Entries

「制度を作る」だけではできない部分

カラオケ店で火事があって、亡くなられた方がいたというニュースがありました。


店は基準を満たしていなかったとのこと。


守るべき基準を守らないことで起きる事故、失ってしまう命が増えていますね。


耐震偽造、エレベーターなど。


 守らないというのは、「人の命を軽んじて効率や利益を求めているからだ」とよく言われますが、「想像力」の問題もあるのではないかと私は思います。


まさか、「効率化のためには人が死んだってかまわない」と思う人がいるとは思えませんから。


 なんのために決まり事があるのか。ただなんとなく決まっているだけで、煩わしいものだと思ってしまうと守らなくなってしまうこともあるかも知れません。


その基準があるのはどうしてなのか。今回の事故の場合ならば、煙の逃げ道を作らなければ何が起きるのか。


どんなことが起き得るのか想像することができないまま、言われた基準だから守る、あるいは面倒だから守らない、という判断そのものに問題があるように思います。


不必要な基準だと感じたならば、勝手に破るのではなくて、基準そのものを変えていくように訴えていくことが必要なはずです。


制度や決まり事は、それがあるだけでは意味がない。実際に使う人が理解した上で「生きた仕組み」になるよう、生かしていく必要があります。


基準を作る側は難しい言葉だけで説明するのではなく、生活にどう関わるのかを分かりやすく説明する義務があるし、その基準を使っていく現場の側も、決まり事の意味をかみ砕いた上で使っていく義務がある。


安心できる生活を築いていくには、制度を作るだけではなくて、我々一人ひとりの想像力と仕事に対する専門性が求められるように思います。

0件のコメント

コメントの投稿

新規

投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

0件のトラックバック

トラックバックURL
http://sakurakohappysociety.blog56.fc2.com/tb.php/42-e7261508
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

Appendix

桜子のツイッター

プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

カレンダー

11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

過去ログ