Entries

4月の区政報告会

4月27日(金)夜7時~8時30分まで、大泉学園駅南口近くにある勤労福祉会館で区政報告会をおこないました。

連休前の金曜日の夜、また雨であったにもかかわらず多くのご参加をいただきました。

当日はまず、パワーポイントの資料を用いて、私から第1回定例会で議題になった内容や予算委員会で私が指摘した課題のご紹介をしました。(資料はこちらからご覧ください)

DSC01238.jpg


次に、参加者のみなさんに、ひとり1分を目安に自己紹介をしていただきました。
話さずに聞いていたいという人はパスもOK。
政治と聞いてイメージすること、期待すること、失望すること。そして区政についてもう少し詳しく聞いてみたい内容は何か。


タイムキーパー係はうさぎのウサコさん(豊島園・トイザらス生まれ、399円)です。

usako.jpg

1分の時間がたつとウサコさんがキュウと鳴いて知らせます(ちなみに時間をはかるのもウサコを鳴かせるのも人間による手動ですが)。
参加者のみなさんは、ひどく真剣な面持ちでウサコさんをみつめていました・・・(^^;


多くの参加者の方がご発言くださいましたが、たとえば次のような意見が出ました。

・限られた人の意見だけを聞くのではなくて、幅広く聞き、現場を見て物事を判断してほしい。

・病院の問題や区立施設で検査済み証がなかった問題では、区民の当たり前の感覚から離れた対応がされているように感じる。

・議会を見に行きたいと思うが、平日の昼間では行かれないので、夜間や土日にもやって欲しい。

・自分が大泉に住み始めた何十年も前は、道路も整備されておらず、泥を跳ね上げながら米軍の戦車が走っていて、住民みんなが困っていた。そういう困りごとが今はないので、区政の課題が見えにくい。

・テレビで国政のことを見ると、なんだか喧嘩ばかりしていて、何をやっているんだろうという不信感を持つ。

・メディアで言っていることじたいが本当のことが少ないように感じて、何を信じていいのか分からない。

などです。

DSC01243.jpg


お話をうかがって感じたのは、
ご家族に子どもや高齢者、障害のある人などがいて、区の施策を身近に感じる人は具体的な課題を感じているけれど、そうでなければテレビでやる国政をイメージすることが多いし、国政についても政策についての報道よりも政争が中心で自分の生活に関連する問題だと思えないことが多いようです。でも報道されていないだけで、実は色々な問題が起きています。

例えば福祉に限っていえば、民主党政権が廃止すると言っていた障害者自立支援法は廃止せずに改正で済ませようという形に矮小化されてしまったし、介護保険もこの4月から変わったし、子育てに関する法案が今の国会に出されています。
良くなるよりも悪くなる部分も多いのですが、いずれにしても国レベルでさまざまな政策の動きがあるのに、一般的にはほとんど報道されません。それはメディアの問題点だと思いますが、メディアにのらないたくさんの課題を一個人が追うのはとても大変なので、色々なテーマの勉強会をやるのも私の役割だと思っています。


区政で、目に見える課題は分かりやすいけど、今起きている問題の多くは目に見えない問題だから、認識を共有するのが難しいということもあると思います。
参加者の方が発言してくださったように、道路が悪くて被害があれば、それはだれの目にも見えるから、地域が一丸となって課題解決にあたることができます。
でも、たとえば孤独死の問題などは死にいたるまでは目に見える課題ではないから、まず共通認識を持つことが困難であるという難しさを改めて感じました。
これもまた、客観的な指標を用いながら皆さんにお伝えしていくことが、私の役割であるだろうと思います。


議会改革に関しては、議員全員で話し合いながら進めていくものなので、私の思いだけで進むものではありませんが、たとえば休日・夜間に開催してみるべきではないか、現在おこなっていない傍聴者への資料配布をすべきではないか、また異なる立場にある議員が一緒に区政報告会を開けたら区政の課題が立体的に見えておもしろいのではないかな、とも思います。


区政報告会の後半では、参加者のみなさんが「もう少し詳しく聞いてみたい」とおっしゃったものの中で多数を占めていた、「大泉学園駅北口の再開発」のことと「障害児への支援」について少し詳しくご説明しました。

特に大泉学園駅北口の再開発については、賛否がどうというよりも、今、なにがどう動いているかを知らないからまずは事実関係を聞かせてほしいという方が多かったです。


上にリンクしたパワーポイントの資料を見ていただくと分かるように、区政には本当にたくさんの課題があります。何か動きがあるたびに区報やホームページなどでお知らせされていますが、それをしっかり読み込んで現状を理解するというだけでも、忙しい区民のみなさんにはとても大変なことだと分かります。


区政報告会ではまず、基本的な情報を共有したうえで意見交換をする必要があるなと思いましたが、情報を得たその場で意見交換をしていくというのもなかなか困難なものでもあると思います。理想的には、数回にわたって同じ参加者が集まる意見交換会ができるのが良いのかもしれません。(ただ現実的には難しいかとも思います。)

情報に差がある状態で会を進めると、議員はともすれば、議員としての考えを言うのではなくて、行政が出している情報をそのまま区民のみなさんに伝えるだけの「行政の広報係」で終わってしまう危険性も感じました。

そういうわけで、テーマを定めないで幅広く行う区政報告会というのは、とても難しいなといつも感じています。

次回はあらかじめ、「今、区政について特にどんなことが気になりますか?」というアンケートもあわせてやろうかな、などと考えているところです。
試行錯誤しながら、少しずつ良い会にできればと思っていますので、ぜひご参加ください。

1件のコメント

[C414]

 国政については現在行われていることは「政治」ではなく、「政局」ですね。マスコミもどうも「政局」が好きなようです。また全般に言えるのですが、思考が停止しているかのようです。時代は変化していると言いながら、いつまでも古い自民党と旧社会党を引きずった発想!!経済の高度成長期のときのままの発想!!議員自身もマスコミも。時代は変わったと言ってるのは口先だけで感覚は古いまま。若い世代の議員もその影響を受けている人はアウトでしょう。子供じみた「議論」だけをして肝心の物事が進まない。これでは遅かれ早かれ、みんなの党や維新の会etcが出てくるのは当然でしょう。
区政についても議会を夜間や休日に開く、これも時代の流れとして当然ですね。練馬区も金が「左うちわ」ということではないでしょうから、「聖域」を設けずに常にあらゆるところを見直すことが大事ですね。みんな「お金」が大事なんですから、有権者も「区のお金」を厳しく見ることが必要です。多少の「痛み」も我慢するところは我慢することです。

コメントの投稿

新規

投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

桜子のツイッター

プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

カレンダー

11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

過去ログ