・・。


一般質問の中では、堅苦しい言葉遣いでつまらなげに書きましたが、(http://homepage2.nifty.com/sakurako_happy/gikai.htm ←これは、私の一般質問の原稿ですが、この中の「区民の居場所になる施設作りをするためには」という小見出しのところに書いてあります)


実は一般質問をするちょっと前、9月12日にこの米原公民館の方のお話を聞く機会があって、あんまり楽しかったから誰かに言いたくて仕方なくて一般質問に入れたんです(笑)


(私が、9月12日に聞いた話の詳細はこちらに載ってます)


公民館が貸し館としてだけではなくて、地域の拠点になっている事例。こんな、豊かな発想を引き出すために民間委託のしくみが使えたら、とても素敵ですよね。


 


そんな思いの中で出したのが、「出張所」という言葉でした。なぜ「出張所」なのかというと、今、練馬区では出張所の再編が進められているから。


で、以下の意見は「著作権は池尻成二さんに帰属します」という内容なんですが、今の練馬区の基本構想の中には次のように書いてあります。


「既存施設の多目的利用はもちろんのこと、これらを含めて身近な地域生活施設を近隣住区単位に整備する。また、それらを包括する住区の核として、出張所の機能を拡充した地域自治センターをつくり、区民の自主的活動の条件づくりをすすめる」


前半部分は、上で私が書いたようなことですね。すでにあるものを利用して地域の拠点を作りましょう、と。で後半では、出張所がそれを包括する役割を果たしましょうと書いている。


ところが、今の出張所の再編は、その辺が抜け落ちてしまっていて、紙の上での事務手続きの効率化しか見ていないように思ったのです。


だから、前々回のブログで、「出張所も地域の拠点になり得るはずですがね」という嫌味を書いてみたりしました。


ちなみに、出張所を地域活動の拠点にできている事例としては、新宿区の高田馬場にある戸塚出張所があります。


私が働いていた頃のことなので、今はどうなっているか分かりませんが、この出張所を拠点にして、毎月「戸塚地域福祉会議」が開かれていて、地域の施設の職員さんや民生委員さん、PTAの人、そして出張所の職員が参加して、今地域にある課題を考え、それを地域に向かって発信するお祭りを年に1回企画していました。


ふつうに生活していると意外と気づきませんが、出張所にはそんな可能性も秘められているのです。


 


③視察


さて、明日から私は2泊で視察に行って参ります。


健康福祉委員会の視察で九州へ。


委員会の視察ですので、自民が3人、公明が3人、民主が2人、共産1人、ネットが1人、そして区の担当の方が4人。


顔ぶれ的には、・・・・・・・・・・・・・(←伏字 笑)


いや、つまり、考え方がまるで違うメンバーで同じ場所を見に行く意義が、今のところ私にはあんまりよく分からないので若干不安な気持ちなのですが263


でも、意見が違う人が同じものを見れば、新たな視野が広がったりする・・・かなあ。。オリンピックの決議のひどさを見ると、それもあまり期待できないような気もしますが、まあでも、せっかく行くんだから色々吸収してきます。


帰ってきたら、またご報告いたします。


明日は9時頃、羽田です。


かとうぎ桜子を育てる会

2件のコメント

[C118]

[ふつうに生活していると意外と気づきませんが、出張所にはそんな可能性も秘められているのです。]
 
とのことで、可能性として否定はしませんし、ステキな構想だとも思います。

しかし、新宿という、いわば過疎地の出張所を引き合いに出して、都内随一の人口増加地練馬の出張所を論じるのはいささか飛躍がありすぎるように思いました。
 
練馬と同一規模に位置づけられる世田谷区は、30以上ある出張所を再編成しましたが、練馬は、その半分しかありません。倍忙しいというのが現状です。

練馬で再編成をする意味があるのか、私にはわかりませんが、現行以上の役割を負わせるのは夢物語ではないでしょうか。
  • 2007-10-31
  • 投稿者 : やまわろ
  • URL
  • 編集

[C119] コメントありがとうございます

やまわろ様
コメントありがとうございます。

地域にはそれぞれの特徴や個性があり、同じになる必要はないと思います。だから、ご指摘の通り、新宿と比べてどうなのか、というところはあるかもしれませんね。

ただ、少し気になっているのは、今の練馬区の出張所の再編のしかたは、いくつかの届出を、限られた出張所でしかできなくしてしまうものなので、今の高齢化の中で、身近な出張所に行くのがやっとという人に対する窓口としての機能が薄められるのではないかということです。
出張所の主な仕事は、届出等の事務手続きだと思いますが、身近にある窓口であるからこそ、何か危険信号を発している区民の方(例えば、子育てに困っている方だとか介護が必要だけれど制度につながっていない高齢者だとか)を発見できる場所でもあると思います。

区として職員だけでそれをやる限界がある場合、それこそ民間の力の活用で、もっと地域の力と連携していくことも考えられるかなと思います。

出張所は物理的にせっかく場所があるので、それを活用できるといいのではないかと思います。

それにしても、どんな議論にしても、少子高齢化によって担い手は減るのに受け手が増えるために、これからどうしていったら良いのか分からない部分はたくさんあると思っています。

負担が増えて困る、など、本当に生存に関わって困る部分もたくさんありますが、でも受け手が増えて担い手が減っているのは事実ですから、現状を批判するばかりではなくて新たな方法を生み出していかなくてはならないだろうなと思っています。
  • 2007-11-01
  • 投稿者 : かとうぎ桜子
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プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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