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バリアフリー分科会

★今日は、大学院で先生の面接を受けました。
論文、どのくらい進んだ?という話です。

いやーん、全然進んでいないのに~。

11月までに、7割がた書いて仮提出をしないといけないのです。
ははー。まだ3行くらいしか書いてないのに・・・。

「あと3ヵ月半。楽観視できる状態ではないと思うけど、頑張りましょうね」と先生。

お優しい・・・。

楽観視できないどころじゃないのに・・・悲観的、絶望的な感じですわね。

しかし、行政と市民の関係がどうあるべきか、公共とはどうあるべきかということは、今年度中に一度結論を出した方がいいなとも思うんです。小泉改革の振り返りでもあると思うので、今年のうちに総括して、新たな出発に向かいたいでしょう。
そんなわけで、あと3ヶ月、なんとか踏ん張ってがんばってみます。。(遠い目)


★7月26日の日曜日、バリアフリー分科会を行ないました。

この勉強会をご提案くださったTさんが、車椅子を借りる手配をしてくださっていた。
私と車椅子の持ち主さんは初対面だったのですが、「亡き玉山さんの思いを継ぎたいので」ということで、無償で車椅子をお貸しくださって、使い方のご説明もしていただきました。こういう出会いは嬉しいですね。

Tさんが作ってくださった資料を読んだ後、参加者みんなでまちを歩きました。

本当は勤労福祉会館のほうまで行って駅の前を見て戻る、という順路をとりたかったのですが、日曜日は久々に暑かった・・・無理をしたら倒れてしまいそうなので、近くの小学校までで我慢しました。

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私の事務所の前の道。
歩道は広いけど、案外、舗装がガタガタする。
乗っている人は「腰が痛いなあ・・・」

信号待ちをする交差点は、車道に向けて歩道が坂になっている。なかなかの急傾斜で、信号待ちも大変だ・・・。

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車道と歩道の段差。

ビックリしたのは、比較的大きな集合住宅の前にスロープはついていたものの、そのスロープと道路の境目が段差だったことです 一体全体、どうしちゃったんでしょうね・・・

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公園の木陰でひとやすみ。
ご自身の息子さんも障害があり、息子さんの介助以外にも施設でのボランティア体験を持つ参加者の方から、体験談を聞きました。


事務所に戻って暑さを冷ましたあと、感想を出し合いました。

・車椅子のタイヤがもっと大きかったり、材質に工夫されていれば、もっと座りやすいんじゃないかな・・・ →技術的には開発されていても、高いのかも・・・

・道の工夫が必要(段差など)

・車椅子がまちを移動していることに対して、ずいぶん世間の人は慣れてきたみたい。(別に手助けしてはくれないけど、珍しそうにしたり邪魔そうにすることはない)

・車椅子に乗ると目線が低くなるから、前から自転車が迫ってくると怖かった

・駅周辺は歩道も整備されているところが多いけど、歩道がないと怖いだろうな。

・歩いていると意識しないけど、道路には案外、傾斜があって、まっすぐ走りにくい。

などなど。

こういう状態だとやはり、「老老介護」で車椅子を押すのも高齢者だった場合、きついなあと思いますね。

そんな共有をしているときに、一人の参加者がぽつり。

赤ちゃんを産んだ友人がヨーロッパで生活していたので遊びに行ったことがある。ベビーカーを押していると自然と周りに人が集まってきて、ごく普通に手伝ってくれる。
だから、物理的に段差があろうが階段があろうが、何もバリアを感じない。
本当は、物理的な整備よりも、そうした成熟した感覚を育てることの方が大事ではないか。


なるほどー・・・


私もかつてヘルパーをやっていたときに、お寺参りが好きなALSの患者さんのお出かけの時は、ヘルパーやボランティアが坂を押して階段を持ち上げて、行きたい場所へ行く支援をしていたことを思い出しました。
段差があろうが行きたい所に行くんだ!という気持ちと、それを支える周りの人間関係というのは、良いものだと思ったものです。


障害を持っていても高齢になっても、物理的なバリアには負けずに出かけられるようになるためには、社会全体の心のバリアを除くことは大事ですね。
手伝ってあげたいなと思っても、どうして良いか分からなくて見て見ぬふりをしてしまうこともあるかもしれませんから、障害にあわせた声のかけ方、配慮の仕方を学ぶ機会は必要ですね。

そうした啓発活動を進めつつ、しかし現実には社会の無理解によって障害をお持ちの方が嫌な思いをすることが多いと思いますので、やはり物理的なバリアを除くことも同時並行的に必要だとも思います。


今回の勉強会は、車椅子体験と課題を出し合うワークショップで終わりました。
次回は9月27日(日)を予定しています。

今回の体験を受けて、「では、今ある制度はどうなっているのか」を整理していきます。
国の「バリアフリー新法」、都の「福祉のまちづくり条例」、区の「福祉のまちづくり総合計画」、そして今度作る予定の条例。
何ができていて、何が足りないのかを考えて行きたいと思います。

ぜひ、今回ご参加ではない方もお気軽にご参加ください。

次回日程:9月27日(日)午後2時~4時 かとうぎ桜子事務所

※かとうぎ桜子のHPはこちら

2件のコメント

[C258] ベビーカーも

この前区役所でお会いしたchikaです。
その節はどうもありがとうございました。

今回の記事良く分かります。今はベビーカーを使う機会ありませんが、
ベビーカーを使っていたママの1人として、
不便さを感じるお気持ち良く分かります。
車椅子を使われている方も同じ不便さを感じられていると思います。

道(歩道など)もそうですし、段差があるだけでもスムーズに進みません。
「外出」と言う事に初めて知る「不便さ」と言うのを体験するんですよね。
EVでもそうですし。EVがない駅はベビーカーたたんで荷物持って赤ちゃん抱っこして、
階段を上り下り・・・これとんでもなく大変です。

なんでもなくごく当たり前に普通に手伝ってくれる。
これ大事だと思います。
  • 2009-07-30
  • 投稿者 : chika
  • URL
  • 編集

[C259] コメントありがとうございます

chikaさん
コメントありがとうございました!
その後、ご連絡がなかなかできなくてすみません。
コメント、嬉しいです。

お話を伺ったときにもおっしゃっていましたが、お子さんを連れて出かけるのも大変ですよね。自転車に複数の子どもを乗せて移動をするのも、狭い道では危険を感じることも多いでしょうが、移動手段としては仕方ないということがあるでしょうし・・・。

車椅子やベビーカーでの大変さは、体験してみないと分からないのかもしれませんね。さりげない気遣いをできるようにするにはどうしたら良いのか・・・やはり教育なのでしょうか。課題が多いですね。
  • 2009-07-30
  • 投稿者 : かとうぎ桜子
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  • 編集

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プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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