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委員会での議論

今日の健康福祉委員会。保育園の話がありました。

保護者対象の説明会が延々と長くなるのは、区側と保護者の立つ位置がまるで一致していないせいではないかと、前々回のブログで書きましたが。

その立ち位置を少しでも近づけるためには、「区はどういう方針を持っているのか」「なぜこういう判断に至ったのか」を示す必要があると思うのです。

当事者と行政では最終的に完全に一致はしないかもしれないけど、それぞれの立場でそれぞれの考えをきちんと説明し合うことができれば、信頼関係は作れると思うし、それが民主主義ではないかと思うのです。

だから今日の委員会では、まずは「なぜ、事業者選定委員に保護者の代表を追加できないと判断したのか、理由を教えてください」と聞きました。

今までのやりとりから考えると、公平性というようなことが挙げられのかな、と思いつつ。

そしたら答弁は、「追加はできません」と返って来た。

!?

「いや、それは分かったから、なんでできないのかを教えてってば。」と思いつつ再質問。

そしたら「できないのです」と再答弁。

・・・。

困ったなぁ・・・

もしかしたら質問の意図が通じてなかったんでしょうか。

「なんで追加できないのか、理由を言ってみやがれ!」と因縁つけるつもりで聞いたわけではないんですよ(笑)

追加しないのには追加しないだけの理由があるんだろうから、今後の委託をより良い形で進めるためにも、その判断理由を明確にした方が、不毛な話し合いで6時間も費やさずに済むんじゃないですか?ということです。

「Why」で始まる質問をしたのに、答えが「No」と来たから、目玉が飛び出るほどビックリしました(苦笑)

しばらくやりとりしてみて、「行政が結果に責任を持たないといけないから、選定にあたる人も行政が決めた人でなければいけない」ということなのかなと思ったのですが。

そういう方針ならそれで構わないから、それをまず先にきちんと保護者に説明しないといけないでしょ、と私は言いたかったわけです。

そして、行政の責任の範囲はどこまでで、どこからは民間の創意工夫に任せるのか、という基準も予め明確にしておかなければいけないでしょう。

例えば、12月の説明会では、保育の質について問われたときに部長が「事務屋である行政だけで考えるよりも、まずは事業者を決めて、保育の専門家である事業者の意見も聞きながら質について考えたい」という趣旨のことを言っていたように思いますが、では質については行政の責任ではなくて事業者の創意工夫に拠ってしまうんだろうか、と疑問に思います。

「だから保育水準の資料を出してる」と言うかもしれませんが、これはかなり大枠でしょう。
大枠だけ決めてあとは事業者の創意工夫に委ねるのか、という方針は示さないといけないはず。

逆になんでもかんでもが「行政の責任」になれば、がんじからめになって創意工夫の余地はなくなるし。

だから、どこがラインなのかを示さないといけないと思うのです。

保護者との話し合いでもそうだけど、これから事業者が決まればその関係の中でも、「どこまでが行政の責任でどこからが民間で、どこが区民の意見を取り入れられる部分なのか」を前もって示さないといけないと思うのです。

そうじゃないと、一つ一つの個別具体的な事柄にその場その場で答える結果になり、行政が権限を振り回しているような印象を受けてしまいます。

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プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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