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ビッグイシュー

大学院の前期の授業が一応終わって、今は「集中講義」というのをやっています。
前期の授業のレポートの締め切りが26日。あとちょっと・・・なので、遠い目をしている今日この頃です。

加えて私は、新しく「環境まちづくり委員会」の委員になったので、その勉強もせねばと思っているところ。。

連休に少し時間を作って勉強をするぞ!と資料をためました。

しかし、ついつい今日は家の掃除と日用品の買い物に時間を費やしました。
たまに家にいるなら料理をしよう、カレーを作ろう、と具材を買って来たのに、肝心のカレールゥを買い忘れました。あぁ。現実逃避さえも失敗・・・。どうしましょう、たまねぎ、にんじん、じゃがいもとカレー用の肉の入った煮物でも作ろうかしら・・・


そして、大晦日以来の家の大掃除。
人はどうして追い詰められると家の掃除をするのでしょうか。
・・・そんな言葉がふと思い浮かんだ後になぜか「かもめが飛んだ かもめが飛んだ」という言葉も心に浮かびました。。(種明かし?はこちら



さて、昨日は大学院の集中講義で、「ビッグイシュー」という雑誌の販売員さんにくっついて1時間半を過ごしました。

「ビッグイシュー」、ご存知ですか?(ビッグイシューのHPはこちら
路上生活をしている人が、「ビッグイシュー」という雑誌を140円で仕入れ、300円で売る。160円がその人の収入になるので、その日の食事やドヤ・ネットカフェの宿泊代にできるし、少しずつ貯めてアパート暮らし・仕事探しにつながっていくというしくみ。
イギリスでやっていたものを日本で2003年から始めたのです。

内容は映画スターのインタビューだとか、別に「福祉」に関心がない人でも十分に楽しめる内容。実際、2,30代の購読者が多いようです。

私は2004年から路上生活者に関心を持っていたのでビッグイシュー、知ってましたけど、皆さんはいかがですか?

練馬に一番近いのは池袋東口の販売員さんです。サンシャインに行くまでの道、交番側じゃなくてビックカメラの側を歩くと2人、販売してますよ。
今回は私は、そのお2人のもとで10時~11時半まで、ビッグイシューを掲げて立ってました。
私がお話を聞いた方はだいたい朝の7時半から15時くらいまで立っているそうです。そのくらいの時間帯に池袋に行ったら、探してみて、ためしに買ってみてください。その他の都内の販売場所も、上記のHPに載っています。皆さんの職場の近くにもあるんじゃないでしょうか。

ビッグイシューは、路上生活の当事者しか売れないというしくみになっていて、今回私はそばに立ってPRはしましたけど、私から販売することはできない。もし、「くださいな」という人がいたら、「じゃああちらが販売場所ですので」と誘導するしかできない。

駅周辺で1時間半立つというのは、私は区政報告として区内の駅頭で週2回やっているので(^^;)、そのことそのものに別段緊張もしなかったんですけどね。いつも立っているのは区内だけど今回は池袋だったということ、いつも手に持っているのは議会報告だけど今回はビッグイシューだったことが違うだけですね(笑)
信号待ちをしている人に向かって「ビッグイシューはホームレスの生活をしている人を応援する雑誌です。300円です」と地声で叫び続けました。。

土曜日の池袋。ほとんどの人はサンシャインに向かったんでしょう。こちらを向いてくれることもない。まあ、今回は買ってくれなくても、心の片隅にでも残ってくれたら次につながるかもしれない・・・と信じて叫んでおりました。

そんな中で感じたのは、「当事者・非当事者」という、この集中講義で扱うテーマでした。

販売員である路上生活者はとても身奇麗にしているけれど、でも私が購入する時は、「当事者なんだなぁ、頑張ってるんだなぁ」という敬意の念を持って買っていました。
当事者がビッグイシューを掲げている姿は、なんともいえない重みがあります。

それに比べて、非当事者である私がビッグイシューを持っている姿って、なんとなく説得力がないというか、胡散臭いというか(苦笑)

そんな、「胡散臭い私」ができることは何だろうと考えました。そしてそれは、「この雑誌は、ホームレスの応援をするミッションを持った雑誌なんですよ」と叫ぶことではないかと思ったのです。
これは、当事者からはあえて言わない言葉だと思うから。

雑誌のコンセプトは、特に「慈善」みたいな気持ちがなくても楽しんで読める雑誌、というのもあるんだけど、でも一方でミッションも含んでいるわけで。雑誌を作っているスタッフや、販売している当事者からは言わないそのミッションを多くの人に伝えるのが、非当事者の役割なんだなあと思った次第です。

集中講義の担当の先生が、「池袋、なかなか買ってくれないわねぇ。ビッグイシューを知らない人も多いのかしらねぇ。加藤木さん、練馬でビッグイシューを宣伝してよ。」とおっしゃったので、まず手始めにブログに書いてみました。

高々とビッグイシューを掲げているおじさんに、「ほしいです」と声をかけるのは、最初は多分ドキドキします。でも、そのときのおじさんの嬉しそうな顔だとか、そのあと、300円を渡すまでの何気ない会話。なんでしょうね、はじめてのおつかいのドキドキ、みたいな、緊張と嬉しさを味わえる、楽しい一瞬でもあると思いますよ。ぜひ、ためしに一度、ビッグイシュー、買ってみてください(^^)

※かとうぎ桜子を育てる会のHPはこちら

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プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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