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決算での質問④ 災害時の福祉避難所

災害が起きた時、障害のある方やケアの必要な高齢者など、一般の避難所での避難生活が困難な方への特別な支援が必要ですが、練馬区はその体制整備がなかなか進みません。6月の議会でも指摘したところですが(詳しくはこちら)その後もなかなか進まないので、今回も改めて指摘しました。

質問時間の時間切れで、短い質問しかできませんでしたが、いつまでにマニュアルの整備や職員体制、受け入れ体制の確認を進めるかなど、期限を明言されなかったのが残念です。

「福祉避難所は二次避難所なので」という答弁があるので、もしかしたら、災害が起こって数日たって一定落ち着いた段階で考えていけば良い、という気持ちがあるのでしょうか。
でも、いざ災害が起これば、すべての人の命を守るという最低限のことから始めざるを得ず、あわせて連絡体制も平時と比べて十分には取れない状況になるでしょう。
その分、本来個別のケアが必要な人が苦労をしてしまうことになります。それを少しでも軽減するためには今のうちの備えが急務です。担当者には危機感を持って取り組んでいただきたいと思います。

(かとうぎ桜子)
次に、福祉避難所について伺います。

福祉避難所については、今まで何度も質問していますけれども、先日、9月8日の震災訓練の際にも、2か所の福祉避難所で訓練をされたと伺いました。そこで、どのような課題が見えてきたのかをお聞かせください。

(福祉部経営課長)
このたび9月8日の訓練に合わせまして、福祉避難所の訓練を2か所で行いました。
大泉デイサービスセンターについては、避難者の移送というところで特化した訓練を行いました。

また、大泉学園町福祉園では、福祉避難所の立ち上げおよび要援護者の移送訓練ということで行ったところです。特に福祉園につきましては、避難所立ち上げに関わる職員と、実際に避難拠点である学校からの移送ということで、職員の体制が必ずしも十分ではない中、どうやって避難所の立ち上げと、要援護者の方の移送をしっかりやっていくかということも、課題として浮き上がってきたところだと把握しています。

今後も、こうした訓練を繰り返す中で、福祉避難所の運営について、詳細を詰めていきたいと考えています。

(かとうぎ桜子)
私も、この2か所の訓練のうちの1か所を見学させていただいて、その後、地域の避難拠点の訓練も見学させていただいたのですけれども、改めていくつかの課題を感じました。

それは、福祉避難所でまだマニュアルづくりとか、定期的な訓練実施といったこと、基本的な整備がまだまだ行われていないという一方で、地域の避難拠点では、いざ災害が起これば、全般的な災害対応に追われて、なかなか障害のある人等へのきめ細かな対応までは、物理的に難しいのではないかという点です。そうなったときに一番困るのは、障害のある当事者の方ですので、早急な整備をしていただきたいと思います。

まず、一般の避難拠点ではなく、福祉避難所に行くのが適している対象者は、どのような基準で決定するのでしょうか。医療で進められているトリアージのように、一定の目安がなければ、混乱してしまうのではないかと思いますけれども、お考えをお聞かせください。

hukush.jpg
(見学に行った福祉避難所。備蓄品を出して置いてあった。)

(福祉部経営課長)
実際には、まず福祉避難所は二次避難所と、私どもは考えていますので、小中学校の避難拠点に行っていただくところが、まず第一かと思います。

そのうえで、小中学校の避難拠点では、日々の生活に支障が出る方を福祉避難所への移送ということで考えています。現在、詳細な基準というところは、まだまだ未整備のところはございますが、当面私どもとしましては、要介護度が3から5の重い方、また身体障害者手帳をお持ちの方等、学校での避難生活に支障が出るであろうと思われる方を、福祉避難所の対象ということで考えています。

 今後、どういう方を対象としていくかについては、さらに検討していきたいと考えているところです。

huku2s.jpg
(福祉避難所の訓練で、ひとりひとりのスペースとして想定して設置されている空間)

(かとうぎ桜子)
ほかにも、例えば避難拠点から福祉避難所に搬送するのは誰なのかということとか、あと36か所の福祉避難所がありますけれども、どこの避難所がどこの避難拠点の担当になるのかなど、すごくまだまだ考えていかなければいけない課題があるかと思います。

また、36か所の場所についても、例えば、学園町九丁目には、二つの福祉施設が福祉避難所として指定されている一方で、空白になっている地域もあります。数を増やす検討も必要かと思います。
震災が起きてからでは対応できないと思いますので、早急な取り組みを進めていただきたいと思いますが、どう取り組まれるか、大まかな行程をお聞かせください。

hukush3.jpg
(福祉避難所の訓練で発電機を使って、吸引器が動くかどうかを試行)

(福祉部経営課長)
福祉避難所、現在36か所ございますが、必ずしも練馬区内に均等に配置されているわけではございません。また、各施設、状況がございますので、どの福祉避難所を即時に開設できるかということも課題だと認識しています。今後、引き続き検討してまいります。

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プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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