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2013年度決算での質問② DVについて

一般質問で、デートDVも含むDV問題について質問しましたが(こちら)、決算の質疑の中でもさらに聞きましたので、今回はそのご報告を書きます。

デートDVについては、当事者となり得る若い世代の方々に対しての啓発が必要であることを指摘しました。質疑で第4ブロックの例を挙げていますが、第4ブロックに入っているのは5区で、「3区がすでにとりくみ、1区が予定している」とのことなので、まだとりくめていないのは練馬区だけということです。

またDV問題について警察や行政、保護施設が連携する会議が持たれているのですが、回数の少ない会議なので、もっと充実させて参加者みんなが問題意識を共有し連携できる体制づくりが必要だと言いました。

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(かとうぎ桜子)
次に、人権啓発の中でも、今度はデートDVに関する啓発について伺いたいと思います。
デートDVに関する啓発について、一般質問では、第4ブロック(注※中野区・杉並区・豊島区・板橋区・練馬区)の地域を中心に、他区の取り組み状況などの把握に努めていますと答弁されていましたけれども、具体的にほかの区の状況は、どのような内容なのかを少しご紹介いただければと思います。

(人権・男女共同参画課長)
ほかの自治体の取り組み状況です。第4ブロックにつきましてご説明をいたします。
デートDVに関する講座につきましては、既に実施している区が3区ということです。また、平成26年度に実施を予定しております区が1区ございます。
また、区内の大学と連携し、デートDV等の予防に関するパネル展、これを開いていく区も2区ございました。
また、大学生、高校生、中学生など、学生・生徒を対象に講座を行っている区が3区ほどございます。

(かとうぎ桜子)
学校などと連携しながら、実際に若い世代の方に対して、デートDVの問題を啓発する活動を、ほかの区ではなさっているということかと思いますけれども、練馬区としてはどのよう取り組んでいらっしゃるのか、お聞かせいただけますか。

(人権・男女共同参画課長)
まず、他区の状況をよく踏まえまして取り組んでいくという姿勢が大切だと思っております。ただ、そのうえで、区としてどのように主体的に取り組んでいくか、これを考える必要があると思っております。

区としましては、例えば、デートDVは、人によっては、まだまだなじみが薄い言葉だと思っております。これにつきましていかに関心を持っていただくか、あるいは、浸透させるかが課題になっていると思っております。
例えば、今後は大学や高校に出向きまして、デートDVの防止の大切さをわかりやすく、また簡潔に説明する事業を検討するなど、取り組みをしていきたいと思っております。

(かとうぎ桜子)
今の答弁だと、まだ実際には、なかなか取り組めていないということなのかと思ったのですけれども、それでいいのでしょうか。それから、啓発の仕方は、さまざまに工夫していただきたいと思います。
中学校、高校へ働きかけることもやっていただきたいと思いますし、それから、例えば成人式の場でブースを設けて啓発の場をつくるとか、それから、子どもだけではなくて、PTAに知っていただくという機会も考えていく必要があるのではないかと思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。

(人権・男女共同参画課長)
区民の皆様に浸透させていくためには、地域にお住まいの、例えば、いろいろなお仕事をされていると思いますけれども、そういう方々ですね、各層に働きかけていく必要があると思っております。周知の仕方を工夫しながら、啓発に努めていきたいと思っております。

(かとうぎ桜子)
ぜひ、具体的にどういった例えば講座ができるのかとか、そういったプログラムなども示しながら、いろいろな方に働きかけて啓発を実施していただければと思います。

それから、人権男女共同参画費に関連して質問したいと思います。第三次練馬区男女共同参画計画実施細目に、配偶者暴力に関する関係機関との連携強化という項目があります。具体的に他機関との連携はどのように行っているのか、お聞かせください。

(人権・男女共同参画課長)
連携につきましては、配偶者等暴力防止関係機関連絡会議を設置しておりまして、警察など関係機関と連携を強めまして、被害防止、被害者の保護、自立支援を図るために会議を開いております。

(かとうぎ桜子)
連携をしていく会議をやっていらっしゃるということですけれども、会議に参加されているメンバーとして、行政の関連の担当課のほか、警察であるとか、保護施設の職員の方などが参加されていると伺いました。

行政や警察の場合、担当者の異動があって、DVの支援に具体的にどのような対応が必要とされるかなど、知識に差がある部分もあるのではないかと思います。そういう意味では、担当者の異動があるたびに、会議のメンバーである保護施設の職員から、被害者を取り巻く最近の状況や課題をお話しいただくなど、問題意識の共有を図る必要があると思いますけれども、その点はどのように取り組まれているか、お聞かせください。

(人権・男女共同参画課長)
ただいま連絡会議を開催しているというお話をしました。実際には、その下に相談業務を、例えば実務を担当する職員で構成されます専門委員会、また、検討部会を設置しております。

平成25年度は専門委員会を1回、検討委員会を2回、さらに、検討部会にPTを設けまして、このPTが3回会議を開いております。全ての会議を合わせますと7回。7回というのは連絡会議も含めてですが、年間やっております。この会議の中で、具体的な事例に基づく情報交換や、また、本年度5月に開設しました配偶者暴力相談支援センタ―の詳細について詰めていったところです。

今後も会議体を有効に活用しまして、また、さまざまな課題を検討しまして、課題解決に向かって進めていきたいと思っております。

(かとうぎ桜子)
ぜひ、特に直接当事者の方と関わる支援の現場にいらっしゃる方からご意見を聞きながら、連携の仕方については、さらに工夫をして進めていただければと思います。

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プロフィール

かとうぎ桜子

Author:かとうぎ桜子
1980年生まれ。

保育士、ヘルパー2級、社会福祉士の資格を使って福祉の仕事をしてきました。
制度だけでは一人ひとりが安心して生活するまちを作るには不十分だと考え、誰もが安心できるまちのしくみ作りをしていきたいと考えています。

2007年4月の統一地方選で練馬区議会議員に初当選。

2010年3月、「市民参加と公共性―保育園民営化を契機として」と題する修士論文を書き、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科を修了。

2011年4月 無所属で2期目に当選。

2011年末に子宮頸がんが見つかり、2012年春に円錐切除の手術をしました。その後は今のところ再発もなく元気に仕事しています。
この経験を活かし、がん検診の啓発など健康に関する課題にも取り組んでいこうとしています。

2015年4月、3期目に当選。

会派は市民ふくしフォーラム。

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