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民間に任せている区立施設での災害時対応(予算質問②)

3月11日の震災を受けて、今年度、地域防災計画の見直しがおこなわれています。また、災害が起きた時に緊急にやらなければならない業務、災害時でも続けなければならない通常業務などの整理を行い、災害の下で対応できる職員数の想定をする「業務継続計画」の策定も進めています。

まだ、大枠が定められる段階で、個別課題で改善しなければならないことは、いよいよこれから取り組むという段階です。そうはいっても、東京にもいつ大地震が来るかもしれないと言われているわけですから、できる限り早急に取り組む必要があります。

そこで、今回は、民間に任せている区立施設で災害時にどう対応するかを質問しました。これもまた、細かなマニュアルの確認や訓練などはこれからのようです。


たとえば、私は大泉に事務所を置いて活動しているので、大泉の地域の具体例をあげてみましょう。
駅前の「ゆめりあホール」も区立ですが、指定管理者が管理運営をしています。

もし、ゆめりあホールで演奏会などが行われている最中に大地震が起きた場合、お客さんはそこにとどまって安全の確保をするべきか、あるいは近くの大泉小学校に避難すべきか。
駅近くの施設なので、帰宅困難の人がやってくるかもしれません。そのとき、どう対応するか。

お客さん対応、帰宅困難者対応などをいつまでやって、どの段階でホールを閉鎖するのか。

こういったことを、運営を任されている業者がすべて現場で判断するというのはとても大変なことです。

あらかじめ想定できる対応について定めておくこと、困った時の連絡体制などを確立していく必要があります。

-------------(以下、質問の要約)------------

(かとうぎ桜子)
指定管理者制度運用経費に関連して伺います。

災害対策のことを伺います。
今、区の地域防災計画や業務継続計画の中で区として災害時にどう対応していくか、職員体制のことなど検討されているかと思います。

実際に地震などが起きたときに、区立施設に区民の方がいらっしゃって、その場にとどまった方が安全なのか、避難拠点に移動すべきかなど、臨機応変に対応しなければいけない部分がたくさん出てくるかと思います。
その際に、指定管理者が運営している施設について、災害時の対応はどのように整理をされているのか、伺いたいと思います。

(震災対策担当課長) 
指定管理事業者との間に基本協定を結んでいまして、災害時への対応について明記しています。
まず一つに練馬区の地域防災計画を遵守すること。
そして、区の指示に従うことがまず一つ掲げています。

二つ目にこれは緊急時であらゆることが想定されますけれども、緊急時に備えましてマニュアルの整備をすることで対応を図っている状況です。

(かとうぎ桜子)
災害が起きたときには、電話などの連絡などもとりにくいことも課題としてあるわけです。
その中でどこまで指定管理を受けている方々がその場で区に連絡をして対応をしなければいけないのか。どこからは指定管理の裁量でできるのか。また、いつまでその施設をあけておくべきなのかについてはまだ整理されていないことかと思いましたが、今後のお考えをお聞かせください。

(震災対策担当課長) 
指定管理施設といいましても、区の施設として、同じ区立施設と同様に災害時への対応が必要になってくると考えています。
そういう意味では、この事業者の社員がマニュアルに沿って実効性のある対応を図らなくてはいけないことは、区の職員と同じレベル、いわゆる区のマニュアルと同じレべルでの対応は最低限必要と考えています。
そのためには施設内の訓練を初めとして、区の総合訓練への参加といったところで危機管理の意識の啓発、あるいは災害時の対応の充実を図ってまいりたいと考えています。

(かとうぎ桜子)
指定管理や民間委託がどんどん進んでいる中の課題として、やはりこういった緊急時の対応も大きな課題かと思いますので、まずは改善を図ってそのことをぜひご報告いただきたいと思います。
 

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プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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