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委員会視察―1日目:札幌市
10月30,31日と、環境まちづくり委員会の視察で北海道へ行ってきました。
札幌市の自転車道路と、小樽市の景観計画の話を聞きに。
★初日は札幌。
旧国鉄の電車が走っていた路線が、あるとき廃止になって、新たな線路は少し離れた場所にできたそうです。
それで、古い線路の通っていた場所をどう活用しようか・・・と考えた時に、「幅もそんなに広くないし、自転車と人が歩く道にしよう」ということになったそうで。自転車道路は隣の北広島市にも続いていくらしい。
・・・幅がそんなに広くない、って言ったって、練馬区内には同じくらいの幅で車が両側通行をしている道もあるように思いますが(^^;

自転車だけじゃなくて歩行者も通るから、自転車と歩行者の関係がなかなか難しかったりもする・・・なんていう話もありました。
この道路にはときどき、トンネルがあるのですが、薄暗くて寂しげなトンネルだと、落書きもされるし治安も悪くなる。
そこで、タイルを割って貼り付ける「モザイクアート」を施すという取り組みをしているそうです。

地域の子ども達も参加して、「どんな風にしたらもっと楽しい道にできるか」という知恵を出し合いながら完成させたんだとか。
そんな話を聞いてきました。
★宿泊は、札幌の大通り公園の近く。
宿に戻って少し時間ができたので、周辺を歩いてみました。


札幌・小樽は、7年位前、大学生の時に遊びに行ったことがありました。
だから、埃をかぶった記憶が時々ニョキッと蘇りましたが(^^;
学生時代はあんまり何も考えていなかったけれど、最近はどこか知らない土地に泊まるときには、観光よりも「そこに住んでいる人」を知りたいと思います。
だから観光地でなくて住宅街を見たり、地元の人が買い物に行くような場所を見るのが楽しい。
それにしても、なかなか「この地域の特徴」というのを見つけるのは難しい。ポスターでニッコリ笑っている芸能人は当然同じ人だし、アーケードの商店街があるのも同じ。スーパーで売っているものも同じ。北海道ならスーパーでは鮮魚が豊かであるという違いはありますが。
商店街に軒を連ねる店の看板も、いつも東京で見ているのと同じものばかり。
うーん。
これまた、学生時代はどこでも同じチェーン店のほうがなんとなく安心な気がしていましたが、この数年は、「その地域の、その店にしかいないおばちゃんがやってる小さな店」みたいなのを探すほうが楽しいと思っています。
だから、チェーン店ばかりが軒を連ねているのしか見つけられないと、なんだか宿題を果たせていないような気分になってしまう。
これはどんな街に出かけてもいつも感じるところではありますが、大通り公園周辺は特に顕著でした。
グローバリゼーション・・・。
「世界的規模に広がること。政治・経済・文化などが国境を越えて地球規模で拡大することをいう。グローバル化。」(デイリー新語辞典より)
世界全体がつながり合うこと。一方で、どこへ行っても同じで個性がないともいえる。
う~ん、大通公園周辺を見るだけでは、札幌に住む人が日々何を考え、どんな生活をしているのかが見えてこない・・・。残念でした。
かろうじて、ホテルの隣にあるデパートの地下街で、水槽でモゾモゾ動いているカニが売られているのを見て、「ああ、ここは確かに東京ではなくて北海道なんだ」と感じましたが・・・。
地域の特徴って、もっともっと全面に出てくるべきなんじゃないのかな・・・とボソボソ独り言を言いながらホテルに戻りましたが、この呟きに対する答えが、偶然にも翌日の小樽の視察で見えてきました。
長くなりますので、次回に続く。
※かとうぎ桜子を育てる会のHPはこちら
札幌市の自転車道路と、小樽市の景観計画の話を聞きに。
★初日は札幌。
旧国鉄の電車が走っていた路線が、あるとき廃止になって、新たな線路は少し離れた場所にできたそうです。
それで、古い線路の通っていた場所をどう活用しようか・・・と考えた時に、「幅もそんなに広くないし、自転車と人が歩く道にしよう」ということになったそうで。自転車道路は隣の北広島市にも続いていくらしい。
・・・幅がそんなに広くない、って言ったって、練馬区内には同じくらいの幅で車が両側通行をしている道もあるように思いますが(^^;

自転車だけじゃなくて歩行者も通るから、自転車と歩行者の関係がなかなか難しかったりもする・・・なんていう話もありました。
この道路にはときどき、トンネルがあるのですが、薄暗くて寂しげなトンネルだと、落書きもされるし治安も悪くなる。
そこで、タイルを割って貼り付ける「モザイクアート」を施すという取り組みをしているそうです。

地域の子ども達も参加して、「どんな風にしたらもっと楽しい道にできるか」という知恵を出し合いながら完成させたんだとか。
そんな話を聞いてきました。
★宿泊は、札幌の大通り公園の近く。
宿に戻って少し時間ができたので、周辺を歩いてみました。


札幌・小樽は、7年位前、大学生の時に遊びに行ったことがありました。
だから、埃をかぶった記憶が時々ニョキッと蘇りましたが(^^;
学生時代はあんまり何も考えていなかったけれど、最近はどこか知らない土地に泊まるときには、観光よりも「そこに住んでいる人」を知りたいと思います。
だから観光地でなくて住宅街を見たり、地元の人が買い物に行くような場所を見るのが楽しい。
それにしても、なかなか「この地域の特徴」というのを見つけるのは難しい。ポスターでニッコリ笑っている芸能人は当然同じ人だし、アーケードの商店街があるのも同じ。スーパーで売っているものも同じ。北海道ならスーパーでは鮮魚が豊かであるという違いはありますが。
商店街に軒を連ねる店の看板も、いつも東京で見ているのと同じものばかり。
うーん。
これまた、学生時代はどこでも同じチェーン店のほうがなんとなく安心な気がしていましたが、この数年は、「その地域の、その店にしかいないおばちゃんがやってる小さな店」みたいなのを探すほうが楽しいと思っています。
だから、チェーン店ばかりが軒を連ねているのしか見つけられないと、なんだか宿題を果たせていないような気分になってしまう。
これはどんな街に出かけてもいつも感じるところではありますが、大通り公園周辺は特に顕著でした。
グローバリゼーション・・・。
「世界的規模に広がること。政治・経済・文化などが国境を越えて地球規模で拡大することをいう。グローバル化。」(デイリー新語辞典より)
世界全体がつながり合うこと。一方で、どこへ行っても同じで個性がないともいえる。
う~ん、大通公園周辺を見るだけでは、札幌に住む人が日々何を考え、どんな生活をしているのかが見えてこない・・・。残念でした。
かろうじて、ホテルの隣にあるデパートの地下街で、水槽でモゾモゾ動いているカニが売られているのを見て、「ああ、ここは確かに東京ではなくて北海道なんだ」と感じましたが・・・。
地域の特徴って、もっともっと全面に出てくるべきなんじゃないのかな・・・とボソボソ独り言を言いながらホテルに戻りましたが、この呟きに対する答えが、偶然にも翌日の小樽の視察で見えてきました。
長くなりますので、次回に続く。
※かとうぎ桜子を育てる会のHPはこちら
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