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少し前の話になりますが
NHKのドラマの桜子ちゃんは、やっぱり死んでしまいましたねえ(涙)
もう、ほんとに可愛かったから、私は今CMで宮崎あおいを見るたびに「嗚呼、桜子ちゃん…」と言っておりますが…。娘が生まれたら桜子と名づけたいくらいですが、残念ながら私自身が桜子なもので…(^^;
ドラマの桜子ちゃんは、音楽の才能があって、愛情深い人でした。好きな人もたくさんできて、だけどどうも「幸せ!」ってところまでは行き着かないのね。
ようやく戦争が終わって、何年も待った好きな人と結婚することができて、子どもができて、音楽の才能も認められた、というときに結核になっていたことが分かって、それでも子どもを産んで、死んでしまうのだけど。
正確な言葉ではないけど、最終回に、「人から見たら私の人生はあっという間で、何も成し遂げられず、かわいそうに思えるかもしれないけれど、私にとってはとてもいい人生だった。輝かない人生なんて、ない」というような趣旨のことを桜子ちゃんが子どもに言い残していて、なんだかとても共感したのでした。
人から見て、立派だと言えるような形には残らなくても、一人ひとりの人生、誰の人生でも、他の誰とも違う、特別な一つの人生です。
負け組、勝ち組、という言葉があるけれど、負けとか勝ちは人との比較の中で決まるもの。負けようが勝とうが、そんなことはどうでも良いじゃないか、と私は思うんです。そんなことよりも、どんな人生も何にも替え難い、特別な人生です。他にはどこにもない、たったひとつのものです。
そしてお互いのかけがえなさを認め合える世の中に、一歩でも近づけるためのお手伝いをしたいと、私は思っています。
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