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災害対策⑤ 医療的ケアを必要とする人の災害時対応(一般質問)

【かとうぎ桜子の一般質問】

医療的ケアを必要とする区民の方々への対応を伺います。

災害が起きたとき、災害によるけがや病気だけでなく、ふだんから人工透析、人工呼吸器、定期的な服薬など、障害や慢性疾患で継続的な支援が必要な方々への対応も必要ですが、どのように行なっていくお考えでしょうか。こうした状況の方への対応について、医療機関と救護所、福祉避難所と一般の避難拠点の役割分担をどう整理されるのか。お考えをお聞かせください。

【福祉部長の答弁】

医療的ケアの必要な方への対応等についてであります。

今回の震災においても、関係部署が把握している情報をもとに、可能な限りの個別の情報提供等に努めたところでありますが、この経験をふまえ、対象者の把握と必要な対応に努めてまいります。

また、各拠点の役割分担についてであります。医療救護所は軽傷の被災者への応急処置を行い、医療機関は主に中症、重症の被災者の治療を行います。また避難拠点は全区立小中学校において災害発生時に迅速に開設し避難者の受け入れをおこない、福祉避難所は要介護高齢者などの受け入れを行うため必要に応じ開設する拠点であります。今後、それぞれの円滑な連携を確保するため、実務的な検討を深めてまいります。

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災害時は、災害によって発生する傷病など、特別な事態への対応と合わせて、今までのブログにも書いてきたように、ふだんの生活の中でも支援が必要な人がより一層大変な状況に置かれるということがあります。

定期的な服薬が必要なのに薬が不足していたり、医療機器が壊れたり電気が通っていないことによって人工透析・人工呼吸器などの患者さんの命の危険が生まれる場合もあります。

緊急時に初めて発生する患者の対応と、ふだんの延長で困難が生じるケースは分けて対策をとる必要があるのではないかと思います。

インスリンなど定期的に使う必要のある薬が揃っていれば災害時にずっと病院にいなくても通常の避難拠点、あるいは福祉避難所で生活できる人もいるでしょうから、病院、医療救護所、福祉避難所、避難拠点が連携して対応できる体制を作る必要があると考えて質問したんですが、答弁はなぜかそれぞれの機能の解説に終わるという、かみ合わない結果となりました・・・

9月14日に、区と練馬区医師会が共催で、災害時の医療対応についてのシンポジウムをやったので、私も見に行きました。何人かのお医者さんのお話が聞けて、とても興味深い内容でした。

お医者さんは専門的な目で、今回の震災の課題をとらえていらっしゃるだろうし、被災地支援にいらっしゃった方もいるので、区はそれをしっかり受け止めて計画に反映させるべきと思います。

また、こういった専門的な視点からの課題整理を区民の皆さんと共有できる機会は、地域防災計画見直しの時期にとどまらずに、継続的に行っていってほしいなと思いました。

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プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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