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仕事始めの日

★正月早々、どうやら風邪を引いたようで・・・。
どうせ引くなら、潔く(?)、ぱーっと熱でも出てしまえば諦めもつくのに、中途半端にくすぶっています。
鼻と目とおでこが熱い感じがする・・・。
風邪薬により、人工的な眠さに襲われ。でも、それでも頑張れば案外なんとか仕事ははかどったりするもんで。。
そんな低空飛行な仕事始めですが、まあなんとか、大泉学園の駅には立つこともできました(^^;

★商店街を自転車で走ってみましたが、まだお正月の気配ですね。
ぼつぼつ開いているお店と、まだ眠っているお店と。
街が、「うーん・・・」と寝ぼけ眼をこすりながら目覚めてくるような雰囲気です。

★10日に、大学院の修士論文の中間発表があるので、ちょっとあせっています。秋からほとんど進んでいない・・・(と書いてしまったこのブログを、担当の先生が読みませんように。。

それで、年末からひいひい言いながら本を読んでいるのですが、その1冊である「第三の道」(アンソニー・ギデンズ 日本経済新聞出版社)という本に、面白いなあと思う部分が色々あって、「ははー」「ほほー」と独り言を言っていたお正月でした。

・・・論文そのものとはあんまり関係ないかもしれないんですが

今は世界では新自由主義がすべてのようになっているけれども、本当にそれでいいのか。新自由主義でもなく、旧来の社会主義でもない、「第三の道」を見つけなくてはいけない・・・というような内容の本なんですが。

一番最初に、「ほほう、なるほど」と思ったところをちょっと引用してみます。

新自由主義は、自由な市場の力を、伝統的な制度、なかんずく家族と国家の擁護と結びつける。経済に関しては個人のイニシアチブを発揮させるべきだが、他の社会的活動領域では、個々人が義務と責任を果たさなければならない。
社会的秩序を維持するためには、伝統的国家と同様に、伝統的家族を擁護しなければならない。単親家族、同性愛者の同居等、伝統的でない家族は、社会を廃頽させる元凶である。(33ページ)


こういう、保守的な新自由主義の考え方を解説した上で筆者は、

一方で自由市場を万能視しつつ、他方で伝統的家族や国家を守ろうとするのは、自己矛盾をきたしていないだろうか。(38ページ)

という。

ギデンズはロンドン生まれの人で、この本もイギリスのことを念頭に書いているらしいけれども、これは日本にも通じるものがあるように、私は思いました。


そうか、新自由主義の流れと、時おり問題になる、「愛国心」や「国旗国歌」や、さらに一方では「自己責任」だとかいう言葉が世の中を飛び交っていることは、すべてひとつにつながっていたのかもしれないなあと、ハッと気づきました。

ギデンズはそれを自己矛盾だと言っているけれど、私は、市場に任せて抜け落ちたものを、「家族愛」や「愛国心」で糊塗する、という意味の一貫性を持っているようにも思ったのでした。

※かとうぎ桜子を育てる会のHPはこちら

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プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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