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がん検診の啓発について(予算質問⑦)

(かとうぎ桜子
がん検診費と健康教育経費に関連して伺いたいと思います。
がん検診の受診率の資料をいただきましたけれども、やはりなかなか受診率が上がらない。この低い受診率を区としてはどうとらえて、どう対策をとっていくか、お考えをお聞かせください。   
                      
(健康推進課長) 
がん検診の受診率の目標は、50%という目標を掲げています。
一方、健診受診率については、10%程度から一番高いがんについても20%程度、20%を少々超える程度、こういう大変低い受診率にとどまっているところ、残念な結果です。

これを受けて、対策ということですが、まず一つは、検診につながるようにできるだけわかりやすい受診の案内をするということで1点と思っています。
それで今年もそうなのですけれども、改善をしつつありまして、改善の結果によりまして、数%ずつ上がりつつあるという状況もまた見られております。

また、もう一つは、個別の勧奨をするというのがやはり大変大切なことと思っています。一般のご案内ではなくて、特定の選ばれた方を対象に、特別な勧奨をするということによりまして効果が上がる。地道ではありますけれども、こうしたことを通じて50%の目標をできるだけ早期に達成したいと考えているところです。

(かとうぎ桜子) 
一般的な啓発だと自分には関係ないことと思ってしまいがちな部分もあると思いますので、ぜひ工夫をしていただきたいと思います。
子宮がんに関しては、20歳代から対象になって、30歳以降増えていくということですけれども、ちょうど私、30代以上50代ぐらいまでの友人知人とお話をしておりましたら、比較的、婦人科系のトラブルを抱えていらっしやる方は、実は結構多いのだなということを最近、改めて感じております。

子宮頚がんの検診を受けて、精密検査を受けた方がいいと言われた経験があるという方とか、子宮筋腫があるという方であるとか、さまざまトラブルをお持ちでいるのですけれども、そういった方々、自分で自分の体調のことに気づいている方というのは、本当に受診率を見ると2割なわけで、残りの8割の方は実は自覚症状がないだけかもしれないというところがすごく私は心配なところだと思っています。

今、啓発されている内容、資料で拝見しておりますと、「早期発見で早期の治療が可能である」とか、「初期のがんは自覚症状がないので検診を受けてください」とか、「だれでもがんにはなり得る」ということを啓発されているわけですけれども、それは皆さん頭で理解していても、なかなかそうはいっても「自分はならないだろう」と思ってしまう部分もあるのかとも感じます。
これは子宮がんにかかわらず、ほかのがんも同様ですけれども、やはりただ、実際がんになった方をお聞きすると、子宮の場合だと子宮を摘出しなければいけないということがあったり、大変なときには、妊婦健診のときに気づいて母子の命の危険ということもあったり、本当に大きなリスクがあるわけです。

ですので、一般的な「早期発見につなげましょう」ということだけではなくて、発見がおくれた場合にどんなリスクがあるのかということも含めて啓発を図っていく必要があるのではないかと思いますが、お考えをお聞かせください。      

(健康推進課長) 
啓発の方法としまして、事例のご紹介と言いましょうか、そういったリスクのご紹介といったご提案です。
なかなか取り上げ方によっては難しいところもあるうかとは思っていますけれども、わかりやすい例という意味では今ご紹介いただいたような方法というものもあろうかと思っています。今後、検討していきたいと思ってございます。

それから、先ほどお話ありましたように、20歳以上のがん検診で受けられるのは子宮がんが唯一ということもございますので、こういった若年層に対する対策という意味でも積極的に取り組んでいきたいと思っております。

(かとうぎ桜子)
やはり特に若い世代だと、健康の問題はまだ大丈夫かなと思ってしまう部分もあると思いますので、ぜひさらに進めていっていただければと思います。

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実際、病気になってご苦労されている方もいるので、その体験をどう生かすかという点は、とてもデリケートな部分だとは思いますが、でも病気になってから「こんなはずじゃなかった」と思うことを極力避けるために、正しい知識を持つことが大切だと思います。

また、今回の質問では触れませんでしたが、子宮がん検診を受ける場合、「細胞診」というものがあります。これは、子宮頸部まで器具を入れて細胞をこすりとるように取って検査をするものです。

だから、子宮がん検診は「まだ自分は大丈夫」と思うということ以外に、心身の負担が大きいためにできれば受けたくないという気持ちもあるかと思います。

しかし、異常や病気になったことが発見できなければ、後々より多くの負担がありますので、ぜひ皆さんも受診しましょう。

ひとつには、女医さんが対応してくれる婦人科を探すという方法があるかと思います。
また、男性のお医者さんであっても、病院の理念が「女性の心も大切にする」というところであれば大丈夫な場合が多いように思います。

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プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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