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★人材確保 ★「あなたは当事者ではない」その①
★人材確保
ついにレポートが終わりました。ヨレヨレ・・・。。
今晩は、久々に区内の勉強会(介護保険に関すること)に行こうと思っていたのに、それには間に合いませんでした。。参加された方で私のブログを読んでる方がいらっしゃると思いますが、すみません、今度内容を教えてください(^^;
まず、わけの分からない翻訳文を読んで要約する宿題をなんとかやり終えて提出し。
そして、明日授業があるものの発表の準備をし。
福祉の人材確保・・・
福祉といったって幅が広いし(でもなんとなく、人材の問題が言われるときって、介護従事者という感じがしますが)、対策をしているのも国レベル・都道府県レベル・特別区レベル・市区町村レベルとあるし、あぁーっ
となってました。。
それで、「ああ、そうだ、議会で一度、人材のことを発言したことがあったから、その議事録をレジュメに載せておこう」と思って、調べて、改めて自分の発言を読み直したら、、いまいちでした(苦笑)
「うぅっ
」と思いつつ、「まあいいや、私の質問じゃなくて、課長さんの答弁に意味があるのさ・・・」と一人言い訳をしながら、レジュメ作り。
3月の予算特別委員会の、同じ日に他の会派のとある議員さん(仮にIさんとしておきましょうか・・・って、仮でもなんでもないですが 笑) が、同じような内容の質問をしていたのですが。
趣旨は似ているのにIさんの質問は非常に分かりやすい。一方、なぜ私の質問の仕方はこんなにヘッポコなんだろうか、としばらく落ち込んでボケーッとしまして。。
・・・まぁ、しかたない。ぼちぼち頑張っていくしかないですね。
立ち直りましょう。よっこいしょ。
国のレベルでは昨年、福祉の人材確保指針というのが見直しになっていて、厚生労働省も対策を色々出している。
で、「福祉の人材確保重点実施期間」っていうのを作ったのだそうで。
「広く国民に対して福祉・介護サービスについて理解を深めるとともに、福祉人材の確保・定着を図るため」に、重点実施期間にしたんですって。
ふーん、いつなんだろう・・・と思って期間を見てみたら・・・「平成20年7月21日から8月3日まで」だって。
・・・今じゃないですか。
皆さん、ご存知でしたか?
ご存知だった方は、ぜひ、コメントに書き込んでください。
みーんな知っているようだったら、福祉の人材確保はばっちりですね(苦笑)
この課題に関しては、あとはうまいこと皆の前で発表する練習をしておけば完了です。
・・・またいつものようにブツブツボソボソ発表したら、また同級生から「加藤木さんは本当に選挙を経て議員になったんですか?」と言われてしまいそうだから、練習しなくては・・・
★「あなたは当事者ではない」その①
さーて、ようやく「あなたは当事者ではない」について。
北大路書房から出ている、「当事者をめぐる質的心理学研究」という副題のついた本です。
私がレポートを担当したのは本の冒頭。
まだ結婚も出産もしていない筆者が、「母親が子育てをするときのネガティブな感情について」の研究をしている。
それに対して、他の研究者から「子育てを経験のないあなたに母親達は本音を話してくれたのか」という質問が飛んでくる・・・。
そんな始まりでした。
その後の章も、同じように「非当事者」の体験が続く。
結婚生活に関する研究に関連して聞き取りで調査をしているときに当事者から、「ところで○○さん(調査者)は、ご結婚はまだなんですよね?」とところどころで聞かれる、というエピソードもありました。
性同一性障害の研究をしている人は、当事者から「君にとってぼくはなんだ?」と書かれた文章を受け取ったという経験。
医療従事者が患者から「人を知識で整理してほしくない」と言われたという経験・・・。
本の冒頭はそんな、「非当事者」のエピソードが続きます。
自殺の問題に関しては、そもそも「当事者は誰なのか」ということで教室の中では議論が起きました。死にたい人が当事者なのか、死なれた遺族が当事者なのか。
「死んでしまいたい」と思う人と、「大事な家族を助けられなかった」という思いを抱える家族。どちらの思いも深刻だけど、決して一致はしない現実。
そして、それに関わる支援者の思いも多様になる。
当事者の声も支援者の声も多声的になって、必ずしも一致しない問題。
でも、そんな色々な問題についてまだ必ずしも気づいているとはいえない社会全般の中で、当事者の思いをより多くの人に伝えていくためには、ただ単に関係者が皆で異なる意見を出し合うのではなくて、その声が共鳴しあう「ポリフォニー」を作るべきではないか・・・そんな話が出てきます。
当事者は誰なのかも漠然としてくる。非当事者の思いも多様になってくる。議論すればするほど、だんだん、当事者と、非当事者の境目が、ぼんやりとしてくるのでした。
(次回へ続く)
※かとうぎ桜子を育てる会のHPはこちら
ついにレポートが終わりました。ヨレヨレ・・・。。
今晩は、久々に区内の勉強会(介護保険に関すること)に行こうと思っていたのに、それには間に合いませんでした。。参加された方で私のブログを読んでる方がいらっしゃると思いますが、すみません、今度内容を教えてください(^^;
まず、わけの分からない翻訳文を読んで要約する宿題をなんとかやり終えて提出し。
そして、明日授業があるものの発表の準備をし。
福祉の人材確保・・・
福祉といったって幅が広いし(でもなんとなく、人材の問題が言われるときって、介護従事者という感じがしますが)、対策をしているのも国レベル・都道府県レベル・特別区レベル・市区町村レベルとあるし、あぁーっ

それで、「ああ、そうだ、議会で一度、人材のことを発言したことがあったから、その議事録をレジュメに載せておこう」と思って、調べて、改めて自分の発言を読み直したら、、いまいちでした(苦笑)
「うぅっ

3月の予算特別委員会の、同じ日に他の会派のとある議員さん(仮にIさんとしておきましょうか・・・って、仮でもなんでもないですが 笑) が、同じような内容の質問をしていたのですが。
趣旨は似ているのにIさんの質問は非常に分かりやすい。一方、なぜ私の質問の仕方はこんなにヘッポコなんだろうか、としばらく落ち込んでボケーッとしまして。。
・・・まぁ、しかたない。ぼちぼち頑張っていくしかないですね。
立ち直りましょう。よっこいしょ。
国のレベルでは昨年、福祉の人材確保指針というのが見直しになっていて、厚生労働省も対策を色々出している。
で、「福祉の人材確保重点実施期間」っていうのを作ったのだそうで。
「広く国民に対して福祉・介護サービスについて理解を深めるとともに、福祉人材の確保・定着を図るため」に、重点実施期間にしたんですって。
ふーん、いつなんだろう・・・と思って期間を見てみたら・・・「平成20年7月21日から8月3日まで」だって。
・・・今じゃないですか。
皆さん、ご存知でしたか?
ご存知だった方は、ぜひ、コメントに書き込んでください。
みーんな知っているようだったら、福祉の人材確保はばっちりですね(苦笑)
この課題に関しては、あとはうまいこと皆の前で発表する練習をしておけば完了です。
・・・またいつものようにブツブツボソボソ発表したら、また同級生から「加藤木さんは本当に選挙を経て議員になったんですか?」と言われてしまいそうだから、練習しなくては・・・

★「あなたは当事者ではない」その①
さーて、ようやく「あなたは当事者ではない」について。
北大路書房から出ている、「当事者をめぐる質的心理学研究」という副題のついた本です。
私がレポートを担当したのは本の冒頭。
まだ結婚も出産もしていない筆者が、「母親が子育てをするときのネガティブな感情について」の研究をしている。
それに対して、他の研究者から「子育てを経験のないあなたに母親達は本音を話してくれたのか」という質問が飛んでくる・・・。
そんな始まりでした。
その後の章も、同じように「非当事者」の体験が続く。
結婚生活に関する研究に関連して聞き取りで調査をしているときに当事者から、「ところで○○さん(調査者)は、ご結婚はまだなんですよね?」とところどころで聞かれる、というエピソードもありました。
性同一性障害の研究をしている人は、当事者から「君にとってぼくはなんだ?」と書かれた文章を受け取ったという経験。
医療従事者が患者から「人を知識で整理してほしくない」と言われたという経験・・・。
本の冒頭はそんな、「非当事者」のエピソードが続きます。
自殺の問題に関しては、そもそも「当事者は誰なのか」ということで教室の中では議論が起きました。死にたい人が当事者なのか、死なれた遺族が当事者なのか。
「死んでしまいたい」と思う人と、「大事な家族を助けられなかった」という思いを抱える家族。どちらの思いも深刻だけど、決して一致はしない現実。
そして、それに関わる支援者の思いも多様になる。
当事者の声も支援者の声も多声的になって、必ずしも一致しない問題。
でも、そんな色々な問題についてまだ必ずしも気づいているとはいえない社会全般の中で、当事者の思いをより多くの人に伝えていくためには、ただ単に関係者が皆で異なる意見を出し合うのではなくて、その声が共鳴しあう「ポリフォニー」を作るべきではないか・・・そんな話が出てきます。
当事者は誰なのかも漠然としてくる。非当事者の思いも多様になってくる。議論すればするほど、だんだん、当事者と、非当事者の境目が、ぼんやりとしてくるのでした。
(次回へ続く)
※かとうぎ桜子を育てる会のHPはこちら
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