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東日本大震災で被災されて練馬区で暮らしている方への支援(決算の質問③)
今でも練馬区内には、東日本大震災で被災して避難してきて暮らしている方がいらっしゃいます。
しかし残念ながら練馬区は、その人たちに対してさまざまな手続きなどのご案内を郵送するという支援にとどまっています。もっと積極的なサポートをすべきではないでしょうか。
昨年の震災が起きた直後、練馬区は光が丘の小学校跡施設の体育館を避難所として開放しました。ほかの自治体等もやっているから同じようにやっている、という独自性のない姿勢に見えて、私は疑問に感じたものですが、その後も独自性のない対応のまま、支援が終息しようとしているのは残念です。
その点、以下のように指摘しました。
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(かとうぎ桜子)
東日本大震災対策経費について伺います。資料をいただきましたら、9月1日現在で東日本大震災の被災地から避難してこられた方が164世帯、438人いらっしゃるということですけれども、現在この人たちについて、どのような支援をしているのかをお聞かせください。
(防災課長)
お話のありましたとおり、現在164世帯の方々が練馬区内に避難をされているわけですけれども、基本的には生活に関する情報、健康ですとか税務、就労といった形の情報の提供、あるいは各種イベントへの案内、あるいは招待、また区の広聴窓口に生活相談窓口も設置して相談を受けているといった状況です。
(かとうぎ桜子)
基本的にはイベントのお知らせであるとか、相談窓口がどこにあるというお知らせであるとか、事務的な手続のお知らせといったものを、郵送でお渡ししているという形だと思いますけれども、やはり郵送でご案内するだけではなくて、実際にどこかに参加されたときに、避難されてきた方同士が交流をして、新たに仲間をつくるということであるとか、みんなで相談をし合えるような、困り事の対応ということも必要ではないかと思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。
(防災課長)
区としましては、今申し上げたような支援をこれまでもしておりましたし、これからもより丁寧な情報提供、あるいはイベントへの積極的な参加といったものを促していければと考えております。
また一方で、社会福祉協議会でも孤立化の防止事業ということで、戸別訪問あるいは電話連絡といったことも行なっております。その中でさらには移動のサロンといった形で避難者同士が触れ合えるような場所も用意しているということです。
(かとうぎ桜子)
社会福祉協議会でいろんな対応をされているということですが、実際どのぐらいの方が参加していらっしゃるのか、どのような状況なのかということをお聞きになっているでしょうか。
(防災課長)
戸別訪問に関しては、8月の段階ですけれども、69世帯143人の方について、戸別訪問を実施したと聞いているところです。
また、今年の3月にとしまえんを使いまして、サロンという形で事業を実施したとも聞いておりますが、そのときには8世帯、24人の方が参加されたと聞いております。
(かとうぎ桜子)
区としてのかかわりが、基本的にはいろいろなお知らせを郵送するというところであるということでしたけれども、ぜひ社会福祉協議会の取り組みについて、そこから見えてきた課題の中で、区としてサポートできる部分がないのかどうか、しっかり検証していっていただきたいと思います。
しかし残念ながら練馬区は、その人たちに対してさまざまな手続きなどのご案内を郵送するという支援にとどまっています。もっと積極的なサポートをすべきではないでしょうか。
昨年の震災が起きた直後、練馬区は光が丘の小学校跡施設の体育館を避難所として開放しました。ほかの自治体等もやっているから同じようにやっている、という独自性のない姿勢に見えて、私は疑問に感じたものですが、その後も独自性のない対応のまま、支援が終息しようとしているのは残念です。
その点、以下のように指摘しました。
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(かとうぎ桜子)
東日本大震災対策経費について伺います。資料をいただきましたら、9月1日現在で東日本大震災の被災地から避難してこられた方が164世帯、438人いらっしゃるということですけれども、現在この人たちについて、どのような支援をしているのかをお聞かせください。
(防災課長)
お話のありましたとおり、現在164世帯の方々が練馬区内に避難をされているわけですけれども、基本的には生活に関する情報、健康ですとか税務、就労といった形の情報の提供、あるいは各種イベントへの案内、あるいは招待、また区の広聴窓口に生活相談窓口も設置して相談を受けているといった状況です。
(かとうぎ桜子)
基本的にはイベントのお知らせであるとか、相談窓口がどこにあるというお知らせであるとか、事務的な手続のお知らせといったものを、郵送でお渡ししているという形だと思いますけれども、やはり郵送でご案内するだけではなくて、実際にどこかに参加されたときに、避難されてきた方同士が交流をして、新たに仲間をつくるということであるとか、みんなで相談をし合えるような、困り事の対応ということも必要ではないかと思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。
(防災課長)
区としましては、今申し上げたような支援をこれまでもしておりましたし、これからもより丁寧な情報提供、あるいはイベントへの積極的な参加といったものを促していければと考えております。
また一方で、社会福祉協議会でも孤立化の防止事業ということで、戸別訪問あるいは電話連絡といったことも行なっております。その中でさらには移動のサロンといった形で避難者同士が触れ合えるような場所も用意しているということです。
(かとうぎ桜子)
社会福祉協議会でいろんな対応をされているということですが、実際どのぐらいの方が参加していらっしゃるのか、どのような状況なのかということをお聞きになっているでしょうか。
(防災課長)
戸別訪問に関しては、8月の段階ですけれども、69世帯143人の方について、戸別訪問を実施したと聞いているところです。
また、今年の3月にとしまえんを使いまして、サロンという形で事業を実施したとも聞いておりますが、そのときには8世帯、24人の方が参加されたと聞いております。
(かとうぎ桜子)
区としてのかかわりが、基本的にはいろいろなお知らせを郵送するというところであるということでしたけれども、ぜひ社会福祉協議会の取り組みについて、そこから見えてきた課題の中で、区としてサポートできる部分がないのかどうか、しっかり検証していっていただきたいと思います。
- 2012-10-04
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