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★勉強会のお誘い ★近況 ★アメリカ旅行記② バークレイ補足
★勉強会のお誘い
「高齢者の住まいを考える」
日時:9月12日(土)午後2時~4時
場所:勤労福祉会館(大泉学園駅南口)
講師:山本美香先生(東洋大学准教授)
参加費:500円(資料代)
申し込み方法:sakurako_happy_society@yahoo.co.jp まで。(お名前、ご連絡先、参加人数をお書きください)
当日参加も可能です。
主催:市民ふくしフォーラム
【会の趣旨】
高齢期に生活する場の選択肢は、決して豊かであるとはいえません。
いま、練馬区の特別養護老人ホーム待機者は2515人(2009年3月末現在)。1施設あたり平均の待機者は約575人で、1人が申し込んでいる施設数は平均4.35施設。
要介護度が重く、また家族状況などもかなり厳しい状況にあったとしても、必ずしも入れるわけではないのです。
一方、今まで住んでいた家に住み続けるにも、在宅介護の支援も十分とはいえません。家にいて介護を受ける人は、施設に入っている人に比べて介護保険の給付費(サービスにあわせて出される介護保険のお金)は半分くらいしか支給されていません。それも毎年減額になっています。
そんな中で、有料老人ホームの利用者が増えています。しかし、有料老人ホームは入居一時金が数百万~数千万円。月々の費用もかかりますから、この選択肢を選ぶことが経済的に可能な人はそんなに多くはないでしょう。
今後、団塊の世代が高齢者になっていくことを思うと、この状況はより深刻になるといえます。
高齢期の住まいの状況を改善するために私達には何ができるのか。まずは現在ある高齢者の住まいに関する施策を知る講演会を行ないます。
【山本美香先生プロフィール】
東洋大学ライフデザイン学部生活支援学科准教授。社会福祉士。
専門分野は地域福祉論・小地域福祉活動論・居住福祉論。
現在の研究テーマは、「高齢者の居住支援サービスを考える―住宅と福祉の連携のあり方」。
著書に、「高齢者の住環境」(編著)ぎょうせい 2009、「臨床に必要な居住福祉」(編著)弘文堂 2008、「地域福祉の理論と方法」(編著)弘文堂 2009など。
★近況
予算審議などの中で見えてくる、高齢者の生活の困難さをどうにかしたいという思いで、勉強会を企画しました。一度きりで終わらず、2,3ヶ月に1度の頻度で継続していきます。
第1回目である9月12日は、大学の先生をお呼びしての会になります。ぜひいらしてください。
・・・いやはや。脳みそが筋肉痛になりそうです。
今月中に、修士論文のメドをつけなくてはなりません(><) 今月中にメドがつかなかったら、ほぼ留年決定だなあ・・・。
そして、9月の定例会では、一般質問が・・・。
9月12日の勉強会だって、先生に丸投げするわけにはいかないし(^^;)
すべて今月中に、一定のメドを付けなくてはならない。あと10日くらいしかないじゃないか・・・
喉の奥から「しくしく」という音が鳴る今日この頃です。
とりあえず、何か書き始めなくてはと思い、「一般質問」というタイトルのワードのファイルを作りました。
そして、「社民党・市民の声・ふくしフォーラムの一般質問をいたします。」とだけ書き、「ふぅ、とりあえず1行は書いたぞ」と、おでこの冷や汗をゴシゴシと拭っております。
★アメリカ旅行記② バークレイ補足
今日のブログはすでに長文になりつつあるので、アメリカの話は少しだけ。前回書いたことの補足です。
前回のブログで紹介した、アートな通りは「アディソン通り」といいます。
建物も、古くからのものを用いて、テナントもこだわりのある店を入れているとか。

市民の寄付だけで作られた劇場・養成校があったり。


その隣にはジャズスクールがあったり。

大きな駐車場の壁が、以前はただの壁だったらしいのだけれど、ショーウインドーのような状態に変えて、絵などを飾れるようにしたとか。


既成概念からの「自由」を感じることのできる道ですね。
それから、バリアフリーについて。
まちを走る車椅子をたくさん見かけましたが、成人の場合はほとんどが電動車椅子でした。
アメリカ全体がそうなのかもしれませんが、でもおそらくバークレイは特に、お店の入り口が必ずフラットになっていて、車椅子マークがついている。

(コーヒー屋さん。まちのなかには、カフェだらけ。)

(アイスクリーム屋さん)
段差がある場合は、「車椅子が入れる入り口はあっちにあるよ」のマークがついている。

これは日本でもできそうですよね。スロープだとかエレベーターだとか、ずいぶん設置されているけれども、せっかくあってもどこにあるかがとても分かりにくいのだから。
実際に活用している現場は見られませんでしたが、案内してくれた人によると、バスもほとんどすべて、車椅子利用者が一人で乗り込めるようになっているとか。

ちなみに、バスの前方には、自転車が乗せられるようになっています。自転車を持ってバスにも電車にも乗れるとなると、移動の幅が広がって楽しそうですよね。

そこでふと、「この国にはママチャリはないのか・・・」と発見しました(^^;
ママチャリはバスの前方には乗せられないですもんねぇ。
日本での適用はできなさそう。残念。
今日は、このくらいにしておきます。
次回は、カリフォルニア大学のことと、「コミュニティカレッジ」について書きます。
・・・福祉の分野を外れてくると、復習しなければブログに書けないもんですから(しかも、「近況」に書いたように、脳みそに冷や汗をかいているものですから・・・)、気長に更新をお待ちくださいませ(^^;
※かとうぎ桜子のHPはこちら
「高齢者の住まいを考える」
日時:9月12日(土)午後2時~4時
場所:勤労福祉会館(大泉学園駅南口)
講師:山本美香先生(東洋大学准教授)
参加費:500円(資料代)
申し込み方法:sakurako_happy_society@yahoo.co.jp まで。(お名前、ご連絡先、参加人数をお書きください)
当日参加も可能です。
主催:市民ふくしフォーラム
【会の趣旨】
高齢期に生活する場の選択肢は、決して豊かであるとはいえません。
いま、練馬区の特別養護老人ホーム待機者は2515人(2009年3月末現在)。1施設あたり平均の待機者は約575人で、1人が申し込んでいる施設数は平均4.35施設。
要介護度が重く、また家族状況などもかなり厳しい状況にあったとしても、必ずしも入れるわけではないのです。
一方、今まで住んでいた家に住み続けるにも、在宅介護の支援も十分とはいえません。家にいて介護を受ける人は、施設に入っている人に比べて介護保険の給付費(サービスにあわせて出される介護保険のお金)は半分くらいしか支給されていません。それも毎年減額になっています。
そんな中で、有料老人ホームの利用者が増えています。しかし、有料老人ホームは入居一時金が数百万~数千万円。月々の費用もかかりますから、この選択肢を選ぶことが経済的に可能な人はそんなに多くはないでしょう。
今後、団塊の世代が高齢者になっていくことを思うと、この状況はより深刻になるといえます。
高齢期の住まいの状況を改善するために私達には何ができるのか。まずは現在ある高齢者の住まいに関する施策を知る講演会を行ないます。
【山本美香先生プロフィール】
東洋大学ライフデザイン学部生活支援学科准教授。社会福祉士。
専門分野は地域福祉論・小地域福祉活動論・居住福祉論。
現在の研究テーマは、「高齢者の居住支援サービスを考える―住宅と福祉の連携のあり方」。
著書に、「高齢者の住環境」(編著)ぎょうせい 2009、「臨床に必要な居住福祉」(編著)弘文堂 2008、「地域福祉の理論と方法」(編著)弘文堂 2009など。
★近況
予算審議などの中で見えてくる、高齢者の生活の困難さをどうにかしたいという思いで、勉強会を企画しました。一度きりで終わらず、2,3ヶ月に1度の頻度で継続していきます。
第1回目である9月12日は、大学の先生をお呼びしての会になります。ぜひいらしてください。
・・・いやはや。脳みそが筋肉痛になりそうです。
今月中に、修士論文のメドをつけなくてはなりません(><) 今月中にメドがつかなかったら、ほぼ留年決定だなあ・・・。
そして、9月の定例会では、一般質問が・・・。
9月12日の勉強会だって、先生に丸投げするわけにはいかないし(^^;)
すべて今月中に、一定のメドを付けなくてはならない。あと10日くらいしかないじゃないか・・・

喉の奥から「しくしく」という音が鳴る今日この頃です。
とりあえず、何か書き始めなくてはと思い、「一般質問」というタイトルのワードのファイルを作りました。
そして、「社民党・市民の声・ふくしフォーラムの一般質問をいたします。」とだけ書き、「ふぅ、とりあえず1行は書いたぞ」と、おでこの冷や汗をゴシゴシと拭っております。
★アメリカ旅行記② バークレイ補足
今日のブログはすでに長文になりつつあるので、アメリカの話は少しだけ。前回書いたことの補足です。
前回のブログで紹介した、アートな通りは「アディソン通り」といいます。
建物も、古くからのものを用いて、テナントもこだわりのある店を入れているとか。

市民の寄付だけで作られた劇場・養成校があったり。


その隣にはジャズスクールがあったり。

大きな駐車場の壁が、以前はただの壁だったらしいのだけれど、ショーウインドーのような状態に変えて、絵などを飾れるようにしたとか。


既成概念からの「自由」を感じることのできる道ですね。
それから、バリアフリーについて。
まちを走る車椅子をたくさん見かけましたが、成人の場合はほとんどが電動車椅子でした。
アメリカ全体がそうなのかもしれませんが、でもおそらくバークレイは特に、お店の入り口が必ずフラットになっていて、車椅子マークがついている。

(コーヒー屋さん。まちのなかには、カフェだらけ。)

(アイスクリーム屋さん)
段差がある場合は、「車椅子が入れる入り口はあっちにあるよ」のマークがついている。

これは日本でもできそうですよね。スロープだとかエレベーターだとか、ずいぶん設置されているけれども、せっかくあってもどこにあるかがとても分かりにくいのだから。
実際に活用している現場は見られませんでしたが、案内してくれた人によると、バスもほとんどすべて、車椅子利用者が一人で乗り込めるようになっているとか。

ちなみに、バスの前方には、自転車が乗せられるようになっています。自転車を持ってバスにも電車にも乗れるとなると、移動の幅が広がって楽しそうですよね。

そこでふと、「この国にはママチャリはないのか・・・」と発見しました(^^;
ママチャリはバスの前方には乗せられないですもんねぇ。
日本での適用はできなさそう。残念。
今日は、このくらいにしておきます。
次回は、カリフォルニア大学のことと、「コミュニティカレッジ」について書きます。
・・・福祉の分野を外れてくると、復習しなければブログに書けないもんですから(しかも、「近況」に書いたように、脳みそに冷や汗をかいているものですから・・・)、気長に更新をお待ちくださいませ(^^;
※かとうぎ桜子のHPはこちら
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