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私の病気体験談:まとめと余談
昨年11月に、たまたま受けた子宮頸がん検診で、がんが見つかり、3月に治療をしたプロセスを複数回にわたってブログに紹介してきました。
それは、
・比較的初期のものであったとしても、がんになったときにどんな治療のプロセスを経て、どんな不安を感じるのかを具体的にご報告することによって、少しでも多くの方ががん検診を受けようと考えてくれたらということ。
・今後、「子宮頸がんの疑い」と言われた人が治療を始めるにあたって、どんなことがあるのか不安にお感じになった時に、少しでも参考になればということ。
そんな思いから、かなり細部にわたって書きました。
改めて書きますと、私は子宮頸がんの中でも比較的治療の難しい腺がんと言われましたが、円錐切除という一部切除の手術をした結果、今のところ上皮内にがんが収まり、広がっていないことが分かって、ひとまず円錐切除のみで治療が完了しています。今後は、再発がないかの検査を定期的に受けますが、服薬などの必要は今のところ言われていない、という状態です。
今後、私の体験談をご覧いただくときに分かりやすいように、以下に目次のようなものをつけておきます。
①病名を公表した最初のブログはこちら
②子宮頸がんの基礎知識についてはこちら
③2011年11月~12月、検診から精密検査に行くことになった時のことはこちら
④2012年1月~2月、入院前の通院の時のことはこちら
⑤2012年3月13日 入院前日のことはこちら
⑥2012年3月14日、入院1日目のことはこちら
⑦2012年3月15日、入院2日目(手術の日)のことはこちら
⑧2012年3月16日、入院3日目のことはこちら
⑨2012年3月17日、退院の日とその後数日間の経過のことはこちら
⑩手術後の出血のことなどはこちら
⑪仕事のことや保険のことはこちら
⑫病気になってみて気持ちの面で感じたことはこちら
最後に余談ですが、私が最初にがんであることを言われたときに、一番心配だったのが猫のことでした(^^;
子宮頸がんは比較的治りやすいと思っていたので、そんなに自分の身体のことは心配していなかったのです。(のちに、治りにくいがんかもしれないと言われて衝撃を受けましたが・・・。)
4日間の入院の間、猫は父に見てもらっていました。
入院前日から退院の翌日まで、父が私の家に来てくれていました。
はじめて父が来た時には、猫はひどく驚いて、腰が引けた状態でそーっと父に近づき様子を見に行っていました。
少し父に近づいて見てくることができると、猫は私の足元に走って戻ってきて、「変なおじさんがいるの、見てきたよ!」と満足げにのどをゴロゴロ言わせていました。
この日は猫はずっと私の足にくっついて様子をうかがっているようだったので、私がいない間大丈夫だろうかと心配しました。
でも、彼女はなかなかのお調子者で、私の留守中にごはんをくれる私の父に、そこそこなついて、お腹を見せてやったりしていたそうです。

(私の入院中に、父が撮った写真)
ところが、私が退院して家に戻ったあとに父が仕事から帰ってきたら、「だれ、このおじさん!」というひどく驚いた顔をしていました・・・
父は、「ふたりでいたときには仲良くしてたのに、ひどいや」と落胆して帰って行きました。
猫というのは、ずいぶん勝手なものです。
それからしばらくは、玄関のほうで物音がすると「またおじさん来たの?」と警戒する様子を見せていた猫ですが、最近はようやく落ち着いたようです。
それは、
・比較的初期のものであったとしても、がんになったときにどんな治療のプロセスを経て、どんな不安を感じるのかを具体的にご報告することによって、少しでも多くの方ががん検診を受けようと考えてくれたらということ。
・今後、「子宮頸がんの疑い」と言われた人が治療を始めるにあたって、どんなことがあるのか不安にお感じになった時に、少しでも参考になればということ。
そんな思いから、かなり細部にわたって書きました。
改めて書きますと、私は子宮頸がんの中でも比較的治療の難しい腺がんと言われましたが、円錐切除という一部切除の手術をした結果、今のところ上皮内にがんが収まり、広がっていないことが分かって、ひとまず円錐切除のみで治療が完了しています。今後は、再発がないかの検査を定期的に受けますが、服薬などの必要は今のところ言われていない、という状態です。
今後、私の体験談をご覧いただくときに分かりやすいように、以下に目次のようなものをつけておきます。
①病名を公表した最初のブログはこちら
②子宮頸がんの基礎知識についてはこちら
③2011年11月~12月、検診から精密検査に行くことになった時のことはこちら
④2012年1月~2月、入院前の通院の時のことはこちら
⑤2012年3月13日 入院前日のことはこちら
⑥2012年3月14日、入院1日目のことはこちら
⑦2012年3月15日、入院2日目(手術の日)のことはこちら
⑧2012年3月16日、入院3日目のことはこちら
⑨2012年3月17日、退院の日とその後数日間の経過のことはこちら
⑩手術後の出血のことなどはこちら
⑪仕事のことや保険のことはこちら
⑫病気になってみて気持ちの面で感じたことはこちら
最後に余談ですが、私が最初にがんであることを言われたときに、一番心配だったのが猫のことでした(^^;
子宮頸がんは比較的治りやすいと思っていたので、そんなに自分の身体のことは心配していなかったのです。(のちに、治りにくいがんかもしれないと言われて衝撃を受けましたが・・・。)
4日間の入院の間、猫は父に見てもらっていました。
入院前日から退院の翌日まで、父が私の家に来てくれていました。
はじめて父が来た時には、猫はひどく驚いて、腰が引けた状態でそーっと父に近づき様子を見に行っていました。
少し父に近づいて見てくることができると、猫は私の足元に走って戻ってきて、「変なおじさんがいるの、見てきたよ!」と満足げにのどをゴロゴロ言わせていました。
この日は猫はずっと私の足にくっついて様子をうかがっているようだったので、私がいない間大丈夫だろうかと心配しました。
でも、彼女はなかなかのお調子者で、私の留守中にごはんをくれる私の父に、そこそこなついて、お腹を見せてやったりしていたそうです。

(私の入院中に、父が撮った写真)
ところが、私が退院して家に戻ったあとに父が仕事から帰ってきたら、「だれ、このおじさん!」というひどく驚いた顔をしていました・・・

父は、「ふたりでいたときには仲良くしてたのに、ひどいや」と落胆して帰って行きました。
猫というのは、ずいぶん勝手なものです。
それからしばらくは、玄関のほうで物音がすると「またおじさん来たの?」と警戒する様子を見せていた猫ですが、最近はようやく落ち着いたようです。
- 2012-05-05
- カテゴリ : 未分類
- コメント : 1
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1件のコメント
[C413] 知らないおじさん
- 2012-05-06
- 編集
だったら、ふたりきりで過ごしたあの3日間は何だったの? とわたしは思うのです。