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保健福祉費②

一応、無事、昨日の5分間の意見表明は終わりました。4分55秒くらいで

結構順調に行ってるなあと思っていたのに、3分くらいまで意見を読み進めたときにハッと、原稿に書いていないことが頭をよぎりまして(--;)
「う~ん、そもそも子ども家庭支援センターって・・・」みたいなことなんですが・・・。

あぁ、5分しかないのに、とりあえず今は全然違うことを考え込んでいちゃあいけない、これはまた改めて後で考えよう・・・と割り切るまで、2,30秒心に動揺が走りまして・・・(^^;
その分、予行練習したときよりも10秒くらいオーバーしてゴール、でした・・・。この内容はまた改めて。

今日は昨日の保健福祉費の続き。②、です。

「障害者」といっても、その障害の範囲は幅広い。大きく分けて、身体障害、知的障害、精神障害。
身体障害の中にも、聴覚障害、視覚障害、肢体の障害・・・などなどなど、それぞれの障害は違うし、その分社会生活の困難さもそれぞれ違うし、社会と向き合う方法や歴史もそれぞれ違うわけです。
例えば、歩道と車道の段差は、ある程度なければ視覚障害者にとっては区別がつかないから困るけれども、あんまり段差があると車椅子利用者は困る、といった具合にニーズも様々。

それから、精神障害は、「障害」として認識されてから日が浅くて、社会の理解もまだまだだし、元々は福祉分野が支援するより医療・保健の分野で支援してきた。

けれども自立支援法ができた頃から、知的・身体・精神を一体的に支援しようという流れになりました。

人間の不調って、体なのか心なのか、ということでそんなに簡単に、縦割りで切り分けられるものではないですしね。

事故や病気で中途障害を持った人は、物忘れがひどくなるなどの認知障害と、身体の障害が重複しておきる場合もあるし。


だから、3障害を一体的に支援することには意味があるわけですが、しかし、現実的に、今の区がそういう風にできているかというと疑問を感じてしまう。

やはり、長年支援をしてきた保健分野のほうが、精神障害の特性を理解したうえでの支援ができるということで、今も現場として精神障害を支えているのは保健相談所が中心になっているんです。
ただ、一方で3障害一体・・・というのがあるから、施策を作るときには福祉部の障害者担当がやっている。

そういう風に分けた場合、本当に現場のニーズが施策に反映されるんだろうか・・・ということが、ずっと気になっています。

それで、特に中途障害のように両方にまたがるような場合には、「障害者地域生活支援センター」というところが支援をするので大丈夫、という説明があります。

区立施設で豊玉、光が丘、そして今後石神井と大泉にこのセンターができます。

しかし、ここは指定管理者でやるということを、区は言っているわけです。

そうなると、現場としての支援はもちろんできるだろうけど、一歩踏み込んで、「これはしくみを変えたり、区の方針を変えなければ、これ以上の支援が難しいだろう」となったときに、本当にその声がちゃんと施策につながるのかなぁ・・・というのが気になるのです。

なにせ、区としてのやり方は、健康部と福祉部にまたがっているんですから、センターを受けている受託事業者から「施策に取り込んで欲しい」という意見があったときに、ちゃんと区として縦割りではなくその声を聞き入れられるのかなあ・・・と。

昨年の12月の定例会の時に、石神井のセンターの指定管理者の指定という議案があって、そのときからそれが気になっていました。


だから今回もこのことを質問しようと思って。

そしたら、内容的にはまったく関係はないのですが、私より前の時間に質問をしていたほかの会派の人が「今、区内の障害者はどのくらいいますか?」と聞いたのです。そのときに、福祉事務所長が、知的と身体のことだけ答えて、精神障害のことは誰も何も答弁せずに、そのあとも話がどんどん進んでいってしまったのです。

それを見ていて、あれー、やっぱりこんなんじゃあ、連携できてますと言われても心配だよなあと思って、そういう思いも盛り込んで質問することにしました。答弁はずーっと、「地域生活支援センターがやります」ということばかりで、区としての責任はどうなるのかを答えてないし、まったくかみ合ってないからもっと突っ込みたかったところですが、7分の時間切れでした・・・。

しかし、中途障害や精神の一体的支援というところを、区としてきちんとできていない状態で、そのまま指定管理者に任せてしまってOKだということなんでしょうか。絶対、おかしいと思います。
これまた、これからも継続的に議論を続けなくてはならないテーマだと思っています。

以下、未定稿の議事録です。

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桜子
障害者地域生活支援センター運営費のほうで質問をいたします。先ほど、他の会派の方からリハビリのお話がありましたけれども、中途障害の方で、特に高次脳機能障害の方だと、精神的な部分と身体的な障害という、いろんなところにまたがる問題があると思います。現状、精神障害の方を中心にして保健相談所で対応されている部分があるかと思いますが、なかなかそうすると身体障害の部分に対する支援というところにつながりにくいというようなお話を聞いています。
そういう中で、多分、先ほど答弁があったように、障害者地域生活支援センターの役割というのがあると思うのですが、ただここは指定管理でやるという形になるので、健康部と福祉部とまたがるような調整まで、ここの指定管理をうけたところがやるのかというところに疑問を感じるのですが、その辺の考えを教えてください。

障害者施策推進担当課長
現在障害者地域生活支援センターの所管につきましては、私たち障害者の部門で持っております。そして今、委員からご指摘ありましたように、具体的に精神にかかわるお客様等につきましては、精神部門の保健所のほうと連携をとっていく必要がございます。私たちの方では日々から障害部門、それから精神の部門、連携をとりながら仕事をしているところでございますので、地域生活支援センターとも日々連携をとってこのような対応には努めていきたいと考えております。

桜子
先ほど他の会派の方から、障害者の現状、障害者数ということを聞かれた時に、福祉事務所長がお答えになったのが身体と知的の数だけで、精神のことはまったく触れていらっしゃらなかった。それに対する補足もどなたもされていなかったというところがすごく気になったのですけれども、その辺の連携はきちんとできるのかどうかということを、改めて確認させてください。

保健予防課長
答弁が遅くなりまして申し訳ございません。精神に関しまして、精神障害者の保健福祉手帳の所持者、現在のところ3070人でございます。それで福祉との連携なのですが、事業本部は一緒でございますので、ソフト面での連携はかなり濃密にやっております。以上です。

桜子
今、数字そのものをお答えになっていただきたかったというよりも、なかなか連携が、本当にできているのかというところがすごく気になるところなのです。精神に関しては、障害の特性ということも考えながら支援していかなくてはいけないという中で、施策のほうは福祉部のほうでやっていて、現場の方は健康部のほうでやっているというところで、どれだけ精神障害とか、中途障害を含めて支えていくことが一体的にできるのかということが気になりますので、もう一度その点ご答弁いただければと思います。

障害者施策推進課長
障害者地域生活支援センターの運営につきましては、今、毎月のように所長会という形で連携をとらせていただいております。その所長会では私達障害者の部門と精神の部門と、担当が一緒に入って連携を取りながら進めているところでございます。また運営協議会という形で、毎月のようにそれぞれのセンターで行なっておりますが、そこにも両方の部門から職員が入って参加をしているところでございます。そのような形をとりながら、今後とも連携をとってしっかりと進めていきたい、そのように考えております。

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プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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