Entries

決算;産業地域振興費(その1) 地域活動参加支援

区が何かを周知させたいと思ったときに、色々なイベントや講座をやります。

団塊の世代の地域参加もその1つ。ほかにも、子育てのことや介護のことなども時折、講演会をやっています。

イベントにたくさんの人が参加するようにするためには、興味のあるテーマ設定や、「話を聞いてみたいな」と思えるような講師を呼ぶということが考えられるでしょう。

でも何よりも重要なのは、その講座を開くそもそもの理由―団塊世代の話であれば、今後も団塊世代が継続的に地域参加をするようになること―を達成することでしょう。

イベントを行うとなると、どうしても当日の参加人数、当日のアンケート結果による満足度調査が中心になりがち。
でも、そのイベントが参加者に対してどんな動機付けをもたらしたのか。練馬区に対してどんな思いを持つようになったのか。そして今後どう関与したいと思うのか・・・ということをはかる必要性を感じます。
そうでなければ、イベント・講座なんかはそれこそ、行政が直営でやるよりも「民間に任せる」というほうが良いように思いますから。

練馬区が平成19年度に、団塊の世代の方向けに行った講座は、堀田力さんを呼んだもので、私も参加しました。(こちらに報告を書いています)

参加者は250人くらい。アンケート回答者159人のうち152人が50代以上だったらしい。
あの日の会場全体の様子を思い出してみると、男性の参加者が多かった記憶。

なかなか普段は練馬区に関するものに参加する機会がない方もいらっしゃってたのではないかと思います。

だからこそ、大事なのは、その人たちがその後どう練馬区に関わりを持っているかということだと思うのです。

残念ながら、その後の状況は追跡調査をしてないらしい。

もちろん、堀田さんのお話は面白かった。でも、「あー、面白かった!」と言って終わってしまわないような、その後のフォロー体制を作ることが必要ではないでしょうか。

たとえば、何ヶ月か経ってから、「あの日の講演を覚えてますか?その後、何か活動をしてますか?練馬区ではこんなこともやってますよ」と連絡を取るとか。

人の心は一瞬にして変化したりはしないもんで、時間をかけてじわりじわりと何かを考えたり、感じたり、行動に移したりするもんでしょう。

せっかくのイベントの機会を、一過性のもので終わらせない工夫が必要だと思います。


以下、録音から起こした議事録。正式なものではありませんが。

-------------------------------------------
桜子
地域活動参加支援経費についてうかがいます。
これは、平成19年度には「地域活動参加のための講演会」を1回(注:これが堀田さんの講演のこと)と、「地域生活入門講座」というのを3回やったっていうことをうかがったのですが、まず、これらの事業がどんな方を対象に、どんな目的をもって行ったのかということを教えてください。

課長
この事業でございますけれども、団塊の世代の方が地域デビューを図っていくと…こういう情勢になっている中で、こうした事業を行うことで、地域に出ていくきっかけ作りになればということで実施している事業でございます。

桜子
この19年度の講演会は、堀田力さんを呼んで250名くらいの参加があったということを伺いました。その後、この250名の方がどれだけ実際に地域活動に参加をされたのかという、事後の追跡調査を行ったのかどうか、教えてください。

課長
参加された方について、当日アンケート等はしてございまして、そちらからは、「こういうようなボランティアをしたい」とか、「いろいろな講座にいきたい」という風な声は挙がってございますが、申し訳ありません、そういう追跡調査はしてございません。

桜子
アンケートの資料も事前にいただきましたが、回答された方が159名いらっしゃって、そのうちの152名が50代以上であるということだったんですが。
これは事業がねらっていた年齢層の方に集まっていただいたということだとは思うんですけれども、この当日の資料の中に、たとえば今後の地域参加につながるようなイベントの案内であるとか、ボランティア・市民活動センターとかまちづくりセンターとか、そういう資料は入れたんでしょうか。

課長
この団塊の世代の方を対象とした事業、福祉部の事業とか、商工観光課の事業とか、色々な事業がございまして、そちらの関係の案内等は入れさせていただいています。それと関連するお知らせとかも含めて、参加される方にはお渡しをいたしました。

桜子
ちょっとうかがっていて気になったのは、この講座に参加するっていうことだけではなくて、これから先、参加された人たちがどれだけ実際に地域に参加するかということがこの事業そのものの成果として考えられるんじゃないかと思うので、事後の追跡調査をしていないとなると、何をもってこの事業が成功したかどうかをはかるおつもりだったのかというのを、お考えをお聞かせください。

課長
ひとつは、参加をされた方にアンケートをして、そのお気持ちをお聞きしてございます。そしてまた講座等の中で、「今後、区で行うこういう事業等がございましたらご案内をさせていただきますのでご参加ください」というような形のご案内はさせていただいております。

桜子
今年度―平成20年度もすでに4ヵ所の地区区民館で7つ講座を行っているという資料もいただいたので、この講座に参加してどう思ったかというよりも、それから先にどうつながるのかというところを、これから工夫して、しかけ作りをしていっていただければと思います。


※かとうぎ桜子を育てる会のHPはこちら

0件のコメント

コメントの投稿

新規

投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

0件のトラックバック

トラックバックURL
http://sakurakohappysociety.blog56.fc2.com/tb.php/286-53beac60
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

Appendix

桜子のツイッター

プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

カレンダー

01 | 2020/02 | 03
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29

過去ログ