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★バリアフリー分科会のご案内 ★裁判員制度の勉強会

★バリアフリー分科会のご案内

何度かブログにも書きましたが、明日7月26日(日)午後2時から かとうぎ桜子事務所にてバリアフリー分科会を行います。参加費は無料。お気軽にお立ち寄りください。

5月の区政報告会で、参加者・Tさんがご提案くださった勉強会です。Tさんはその後、ご病気によりお亡くなりになりましたが、その思いを受け継ぎ、バリアフリーについて継続的に勉強し、最終的に政策提言にまとめていければと思っています。

第1回目である明日は、
・Tさんの作ってくれていた提案書を読んでみる
・車椅子で実際に大泉の周辺をまち歩きしてみる。
・まち歩きの結果、感じたことを参加者同士で出し合い、議論する。
・今後、私たちが考えていくべき課題を整理する。
・2回目の勉強会の日程と、議論する課題と方向性を決める。

といったことをやる予定でおります。

まちを歩くから、雨は降らないでほしいけど、あんまり暑くならないでほしいですねえ・・・(><)

★裁判員制度の勉強会
7月21日の夜、私の事務所を使って、裁判員制度の勉強会を行いました。

裁判員制度は直接区政に関わるものではありませんが、区政だけにとどまらずに社会に起きる問題を議論する場も必要ではないかという思いで行いました。
また、日中の集まりではご参加いただけない、お仕事をしている皆さんにもご参加いただける時間帯にやってみたいという思いもありました。

私の小さな事務所に、なんとか全員座りきれる程度のちょうど良い人数(10人くらい)のご参加でした。
あんまり事前にお誘いができなかったこともあり、関心はあっても予定が入ってしまって参加できないという方もいらっしゃったのですが・・・。

しかし、思った以上に有意義な会にできたと思います。


この勉強会を開催するにあたって、事前にまず裁判所にパンフレットをもらいに行きまして、それを持ち帰って事務所のボランティアスタッフと読み込みました。

報道されるところだけでは、はっきり分からないことが色々あるでしょう?

例えば、裁判員候補者はくじ引きで選ぶというけど、そのもとになる名簿は何なのか、とか。・・・これは、衆議院選挙の選挙人名簿から選ぶので、裁判所から区市町村の選挙管理委員会に依頼するのだそうです。
そういう意味では、裁判員制度も区市町村にまったく関係ないとはいえませんね。

くじで選ばれた人に手紙が届き、その中に調査票が入っていて返送する。仕事の都合で受けられないとか、もともと裁判官だから裁判員にはなれないとか、いろんな条件をチェックして、できない人を除外し、できる人を絞っていく。
ちなみに区議会議員は、定例会中は辞退できるようです。

で、その次は具体的に担当する事件ごとに裁判員候補が選ばれる。これもくじ引き。

選ばれた人には今度は質問票というのが届く。具体的な日程の中で受けられない理由がある場合はそれを書いて返送し、辞退の理由として認められたら行かなくて良い。

そのあとは、実際に裁判所に足を運んで面接を受け、人数によってはさらにくじ引きをして6人に絞る。

ここで選ばれたら、その日のうちに裁判が始まるようです。
かかる日数は、2,3日だとのこと。


小川敏夫さんによると、これは司法に国民が参加するためにできた制度だとか。
議員は選挙で選ばれ、その議員が行政を監視するので、行政・立法には国民の参加の機会が与えられているといえる。しかし、司法は独立したものだと言われるだけで、国民の参加の機会がなかった。
裁判員になるからといって、特別に法律の勉強をしておくことを求めるのではなく、日常の国民の意見・考えを反映させていくこと、普段の声を述べることが重要なのだ。

という趣旨の説明が、小川さんからありました。

裁判員が6人、裁判官が3人で審理に参加するわけですが、最終的に刑を決めるときには、有罪の場合、裁判員・裁判官の1人以上を含む過半数が賛成する必要が出てきます。

これを見ると、裁判官のみで裁判をしていたときと比べて被告側に特別に不利になるとか、裁判員のもつ責任が重くなりすぎるということがないように作られているんだろうな、と感じます。
小川さんのおっしゃるように、まずは参加するということで司法を社会に開いていくことを目指したのでしょう。


しかし、議論をする中では、さまざまな意見が出てきました。

裁判員が参加するときに短期間で終わらせるために、事前に論点が整理されているので、大事な論点が抜け落ちたりはしないだろうか。

初めて参加する裁判員が、本当に自分の意見を自由に言うことができるだろうか。
声の大きな人や、専門家である裁判官の意見に引きずられることはないんだろうか。
みんなが等しく思ったことを言えるように、ファシリテーターの役割を果たすのは裁判官なんだろうか?もしそうであるとしたら、ファシリテーターとしての研修などが行われているんだろうか?

専門家を前にしたら言いたいことを言えなかった・・・という体験も含めて、体験することに意義があるんだろうか?

参加してみて感じた課題を社会に発信するしくみ(守秘義務との兼ね合い)をきちんと整備する必要があるのではないか。それぞれの心にしまっておいては、せっかくの機会を社会化することができないから。

など。

市民参加に意味はあるが、あまりにも国民に丸投げをしすぎるのではないかという意見も出ていました。これは、裁判員制度だけに限らず、「市民参加」と言われる場合の課題であるようにも思います。


それから、私が気になるのは、なぜ行政訴訟が対象にならないのかということ。
そして、今、産休・育休さえとりにくいのに、仕事を休んで裁判員に参加するということに課題が多いのではないのかということ。


市民に向けて、制度が開かれていくことには意味があると思います。
参加のしくみを作ることは開くための第一歩ではありますが、それはゴールではないでしょう。
行政で行なわれているパブリックコメントや審議会等への公募市民の参加も同様ですが、参加するという形を作ることに意味があるのではなく、参加したことによって市民は何を感じたか、何が足りないのか、どう改善していくべきなのかを議論していくことに意味があるのでしょう。参加した側から主体的に声を発してこそ意味のあることだと思います。


今後、実際に裁判員制度が行なわれる中で、具体的な報道がされるようになるでしょう。
その際、参加した人の声がどう反映されていたのか、誰がファシリテートをしたのか、といった点から、チェックをしていくことが必要だと感じました。

「行政訴訟が対象にならないなど、今作った裁判員制度の中の問題点を改善していくためにも、政権交代は意味があるだろう」と小川さん。
ほほう、成る程・・・と思いつつ、こういう視点からも、政権交代をした後に何が起きるかというチェックは必要かもしれませんね。


いずれにしても、複数の人間で議論をしてみることで、私が一人で考えていたのでは見えなかった問題点・論点が浮かび上がってくる面白さを感じる勉強会でした。
ちょうど偶然、この勉強会の参加者の数が、裁判員制度をやった場合の人数(裁判官3人・裁判員6人の計9人)とほぼ同じくらいだったということも、合議をすることの意義と課題を肌で感じることのできる機会であったように思っています。
初めて集まった9人が、等しく意見を出し合うのはなかなか難しい。ファシリテーターがいなければ、一言も発しないまま終わる人も出てきてしまうはずです。


裁判員制度そのものは、3年で見直すということですが、今後も継続的にチェックしていき、市民ふくしフォーラムでもまた2,3年後に改めてこの会をやってみるのも良いかなと思っているところです。

※かとうぎ桜子のHPはこちら

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桜子のツイッター

プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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